【おかえりモネ】22話|百音()が開発担当に!
朝ドラ【おかえりモネ】第5週第22話が2021年6月15日(火)に放送されました。
百音(清原果耶)は、広葉樹がなかなか売れない現状を聞く。そしてサヤカ()から広葉樹を使った新商品開発の担当者を命じられて…
今回は【おかえりモネ】22話の内容と感想について。
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【おかえりモネ】22話の番組内容
【おかえりモネ】22話の内容は…
登米に着いた百音(清原果耶)と菅波()を、菅波の先輩医師・中村(平山祐介)が待ち構えていた。今日は日曜日。中村は帰る日だ。菅波は豪快な性格の中村が苦手で、まだいたことに驚く。
中村はみんなと一緒に気仙沼みやげの牡蠣を食べる。登米の皆からおいしいと喜ばれ、百音はうれしく思う。
そんな中、丸太が安く買いたたかれたことを嘆く川久保(でんでん)。
川久保:「山がきれいな水と空気 作ってっから だがら海だってちゃんと戻る。いや~本当 世の中の人はね 分がってねえ。40年 森を守りながら 手ぇかげで 育でできてぇ (直径20センチの丸太でも一本の値段が)1600円って…。森林伐採は悪だどか紋切り型で言うやづ マジで水ど空気止めでやりだ」
百音の家の殻付き牡蠣が1個300円だ聞いたサヤカは、林業も知恵を絞って稼ぐ必要性を訴える。広葉樹がなかなか売れない現状を憂うサヤカは、百音に広葉樹を使った新商品開発の担当者に抜擢する。
中村は菅波に訪問診療を始めたいと伝えたが、菅波は「まだ治す医療にまだこだわりたい」と拒否。
百音は実家に連絡すると、みんなクタクタだった。300の注文のうち200は発送したという。
加山木材センターにて。
ナレーション:ここは木材の市場です。山から切り出された木は直接買い付けられたもの以外は ここに運ばれ入札にかけられ 地域の製材所や木工所に買い取られていきます。入札されずに売れ残った木は 直接交渉で安く買いたたかれてしまったりもするようです。
翔洋(浜野謙太):思い切って2000円!
伊藤(原金太郎):翔洋ちゃん ちょっと曲がりがあっけど うまぐ使ってやっから 売っちゃいなさいよ。
百音:あの方は?
山崎:木工職人の伊藤さん。腕がいいのよ。
川久保:登米には昔から優秀な職人さんが山ほどいたのよ。もういいから。伊藤さんに預げろっでば。
翔洋:んでもう 1800 売ったぁ!
伊藤:どうもね。
川久保:まだ生ぎでだが。
伊藤:細々やってますよ。まあ 木の仕事は半年ぶりだげどね。
川久保:(伊藤のお腹を触って)いつ生まれんだ!
伊藤:バカ言ってんでねえよ!
笑い合う川久保と伊藤。
*
夕方になり…
百音:川久保さん。
百音が売れ残りの木材を見ている川久保に声をかけると、自転車に乗った伊藤がやってきて…
伊藤:あれ 広葉樹のナラだよ。値段がつがなくてね。 結局 粉砕してチップにするらしいよ。
百音:砕いちゃうんですか?
伊藤:いい木なのに もったいねえよなあ。んでね。川久保さん またね!
川久保:おう!行くぞ。
百音:はい。
米麻町森林組合・事務所にて。百音は新事業が思いつかなくて悩む。広葉樹のクヌギは薪としては貴重品なので、薪にするのはどうかと思ったが…。薪ストーブは一台設置するのに100万。薪割りも今の人はできないと同僚の木村(アベラヒデノブ)に言われてしまう。
そこへ翔洋がやってきて「以前 林間学校に来てくくれだ 迫川小学校がら 図書室の本棚に組手什を使いだいって連絡がありました!」と朗報を持ってきた。あの圭輔君ところだ。
迫川小学校にて。
翔洋、百音、山崎(佐藤真弓)が校舎に向かうと、圭輔君がやってきて、弟が産まれたと近況報告。
図書室にて。みんなで組み立てる。百音は天気に関する絵本「てんきのふしぎ そらをみてみよう」を発見。菅波の助言を思い出す。
本棚が完成。帰る途中、教室から圭輔が壊れた机を廊下へ運び出す場面に遭遇。
百音は「それだ!課長! これ…これです!」と目を輝かせて…(つづく)
【おかえりモネ】22話の感想
【おかえりモネ】22話は、百音(清原果耶)が開発担当になった回!
途中、でんでんさん演じる川久保が粉砕される運命の木材をひとりながめるシーンが挟まれたのも印象的。
1600円だ、2000円だという値段で言われても、丸太を購入する機会がない者としてはピンと来ませんでした。高いのか安いのか。
それが「安い」という説明のセリフはありましたが、川久保の上記のシーンを挟むことで、感情面で実感できますよね。林業の厳しさ、安くたたかれている現状など…。
売れない広葉樹をどう商品にするか。薪は今どき難しい。困った中で、ついにヒントを得ましたね。博多華丸さんは「教室の床」と言ってましたが、壊れた机のことでしょう。ああいう机、懐かしいですね。
仕事の過程や悩みが描かれてとても丁寧なドラマだなあと思います。
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画像出典:NHK