【おかえりモネ】55話
朝ドラ【おかえりモネ】11週「相手を知れば怖くない」55話が2021年7月30日(金)に放送されました。
思いがけず菅波()と再会し、喜ぶ百音()。まさに週タイトルを回収する展開になって…
今回は【おかえりモネ】55話のストーリーと感想について。
【おかえりモネ】55話のストーリー
【おかえりモネ】55話の内容は…
思いがけず菅波(坂口健太郎)と再会し、喜ぶ百音(清原果耶)。しかし菅波は近くに住みながら4か月もすれ違っていたことに納得できない様子。
菅波は裏の大きな病院に勤めていた。森林組合は学童机が売れていた好調のようだ。菅波は会ったのを黙っていてほしいというと、百音は「逆に変」だからサヤカさんたちに言いたいという。
「あと11分です」洗濯が終わるまで、ここにいるから聞くことにした菅波。
百音は全部水で繋がってる…そんな<自然のバランスをとる大きな力>に惹かれたのに、今は自然の怖さを伝えていることがショックだった。
「それが東京にくるってことです。人間は環境に順応します。人に対してもそうです」と菅波。
「そんなことないですよ」と百音。
菅波は、分析していいですか?と断りを入れて、以下の2点を指摘。
・不必要に生きこんでいるド新人の空回り状態なこと。
・誰かが危険な目を怖がりすぎていること。
「故郷の島での経験があなたを追い詰めている。心配です。もう少し自分をゆるめてあげたら?」と菅波はアドバイス。
百音は、菅波との距離が空いたとは思っていなかった。けれど、「怖かっただけなんだと思います。それが分かったから大丈夫です。ド新人の空回りです」と笑顔の百音。
「先生。わたし、先生とずっと会いたかった」と百音が言った瞬間、ピーピーと洗濯が終わったことを知らせる音が鳴った。
・・・
「えー。永浦さん可愛い」莉子()が原稿を読む百音の声に思わず言った。
いい感じに肩の力が抜けていた。朝岡(西島秀俊)も、ほっとした様子だ。
とある深夜。百音が出勤前に、宇田川の張り紙(洗剤がなくなりそうです)をみた。ドアが開く音がして「大丈夫です。いなくなりますから・・・宇多川さん、字すごくきれいですね」と声をかけた。
「どうも」と宇田川の声だけがした。百音は「行ってきます」と言って出勤する。
そんな中、台風が通常とは異なる進路で上陸しそうだという情報が…(つづく)
【おかえりモネ】55話の感想
55話は、「相手を知れば怖くない」 の週タイトルを回収した回。
百音が水の災害ばかり伝えてしまい・・・朝岡が知れば怖さと向き合えることを伝えた前回。
今回 55話では、落ち込む百音が、自分のことを知ったことで大丈夫となりました。(この場合の相手は自分自身のこと)
たいていの問題は、何が問題なのか分かった時点で半分解決したようなもの。(対策ができるから)
ドツボにはまっているときは、自分を客観視できないので、誰かに話してアドバイスをもらうこと(話すだけでも整理できます)は大切ですね。
そして<宇田川さん>の存在が不思議だったのですが、知らないことで怖がる、その対象を視聴者にみせてたんですね。
お化けでもよかったのですが、それだと百音の今回の声掛けがないので、宇田川さん登場は良い構成かも。
まあ、視聴者としては現実的で変な心配もしてしまいますが・・・引きこもりなのに優しくされた→好き、と勘違いしてしまうかもしれません(笑)
< >
関連記事:
画像出典:NHK