【おかえりモネ】98話
朝ドラ【おかえりモネ】20週 98話が2021年9月29日(水)に放送されました。
第98話では、亮()がモネ(清原果耶)の地元帰還を「綺麗事」と発言。
けれど、モネも覚悟を持っている様子で…?!
今回は【おかえりモネ】98話のストーリーと感想について。
【おかえりモネ】98話のストーリー
【おかえりモネ】98話の内容は…
百音(清原果耶)は、遠藤(山寺宏一)から了承を得て、コミュニティFM「はまらいん気仙沼」で天気予報を放送させてもらうこととなった。
百音がBGMに選んだ曲は、懐かしの「アメリカン・パトロール」。百音が吹奏楽部時代に幼なじみと演奏した曲だった。
(回想)中学時代のみんなとの演奏。笑顔でトランペットを吹く百音の姿。
悠人(髙田彪我) から部屋を用意してもらった百音は「ウエザーエキスパーツ気仙沼営業所」と表札のシールを貼った。
コミュニティFM代表の小山(佃典彦)からスケジュールを紹介される百音。ラジオでの気象情報は朝7時、昼12時、夕方17時の3回。百音は朝・夕の2回で詳しく解説することに。(昼はAIアナウンサーだだが、百音が担当してもOK)
意気込む百音だが、小山・ 悠人は苦情を伝える。
・・・地元の天気や防災を細かく延々と話し続ける百音は、「もっと楽しい話題も」とクレームが入っていた。
【解説】東京で水の事故を予報できなかった時の、高村さんや朝岡さんに注意されたころと変わっていませんね(笑)
その夜、永浦家に、三生(前田航基)、悠人がやってきて、未知(蒔田彩珠)も交えて話していた。
「モネは一直線だからね」「あのアメパト懐かしかった」と笑い合う。
やがて未知が亮(永瀬廉)を迎えに行くと席を外す。
「あの…」と切り出す百音。残った3人は亮と未知の関係について話し始める。
地元で2人の様子を見ていた三生と悠人によると、「どうなんだろうなあ」「微妙なのよ」「あの2人はわかんないよ」らしい。
すーちゃんがいればなあ。
と、百音は明日美()のことを思い出す。
(モネの妄想?)明日美が「そんなのサクサク問い詰めりゃあいいじゃん。2人まとめて!」と言って缶をつぶす。
やがて亮と未知が永浦家に来た。
「亮君、何飲む?」「いいよ、みーちゃん。出てるので」「冷えてるのがいいでしょ」
2人の会話は距離が近いが、三生は「微妙だなあ」とつぶやく。
そのころ別室で、亜哉子(鈴木京香)がカキの注文を龍巳(藤竜也)に伝えると、被害が遭ったため3年ものは注文の個数を用意できない。半分ならとOKした。さらに龍巳は民宿の再開の件を持ち出す。
亜哉子がカキの方に専念することを伝えると龍巳は「あんたの好きなようにしてください」とお願いした。
一方、幼なじみたちは楽しい時間を過ごしたあと、三生と悠人が眠ってしまう。
百音と未知、亮の3人で飲むことになった。
飲んでない悠人まで寝てしまうことを不思議がる亮。
市役所と、はまらいん課の掛け持ちで疲れているのだと百音が明かす。
未知はお酒を飲んでいた。帰りは悠人が車を出す予定だった。
「モネ知ってる?みーちゃんザルなんだよ。すっごい酒強い。俺いっつもつぶされるの」と亮。
百音は驚いて、「じゃ、夜はまだまだ長いね。りょーちん船 大丈夫なら泊ってけば?」
亮はもう少ししたら、悠人を起こして帰るという。
亮は車を持っていなかった。自身の近況について話すと、一瞬黙り込んだ後に口を開く。
すぐ海出るし、アパートが海から徒歩5分だし…という亮に、
「おカネ貯めてるしね」と補足する未知。
「俺、船買おうと思ってるんだよね」と亮。中古で買う予定だという。
いつもからみ酒で怒る未知をからかう亮。
一瞬、間(ま)ができたあと、亮は「モネはさぁ、なんで帰ってきたの?」と無表情に問い掛ける。
