【おかえりモネ】16話|未知(蒔田彩珠)の研究と天気
NHK連続テレビ小説・朝ドラ【おかえりモネ】第4週第16話が2021年6月7日(月)に放送されました。
16話は、百音()の妹・未知(蒔田彩珠)の研究が天気予報とかかわりがあるとわかる回で…
今回は【おかえりモネ】16話について。
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【おかえりモネ】16話:番組内容
【おかえりモネ】16話の内容は…
親に黙って仙台の大学から逃げてきた三生()は、しばらく永浦家に滞在することになった。
耕治(内野聖陽)が「金髪ピアス男なんかにいつかれてたまるか!うちは十代の娘2人だぞ!」と怒られる三生。龍己(藤竜也)の手伝いをしながら親にちゃんと言うことを考えろ…と、三生は龍巳のもとへ、
ナレーション:龍己さんは若い頃はマグロ船に乗っていましたが家業の養殖業を継ぎました。栄養が豊富な気仙沼の海はおいしいカキを育てるのにピッタリです。養殖の仕事は手間がかかり 少~し農業と似ています。
温湯処理といってカキの成長を邪魔する付着物や雑菌を取り除く重労働です。おいしいカキを育てるのって本当に大変なんです。
みーちゃんの自由研究もカキがテーマ。でも、ずいぶん本格的。
百音(清原果耶)は妹・未知(蒔田彩珠)を昼ごはんができたと呼びに行く。その小屋はまるで研究室。未知は夏休みの自由研究でカキを赤ちゃんから育てる地場採苗に挑戦していた。いわゆる種ガキを作ろうちとしていた。
ナレーション:龍己さんが育てているこの立派なカキは 卵から気仙沼で大きくなったのではありません。養殖のカキは種ガキという まだ小さなカキを種ガキ生産者さんから毎年購入して自分の養殖場で大きく育てて出荷しているのです。宮城県では石巻と松島が有名な種ガキの産地で、全国の養殖ガキのおよそ8割 宮城県産の種ガキから作られていました。しかし3年前、震災で大きな被害を受けたのです。
百音:(メモを見て)種ガキがなくなったら、日本からカキが消える。(とつぶやく)
未知:自分とごで種ガキから作れたら とりあえずカキが消えるなんて心配はしなくて済むでしょ?
百音:うん…。
家業だけでなく、気仙沼の漁業の未来まで考えて研究に打ち込む妹の姿に百音は圧倒される。さらに、昼飯の場のテレビで、天気予報の時間に。朝岡()がテレビに登場。詳しい関係は言わない百音に…「あー百音はこういう人がタイプか」と突っ込む耕治。「違うよ」と百音。
龍己:これな 天気 西の方から崩れるぞ。
百音:おじいちゃん天気図 分かんの?
龍己:まあ なんぼかな。
百音:勉強したの?
耕治:勉強も何も 漁師にとっちゃ 天気図は競馬新聞みたいなもんだがら。漁場を読むのに 天気がデータになるわげでしょ。
百音は天候を読むことが漁業にとっていかに重要か、次第に分かる。
未知が「おじいちゃん ちょっと来て! 未知:超えた。浮遊幼生 3000いった!」と呼びに来る。
研究室にて。
龍己:おお 随分いるな。
三生:何?何がいんの?
未知:浮遊幼生 カキの赤ちゃん。
百音:へえ~かわいい。
三生:カキも泳ぐんだなあ。
龍己:こいづ 水 何リットルだ?
未知:100リットル。100リットルに3000なら 結構いいと思う。あっ でも触手でてんのが まだ20ぐらいだから来週まで待った方がいいかな。
龍己:いや 西の天気が荒れできてる。来週はこっちも風が強ぐなる。タネが流されっぞ。
未知:う~ん…どうしよう…。
三生:何が始まっての?
百音:私も詳しくは…。
百音もさっぱりわからない。
未知:やっぱり予定どおり 来週までで待とうかな。気温上がりそうだし。
龍己:積算600度で2週間超えてんだろ?明日は気温下がるよ。仮に来週 暑くなっても今度は魚がベイビーちゃん食っちゃうよ。みーちゃん やるなら俺は今日がいいと思う。
未知:う~ん…。
ナレーション:みーちゃんが迷っているのは カキの赤ちゃんをくっつけて育てる原盤を海に入れるタイミングです。
百音:あの…ごめんね あの積算600度って 気温のごど?
未知:海水温。20度以上が積算600度を超えると カキは卵を産むの。そのあと 浮遊幼生が見つかれば 原盤を入れるタイミングってごどになる。
百音:じゃあ…。
未知:でも…気象データでは来週の方が…。
龍己:じゃあ 来週にしたら?
未知:いや 待って。あ~…でもな…。えっ おじいちゃんは今日の方が…。
龍己:いや それは自分で決めろ。
未知:う~ん…。
三生:ガチだな…。
未知:う~ん…。分かった。今日! 今日やる! 原盤入れる!
龍己:よし おい 三生 手伝え。
三生:はい!
龍己:軽トラ 回してくるから。
三生:はい。
ナレーション:お天気には今までだってずっと触れてきたはずなのに 急に目につくようになるから不思議よね。
(つづく)
【おかえりモネ】16話の感想
16話は、ちょっと内容に置いてけぼりになってしまう展開。
何やら、未知(蒔田彩珠)はカキの種を作ろうとしていて、原盤を海に入れるタイミングについて、天気のことで迷っていたようです。
カキの養殖と天気がリンクしてるのは分かるのですが…百音も妹の研究がよくわからないように、私も何をしてるのかよく分かりませんでした。笑
よくよく聞いてみると、おじいちゃんは漁師としての勘(父曰く競馬予想みたいなもの)、しかし未知は気象データをもとに話しているようです。
最後は自分で決めなって言うおじいちゃんの言葉がイイですね。
天気予報は難しく、おそらくどちらも100%ではないのでしょう。だから、自分で決めた方が後悔しない、人のせいにしない…その経験は大事ですよね、きっと。
第4週は、みーちゃんがメイン回になっていくようです。「いつか朝ドラヒロインになる」と評価されている蒔田彩珠さんの演技に注目です!
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画像出典:NHK