【おかえりモネ】38話
朝ドラ【おかえりモネ】第8週「それでも海は」第38話が2021年7月7日(水)に放送されました。
新次(浅野忠信)は、かつて自宅があった場所で酔いつぶれていたところを発見される。震災から数か月たったころ、耕治(内野聖陽)と新次はある理由から決裂していて…。
今回は【おかえりモネ】38話のストーリーと感想について。
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【おかえりモネ】38話のストーリー
【おかえりモネ】38話の内容は…
百音(清原果耶)のもとに妹・未知()がやってきて、新次(浅野忠信)が行方不明になったと告げる。
新次が見つかった。亜哉子(鈴木京香)は、かつて自宅があった場所で酔いつぶれていたところを発見されたと言う。
<5年前。震災後の2011年10月>
東日本大震災で妻を亡くし、億を超える借金をして作ったばかりの船を流された新次。
親友で銀行員の耕治(内野聖陽)が、何とか資金を工面してもう一度船を購入させようと、融資計画を銀行内の審査に通そうとする。
しかし新次がノンバンクからの借金を隠していたことが判明し計画は頓挫。
耕治はせめて自宅に新次と亮()を住まわせたい、と龍己()に進言。
龍己は「漁師というものがわかってない」と一喝。意地で生きている漁師のプライドを傷つけることになる、と反対。
耕治は「あとあいつの何がしてやれるんだ。何も失くしてない俺は、何もできないのか」と泣いた。
父の5年前の涙を思い出した百音。さらに、「何もできなかったと思っているのはあなただけではありません」という朝岡(西島秀俊)の言葉も脳裏によぎり、自分にできることが果たしてあるのかと自問する。
そんなとき、電話を掛けてきた菅波。
「先日、縄跳びは一日3分跳んで下さいとお願いしましたが…」と、文献で5分跳んだ方が効果があると考えられると話す。
しかし普段と違う百音の様子に気づいた菅波は「何かありましたか?」と気遣う。
百音が「私、気象予報士試験に合格したからといって何かできるなんて本当は思ってないです」と、打ち明けた。
「でも今はこれをやるしかないんです。すみません、何言ってんだか、さっぱりわからないですよね」と謝る百音。
菅波は「ええ、さっぱりわからないので大変ふがいないですが、僕からは建設的な回答は何一つできません。ただ、回答できない分、聞くことはできます。何かありましたか?」と優しく聞いた。
百音は涙を目にためて「飛びます。縄跳び、5分」と答える。
そして百音は、縄跳びを飛んだ。(つづく)
【おかえりモネ】38話の感想
38話は、耕治(内野聖陽)が親友に何もしてやれないと涙するシーンが印象的。
漁師は意地で生きてるからってのは分かるのですが…同居してもよかったのではないか、と思いました。
百音と未知との生活も見てみたい気がしただのです。けれど、そんな状況ではなかったのでしょうね。
永浦家に2人がいたら、母が楽しくおしゃべりしてカラオケで歌っていた、楽しかったシーンが思いだされてつらいかもしれません。
父の嘆きを知っている百音。そん中の菅波の優しさは沁みますね。
モネちゃん。たくさん縄跳び飛んで!と応援したくなる38話ラストでした。
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画像出典:NHK