【おかえりモネ】69話|「きのう何食べた」シロさんとケンジ再共演に神回の声!

おかえりモネ-69

【おかえりモネ】69話|「きのう何食べた」シロさんとケンジ再共演に神回の声!

朝ドラ【おかえりモネ】14週「離れられないもの」第69話が2021年8月19日(木)に放送されました。

「きのう何食べた?」の・が再共演でトレンド入り!

今回は【おかえりモネ】69話のあらすじと感想について。

【おかえりモネ】69話のあらすじ

【おかえりモネ】69話のあらすじは…

カキの品評会のため、耕治(内野聖陽)と龍己()が上京。その翌日。耕治が娘の職場を見学しようとウェザーエキスパーツを訪れると、そこに朝岡(西島秀俊)の姿を見つける。

エントランスに置いてある故障中の竜巻マシーンをひとりで運ぼうと苦戦していた朝岡。運ぶのを手伝った耕治は「あの…毎日見てます、朝…。あの、父です、永浦百音の」と挨拶した。そして「いやあ、いつもテレビで見てっから初めて会った気がしねえっつうか」という。*

*こぼれ話:「きのう何食べた」公式Twitterも反応↓

耕治は、装置の配線を見て「ちょっと、いじらせてもらってもいいですか?」と直し始めた。

世間話などをするうち、漁師をしている龍己(藤竜也)が水揚げが気になるとのことで、さっさと帰ってしまった、という話になる。

耕治がふと「海から離れられねぇんだな、あれは」と一言。

(このころ、百音が隠れて話しを聞く。社長の安西も隠れたところにいた)

朝岡は「離れられないものなんでしょうか」と尋ねた。

「海からですか?」と耕治。

「海というか土地というか…」

「ああ」

「土地に暮らすってどういうことなのかと最近…あ、すみません」と朝岡。

耕治は朝岡の出身地を尋ねる。

長く住んでるのは東京だが、子供のころは親の仕事の関係でいろいろな土地を転々とし「はっきりと“地元”と呼べる土地がなくて」という朝岡。

「その分、色んな土地を知ってるでしょう」と耕治。

仙台で就職して島に帰るつもりはなかった耕治は、なぜ朝岡が土地を離れない人間のことを考えるのか、尋ねた。

答えの出ない問題にはまっています」と朝岡。

8年前。朝岡はテレビで石音町に最大級の警戒を呼び掛けていたのに、土石流で犠牲者が出てしまった。

1週間後。現地に足を運んでみると、予測をはるかに超えて、被害は甚大だった。

「あんたのせいじゃない」と耕治。

朝岡も自分のせいと青臭いことをいうつもりはない。あの時の最善は尽くした。けれど、何度も繰り返す災害を目の当たりにして…

「私は薄情なので、何も好んでそんな土地にとどまることはない。離れればいいじゃないかと…土地へのノスタルジーなんて命には代えられないだろうと。けれど、命を引き合いに出して大事なもの捨てろなんて、部外者の暴力でしょ

と思いを吐露。

そんな朝岡に、耕治は自分の経験を語り出した。

耕治自身も離れたらいいと思っていたが、気がつけば地元に戻ってきていた。

親父を見ていると土地だけでなくて…「人なのかなぁ、わかんない」と耕治。

「顔も知らない人たちや、産み育ててくれた人たちの愛情の親子の情みたいなのが染みついてるんでしょうね」と耕治。

「土地ではなく人ですね」と朝岡。

しかし、耕治は自分も“呪縛”に囚われていると笑う。

だから娘が東京で自由に働いているのは嬉しくて希望だ、と語る耕治。

いや娘だけじゃなくて「子どもたち全員に言ってやりてえ。どうなっかわからない世の中だ、もうどこ行ったってかまわねえ。ただ、お前たちの未来は明るいんだって」と耕治は語った。

百音は涙も浮かべながら話を聞いていた。

そして装置が直ったが、また壊れた!?

「ダメですね私」という耕治に、「いえ、ありがとうございました」と深々と頭を下げた。

(つづく)

【おかえりモネ】69話:「きのう何食べた」シロさんとケンジ再共演に神回の声!

第69話では、ドラマ「きのう何食べた?」(2019年、テレビ東京系)で料理好きの弁護士・シロさん(西島秀俊)とその恋人で美容師のケンジ(内野聖陽)として共演した2人が、がっつり再共演!

タイトルバック後の約12分間、すべて耕治と朝岡のやりとりでした。ヒロインもただ2人を見守る回に…。

Twitterでは「きのう何食べた?」 ファンから「神回」という声が上がっていて…

【おかえりモネ】69話: 本作のテーマに切り込む神回

69話は、内容も神回。

69話放送日、「#おかえりモネ」が前日に続きトレンド1位になっていました。

Twitterでは「今日のおかえりモネ、神回だった」などの感想が…

第69話は、本作のテーマに切り込んでいく展開。

朝岡は、命が大事だから離れてほしいというのは暴力だと言います。

耕治は、人や愛着で離れられないと分かりつつ、子供たちには「どこ行ったってかまわねえ」という本音も

セリフもですが、2人が言うと胸に迫りますね。2人は凄い役者です。

現実世界では、この夏、西日本を中心に大雨が続いています。まさに災害級。夏って台風が来るイメージでしたが、梅雨を超えるような降水量。土砂災害はもちろん、側溝に落ちて亡くなったなど、本当に悲しいニュースが多いです。

土砂に浸かって多くの廃棄物も出て、生活が奪われているこの夏。まさにタイムリーで、私たちが考えなくてはならない問題かも。

海・山・空の「すべてはつながっている」と言ってきた本作。繋がる中には、人々とその歴史も入っています。切っても切れない関係なので、難しい問題です。

百音はいつか故郷に帰ると事前に分かっていますが、この「災害がおきる土地を離れられない」問題とどう向き合っていくのか、楽しみです。

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画像出典:NHK

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