【おかえりモネ】7話|耕治()が登米に来た理由は?
朝ドラ【おかえりモネ】第2週第7話が2021年5月25日(火)に放送されました。
百音(清原果耶)を連れ戻しに来た耕治(内野聖陽)。その理由は2ヶ月前にあって…
今回は【おかえりモネ】7話について。
【おかえりモネ】の配信情報
【おかえりモネ】の動画は、のNHKオンデマンドがオススメ。
【おかえりモネ】7話:番組内容
耕治が登米へやってきた翌朝。日曜日なのに百音(清原果耶)は朝早くから出ていく。小学生たちの林間学校があるという。
サヤカ(夏木マリ)の計らいで、耕治(内野聖陽)は百音が働く様子を見学することに。「職場見学でも行きますか」
小学生たちは旧登米尋常小学校を見学。百音は写真撮影のお手伝い。ここは150年前に建設されたが、柱も床も歪んでない。全部、木で作られている。
森林組合にて。建物の材料になっている木について翔洋(浜野謙太)がスライドで説明。山に木を植えて…地拵(じごしらえ)・植付(うえつけ)、何十年もかけて大きくなった切って…下刈り(したがり)・枝打ち(えだうち)、家や家具の材料になる…これが林業の基本。
山ではいい木を残して周りの木を伐る…間伐作業(かんばつさぎょう)がある。切った木は食器や小物、割りばしなどに利用する。
百音は「組手什」(くでじゅう)を見せて「組手什は2メートルの長さで…8センチごとに切り欠きという出っ張りがあります。セルと呼んでいて…」と説明するが、「それ何ですか」と迫川小3年・福本圭輔(阿久津慶人)がツッコミ。
「これは何にでもなる魔法の材料です」と百音は、かみくだいで説明。組手什で出来た椅子・本棚を見せて組立家具のパーツみたいなものと伝える。
「やってみたい」子供たちは作り始める。
耕治は「可愛いなあ」とつぶやく。サヤカは「可愛くてもずっと手もとに置くのは違うと思う」という。
しかし耕治は百音が2ヶ月前、故郷の島を出たいと言いだした日、「可能性を見つけたいという顔じゃなかった」と振り返る。「やりたいことでもあるのか」と聞くと、百音は「とにかく私は島を離れたい」というだけだったのだ。
「あのときの百音の顔を思うと、手を離しちゃいけなかった」と後悔していた耕治だったが、娘がいきいきと働く様子を目の当たりにして…「でも違ったのか」とつぶやく。そして自分も何か作り始める。
そのころ、亀島では…龍己()が亜哉子()に、電話で百音の笑い声を聞いたことを報告。亜哉子はホッとする。
登米の郷土料理「はっと汁」を食べる子供たち。翔洋は、「その昔、殿様があまりの美味しさに庶民が食べること禁じ、ご法度の汁と呼ばれた」と説明する。
医師の菅波光太朗(坂口健太郎)が帰ってきた。「1週間早いですね」という菅波に「来たくなかったって顔でてます」と茶化す百音。正直者な菅波。菅波は遠くにいる男を不審がる。百音に父だといわれたが、苦手なので挨拶はしなかった。
耕治は百音に手作りの笛を渡す。もう島に帰るという。百音は「お父さんが俺はこっちだって自分で決めたように、私もこっちだって自分で決めたい。そういうものを見つけたい。だからごめんなさい」と伝えた。耕治は祖母の初盆には帰るようにだけ伝えて去っていく。
【おかえりモネ】7話の感想
耕治(内野聖陽)が登米に来た理由は、百音が可能性を見つけたくて島を離れたわけじゃなかったから。つまり、つらくて逃げただけ…。だから心配だったんですね。
それなら家族のもとへ居たほうがいい。親としては浪人してもいいようですし。
島へ戻って漁業を継げ、というわけではなさそうだったので、どういうことかと思っていたのですが…そういうことでしたか。
視聴者としては百音が笑顔で優しい仲間と働いていたので、不思議だったのです。耕治さんも安心したことでしょう。
もちろん母親の亜哉子(鈴木京香)も心配していた様子が描かれました。ほんと、丁寧な作りのドラマです。
< >
関連記事:
画像出典:NHK