亮は伏し目がちに「そのまま東京いればよかったのに…」とつぶやく。
「仕事だって順調だし、結婚もボチボチする感じだったんでしょ? あの、俺も前に会ったあの人と…」と菅波()のことを口にする亮。
「うん…そのつもりでいる。でもどうしても、こっちに戻ってきたかった」と百音。
「地元のために、働きたかった?」と問う亮。
「うん」とうなずく百音。
(フッ):鼻で笑う亮。
「ごめん…キレイ事にしか聞こえないわ」と言い放つ亮。
「亮くん」と止める未知。
寝ている三生・悠人が目を開いているカットが映される。
「ごめん、悪い、ちょっと酔った」とごまかす亮。
重い空気はそのまま。
「いや、マジでごめん。なんか嫉妬して当たってると思われるとカッコ悪いな」と笑う亮。
「そんなふうに思ってない。キレイごとだと思われても仕方ない」と百音。
「悪いけど、今はそう思ってる」
「うん」と百音。
うつむく未知は何も言えなくて…。
(つづく)
【おかえりモネ】98話の感想
亮(永瀬廉)の「綺麗事」発言とモネの覚悟についてネットで話題です…
結婚のことりょーちんにちゃんと伝えるモネに安心した矢先、りょーちんの突き刺すような辛辣な言葉に思わず息を飲んでしまった…
三生も悠人も寝たふりしながら空気読んでる…
ずっと地元で頑張ってきた人に「綺麗事」と言われても仕方ない
モネは多分、その覚悟も持って帰って来てる— ️️️✨おもち🎺✨ (@omochiomochi916)
震災や震災の後の多くの苦労や困難から逃げずに乗り越えてきた人たちにとって東京に行き成功した人がぽっと戻り地元のためにと言われても響かない。何で戻ってきたの?の裏にはりょーちんの言う綺麗事言ってと覚めた部分があるんだろう。りょーちんが言うからこそなおさら胸を刺す言葉
— coty (@ayacoty)
いつも誰かに何か言われてもその場では黙っていたモネが「綺麗事と言われても仕方ない」と、りょーちんの目を見て真正面から言ったのは良かった。凄く良かった。
— み ひ こ (@bouquet_smile)
りょーちんは「モネだから」きちんと思っていることを言っているんじゃないかな。モネがなんとなくでふわっと帰ってきたわけじゃないことも理解してる気がする。覚悟を問う感じかな?
— mozeki🌼 (@Oze_kikkoro)
様々な意見がネットで上がっています。
「りょーちんの気持ち分かる」「これはキツイ」「嫉妬で闇落ち?」「言い過ぎ」「怖い!」などなど。
少なくとも、りょーちんがズバッと聞けるのは良いことだと思います。
昔も今も本音を話せる相手。
多分、りょーちんでなくでも、東京でテレビに出てから帰ってきたことを羨ましがったり批判もあるでしょう。
りょーちんは、悪い人が出てこない本作において、モネの覚悟を問う貴重な役割です。
これは当記事 筆者の感想ですが…「りょーちんは、まだ未練がある」というわけじゃない、と思います。
地元に残って頑張って来た者から見た素直な指摘であると感じます。
また、厳しいことを言えるのは、りょーちんの優しさだと思います。
そう思う根拠は…
「未練」があったら、モネが東京に残って結婚しちゃう方が嫌だと思うんですよね。
気仙沼にモネがいたら、会うチャンスが増えるので、アプローチしやすいので、「やった!」と喜ぶと思うんです。
いっぱい会えるって。
りょーちんは、、モネの(恋の)気持ちが自分にないこと痛感してると思うんですよね。
りょーちんの長い失恋を癒すのは、莉子(今田美桜)と予想してるんですがどうでしょうか…。
【出演】清原果耶,永瀬廉,内野聖陽,鈴木京香,蒔田彩珠,藤竜也,恒松祐里,前田航基,髙田彪我,佃典彦
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画像出典:NHK