【おかえりモネ】30話|田中(塚本晋也)の元妻との再会は…
朝ドラ【おかえりモネ】第6週第30話が2021年6月25日(金)に放送されました。
第30話では、別れた妻がやって来るのを田中(塚本晋也)が待って…。
今回は【おかえりモネ】30話のストーリーと感想について。
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【おかえりモネ】30話のストーリー
【おかえりモネ】30話の内容は…
あやちゃんの大逆転
百音()は、田中(塚本普也)から両親の馴れ初め続き「あやちゃんの大逆転」を聞く。ふられても、耕治(内野聖陽)が音楽をやめて就職しても、あきらめない亜哉子()。
なぜそこまで好きなのか聞いてみたが、亜哉子は「彼の音は明るくて影がない」と思ったという。百音は頭が「?」だ。
ある日、耕治が田中に言っていた。俺の音好きじゃないだろ、音楽する者はもっと不幸や影がある方がいいだろ、と。
そこへ亜哉子がやってきて言った。「正しくて明るくてポジティブで前向きであることが、魅力にならない世界なんてクソです!!!どこまでも明るい、吹いている音まで明るいこの人は、最高に素敵です。影が魅力だとか不幸が色気だとか、そういう安っぽい価値観でけがさないでください」
耕治は、自分をつまらないと思っていた箇所を全肯定された。それから2人はニコイチになった。2人でひとつという意味だ。
菅波(坂口健太郎)が在宅診療も
中村()の強い勧めもあり、菅波(坂口健太郎)は田中の在宅診療に携わることになった。
夜。カフェにて。言い争いがあって以来の再会で、菅波と百音はお互いに謝った。
菅波は、患者の気持ちより治したいことを優先してしまう、と自覚していた。
「たしかに」百音は菅波から送信してきたメッセージが、身勝手なのは確かだという。長文すぎるし、正論で腹が立つから。
けれど「わかります。私のためを思って一生懸命に考えてくれてる。だから先生が患者さんのこと考えてないとは違うと思います」と百音は伝えた。
奥さんとの再会は?
田中は、別れた妻・和子に完成したテーブルを見に来てもらえないかと連絡をしたという。さらに百音に一緒に妻を待ってほしい、と頼む。
ジャズ喫茶店にて。田中が森林組合に注文したテーブルとイスが無事納品された。喜ぶ田中。そして、この日の時間、15時に元妻と約束していた。
百音は田中とともに奥さんが店に来てくれるか待つことに…。しかし、約束の時間がやがて過ぎても、来なかった。
雪が降ってきた。そして田中の携帯にメールがくる。迷ったがやめておく、とあった。
「何を思いあがって、来るわけねえよ」と落ち込む田中。
そこへ扉が開き、騒がしくやってきたのは耕治と亜哉子。涙ぐむ田中。
4人で新しいテーブルに座って談笑する。
ナレーション:みんな明るくて真っ直ぐで、いい子たちです
(つづく)
【おかえりモネ】30話の感想
30話は、田中(塚本晋也)の奥さんが来るかどうかがストーリーのポイントになりました。
結局、来ませんでした。
人生、甘くない…そう思ったときにやってきたのが、田中さんを「トムさん」と呼んで慕う耕治と亜哉子。
4人掛けのテーブルに、百音を含めて4人で座って笑って話しているのが…とても温かいシーンとなっています。
本当の家族ではないけれど、こうやって笑い合える人たちに囲まれることは、嬉しいことですね。
ちなみに馴れ初めの続きは、亜哉子さんのかなり気が強いシーンでびっくり(笑)
あれは田中さんの印象にも残りましたよね。衝撃でした。
あと、百音がちゃんと菅波の気持ちが「わかってますから」と伝えるシーンもよかったですね。
あれ、百音の菅波への言葉は、耕治の欠点を亜哉子が肯定してくれた…のとダブりませんか?
もしかすると、伏線というか、あのときの言葉が…なんて振り返ると重要なシーンだったかもしれませんね。
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画像出典:NHK