【おかえりモネ】第7週|百音(清原果耶)が出会ってしまったのは…
朝ドラ【おかえりモネ】第7週<6月28日~7月2日放送>のストーリーと感想を紹介!百音(清原果耶)は試験に落ち続ける。森林組合で働き始めて2年。山も好きだが、それでも気象予報士への興味は尽きず諦められない。まさに、出会ってしまって…
【おかえりモネ】第7週のストーリー
【おかえりモネ】第7週のストーリーを紹介!
31話(6月28日)
2015年(平成27年)3月。ナラの木の学童机がすべて出来た。一方、百音(清原果耶)は気象予報士の試験に不合格。
百音はナラの机を登米の市外の教育委員会にも興味を持ってもらうことに成功。百音は実質的なプロジェクトリーダーとして活躍中。しかし試験勉強の時間がとれない。
菅波()から「今やるべきことは何か」問われ、勉強を休むよう言われる百音。そんな中、サヤカ(夏木マリ)が作業中に骨折。百音は試験勉強を休んで運転免許の取得に挑む。
32話(6月29日)
8月。2度目の気象予報士試験の日。ほとんど勉強が進まない中、百音は試験を受けた。
9月。朝岡()が登米市に再びやってきた。同行している年輪気候学が専門の中本教授はサヤカが大事にしているヒバの木のサンプルが欲しいと頼む。年輪から3000年後の気候を予測するという。
二人の気象予報士も朝岡と一緒に来ていた。野坂碧(森田望智)は防災に興味があり、内田衛(清水尋也)は花粉症対策アプリ作成を計画していた。2人とも目標達成のために細かい数字が必要だ。
朝岡は「わたしたちが売るのは気象にまつわる正確な数字、もしくは時間です」と語る。気象予報で「備えるための時間」を生み出すことで安全・快適・利益をもたすという朝岡の話に、百音は聞き入った。
33話(6月30日)
暴風雨の日。百音はサヤカと同じ部屋で寝る…。ヒバの木の話しをするサヤカ。伊達政宗は高僧に「国を豊かにするには山に木を植えろ」と教えられ実行してきた。伊達家家老の子孫のサヤカは自分の使命としてヒバの木を守ってきた。しかし伐る(き)と決めた。「人は何もかも失っても、木があれば、それを使ってまた生きようとする」とサヤカは百音に語った。
百音は朝岡の言葉を思い出す。「何もできなかったと思う人は、次は何かできるようになりたいと強く願うでしょう?」
34話(7月1日)
嵐が過ぎ、田中(塚本晋也)が仙台の病院に入院することに。永浦家では、未知()が大学受験せず、県職員の試験を受けて水産試験場で働きたいと言い出す。耕治(内野聖陽)は意外にも応援していた。
龍巳(藤竜也)とサヤカが電話で話す。 サヤカは「次の世代がもう育ってるから」と言って、百音を見つめた。龍己も未知を見て、「んだな。育ってんな」と言った。
…百音に気象予報士試験の結果のハガキが届く。今回も、不合格だった。
35話(7月2日)
10月。「米麻町樹齢三百年ヒバ伐採計画」が始まる。
百音はビバの木にそっと触れた。
「気になっているのは、気象情報会社のことですね」と、菅波(坂口健太郎)に見透かされる。
「自分の中で、決まっていたとしても、もう一つもどうしても捨てたくない。どちらも大切なんです。」と百音。
森林組合で働き始めて2年。百音は山の仕事も大好きだが、気象予報士への興味は止められない。
「出会ってしまって」と百音はつぶやいた・・・。
そして、菅波のすすめもあり通信講座で勉強をしながら、週に1回仙台でスクーリングで勉強をします。
菅波の勧めで、百音は通信教育を受け、週1回仙台でスクーリング授業に通う。やがて菅波に説明できるほど学力は向上していった。
【おかえりモネ】第7週の感想
放送前の感想
<第7週放送前の感想>
第7週は、名言が多いです。
「何もかも失っても、人は木を使ってまた生きようとする」
サヤカさんは伊達家の子孫と噂されていて、ヒバの木を守ることを使命としていたのに、決断しました。それは、伐られた木が役に立つから。そうやって人と木は生きてきたから。
この「何もかも失っても」って、大震災の被災者のことを指しているのでしょう。また、後悔を抱えている百音のことも含まれていると思います。
何があっても、生きようとする、と。
朝岡は言いました。
「何もできなかったと思う人は、次は何かできるようになりたいと強く願うでしょう?」
震災の日、島から離れていて、何も出来なかったという後悔を抱えている百音。だからこそ、強く願える。誰かの役に立ちたい、と。
百音が高卒1年目の若さで、強烈に目標を持ちたい思いにかられている原点。それを肯定してくれた朝岡の言葉。前向きで良いですね。
しかし気象予報士試験の不合格がこの週で2回。合格率5%だから簡単じゃないようです。頑張ってほしい!
放送後の感想
百音が、気象予報士たちに出会って、魅かれていく週でした。
それはもう、どうしようもなく。出会ってしまって…。
「何もできなかったと思う人」は、百音だけでなく、朝岡も、他のみんなそう。
だけど、だからこそ強く願う。
その使命感と、自分がやりたいと心から思うこと。この2つが合わさった気象予報士。
もう百音はやるしかないですね。早速、通信教育を受けて、勉強再スタート。
くしくも、大雨が降り注ぐこの週。天気と災害は密接であると痛感させられます。
また、防災に興味がある野坂碧(森田望智)と百音は今後も何かと接点がありそうな予感です。
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