【おかえりモネ】1話|百音(清原果耶)嵐の中で誕生!
朝ドラ【おかえりモネ】第1週第1話(初回)が2021年5月17日(月)に放送されました。
第1話はヒロイン・百音(清原果耶)が嵐の中で誕生し、高校卒業後の年齢に成長。森林組合での仕事や主要人物の紹介もされて…
今回は【おかえりモネ】1話について。
【おかえりモネ】の配信情報
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【おかえりモネ】1話の番組内容
1995年9月。宮城県気仙沼市の離島・亀島。台風でひどい雨風の中、永野耕治(内野聖陽)は電話で漁師の及川新次()に連絡。船を出してもらった。妻の亜哉子(鈴木京香)が破水したのだ。昔も今も人は天気に左右される。「モネ」こと永浦百音は嵐の海を渡って産まれ成長した。
2014年5月12日。百音(清原果耶)は、高校卒業を機に、内陸の登米市の新田サヤカ(夏木マリ)の家に下宿している。洗濯物を干した百音は風などを感じて、違和感を覚える。テレビのニュースでは朝岡(西島秀俊)が天気が崩れるから部屋干しがいいと報じていた。
サヤカは祖父・龍己(藤竜也)と旧知の仲で、伊達家家老の子孫と言われる町の実力者。朝から家訓を読み合わせる百音。
百音は森林組合の見習い職員として働き始めている。出勤途中、百音は落としたジャガイモを医師・菅波(坂口健太郎)に拾ってもらった。
森林組合の建物は診療所やカフェまで併設され、小さい子からお年寄りまで「誰でもいつでも来ていいよ」と建てられた場所。建てたのはサヤカ。森林組合は山主さんから依頼されて森林の管理をしたり、木材の加工販売をするところ。皆の山と森を守るのが仕事だ。
父・耕治(内野聖陽)は、家を離れた娘を心配して、百音に電話をよこすが、百音とはなかなか連絡が取れない。
今週末の17日(土)は登米能がある。課長の佐々木()は大はりきりだが、川久保は17日・18日に開催される『生誕76周年記念 石ノ森章太郎原画展』の方が重要だという。来て1ヶ月の百音はどちらもよく知らなかった。
「(娘は)山のことなんて知らないんだから使えなかったら戻してください」耕治はサヤカに電話するが、「知らないなら勉強すればいいでしょ!」と負けないサヤカ。
百音の祖父・龍己(藤竜也)はカキの養殖家。若い頃は遠洋漁業の漁師としてマグロ漁船にも乗っていた。祖母・雅代(竹下景子)は少し前に病気で亡くなった。でも実はカキに生まれ変わっている。
耕治は定期船に乗って銀行へ通勤している。百音の妹・未知()に愚痴ると、「子離れ」を勧められて嘆く耕治。
朝岡が言ったように本当に天気が崩れてきた。サヤカは百音を山へ連れ出す。足を滑らせた百音は家族に「この島を離れたい」と話したころがよぎった。すると、晴れ間が広がり、虹色に光る雲が上空にあった。
「サヤカさん、見て!」百音が声をかけると「ああ。彩雲(さいうん)だよ。見るといいことあるんだ」という。百音は彩雲に見とれ、ほほ笑んだ。(つづく)
【おかえりモネ】1話の感想
新しい朝ドラ、【おかえりモネ】がスタート!
初回の印象は、これから約半年の放送が楽しみになるような明るく、さわやかな作品。それでいて何か主人公が抱えている心理描写もありそうで、深みも期待しています。
海や山のロケの効果もあり、映像的にも緑や青色が映えて、鮮やかでいいですね。東京編になったらスタジオ撮影が多くなるかもしれませんが。
ヒロイン・百音を演じるのは清原果耶さん。朝ドラヒロインを視聴者から待望されてきた女優さんです。ドラマ主演は少ないですが、映画主演・ヒロインは多く、演技力が高い女優さん。
百音は嵐の中で誕生。危うく命の危険があったみたいで、生まれながらにして「天気」に運命を左右されていたのですね。
しかし、あっという間に高校生卒業の年代へ成長。子役パートがないのは本作の特徴ですね。最近では珍しく、『まんぷく』(2018年度後期)以来でしょうか。
彩雲を見上げる清原果耶さんは、本当に透明感があります。毎朝、さわやかな気持ちになれそうで楽しみです。
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当記事画像出典:NHK