【おかえりモネ】93話│三生(前田航基)のリアル剃髪シーンに視聴者賛辞
朝ドラ【おかえりモネ】19週 93話が2021年9月22日(水)に放送されました。
第93話では、モネの幼なじみ・後藤三生(前田航基)が実家の寺を継いで僧侶になることを宣言!
その決意表明として、剃髪式に臨むシーンが描かれて…
今回は【おかえりモネ】93話のストーリーと感想について。
【おかえりモネ】93話のストーリー
【おかえりモネ】93話の内容は…
帰ってきた百音()に気づいた未知(蒔田彩珠)。
午前0時になり、日付が変わって百音の誕生日になった。
「これ。すんごいですよ。ちょうど24年前、あんとき、あんだけ苦労して海渡って産まれた子が、今日、橋を渡って帰ってきましたよ!」と耕治()。
「すごくないよ」という百音は、まだ帰ってきただけで何もしてないことを謝る。髪をまとめた百音は「私もやります。何をすればいいですか」と尋ねた。
…百音は皆に笑顔で迎え入れられ、百音はようやく作業の輪に混じる。
亜哉子(鈴木京香)が「ごめんね、心配させちゃって」と百音に謝った。
三生(前田航基)はバーベーキューの最中に「オレはもう決めたんす。オレは創建1125年の星明寺を継ぎまーす!」と立ち上がって宣言。
作業中の百音は驚いてそちらを振り向く。三生は少し酔ってるようだが…
「そこに落ち着くと思ったけどね」と亮()。
「まあまあ時間かかったね」と亮のとなりに座る未知がつぶやく。
「酒の勢いで言ってねえかあ?無理してねえか?」と浩治が問うと…
「無理なんかしてないでしすよ。何?みんな、まだ疑ってんの?オレは決めたんだ。その証拠にオレ、本気なんです!」と、三生がハサミを手に取り、自分の前髪を切った。
周囲に止められる三生。耕治が「お前の本気をみんなに見てもらおう」と声をかけて…。
*****
耕治は部屋にブルーシートを敷き、三生を座らせて剃髪の準備を整える。
バリカンを持っている耕治。
三生は「耕治さん、オレは耕治さんと違う道を行きます。親の仕事、継ぎます」と告げる――。
耕治は「じゃあ、皆さんで見届けてやりましょう」とバリカンのスイッチを入れるが…
「オレじゃねぇな、これ。違うな、これ。若けぇの、おまえたちでやってやれ」という耕治。
亮が最初で、悠人(高田彪我)、百音、の順でバリカンを入れていった。
「あ、すーちゃんにも知らせなきゃ」
と、百音が幼なじみの明日美(恒松祐里)のことを思い出して、未知(蒔田彩珠)がバリカンを入れているところを、スマホでライブ中継する。
「え、うそ、やだ。私も行きたかった、やだあ」とはしゃぐ明日美は、映像を見ながら「オシャレオシャレ」と絶賛する。
亜哉子が三生の父・秀水(千葉哲也)のことを気づいて、眠っているところをみんなで起こす。
最後は住職の秀水が残りの髪をきれいに剃り上げ、親子ふたり深々と頭を下げた。
自然と拍手が起こる。
*****
翌日、百音は海の様子を見に行ってカキ棚の被害を目の当たりにする。
永浦家の居間にて。
役所勤めの悠人が、加入している漁協共済の書類を龍巳にとってきてほしい、と要望。
悠人の説明には 、耕治・亜哉子・未知の家族や三生、島の人々(組合の人?)も数名いた。
…海から戻った百音は龍己(藤竜也)に声をかける。
カキ棚が壊れたことに対して、龍己は「たいしたことねえ。あんときに比べたら、たいしたことねえ」という。
百音は「強いね」というが、
龍巳は「強いんじゃない。なんていうか、しぶといんだ」と笑う。
居間のみんなは朝から笑っていた。
百音は「みんなカッコイイ」とつぶやく。
その後。百音は決意を固め、未知に「わたし、こっちに戻ってきてもいいかな」と尋ねる…。
(つづく)
【おかえりモネ】93話の感想
三生(前田航基)のリアル剃髪シーンに視聴者賛辞!
おかえりモネ
今朝は
三生に、泣かされた。— ま~るあん (@ZSMduzEJhSygcDR)
今日は三生にたくさん泣かされた…😭😭
りょーちん、幼なじみ、地元の皆さん、お父さんに見守らながらの断髪式、温かいね🥺
三生の決断は立派だし、応援してるしたい😌
— しまちゃん (@ren123_r1202)
みつおの決意!みつおパパはなんて言うのかな?って思ったけど、絶妙な表情での表現がすごい良かった!!!言葉に当てはめないことでよりたくさんのことが伝わるってあるんだなぁ。
ちゃんと地毛剃ってたのも役者魂感じた、前田くんすごい!— ゴローマルコ (@5ro0ko)
しかしまさかリアル断髪式やるとは思わなかった……前田航基くんの役者魂に拍手……
— すず (@kizukin_trade)
序盤から三生メインのシーンにはいつも引き込まれる。今朝の剃髪式、耕治(にしか分からないはず)の決意表明をするときの強い目元に涙が溢れた。このドラマの助演男優賞は前田航基を推したい
— すいか (@DddMsddd)
三生の剃髪シーンが話題です。
リアルに剃っていることから「役者魂」という賞賛の声が!
三生は、これまで寺を継ぐことから逃げてきました。
漁師を継がなかった(同じ境遇だった)耕治から「なかなか重いよなぁ、親父が人生懸けてきた仕事を継がねえって十字架は。…選ぶのは、自分だ」
と言われたことも…。
なぜ三生が継ぐことを避けてきたかというと、震災当時、たくさんの遺体が運ばれてくるのを見たからです。
りょーちんが東京で行方不明になったときは、「みんなで祈れば叶うんだよ!俺だってちゃちゃっと坊さんなれんだよ」と涙ながらに三生は訴えていましたね。
そしてついに、三生がお坊さんへ!
これまでの流れ、抱えてきた苦しみを知っている視聴者はそりゃあ泣きますよ。
モネが1歩踏み出した92話に続き、三生が踏み出した93話でした。
【おかえりモネ】93話│三生(前田航基)らのコメント
三生役の前田航基さんコメント
「1つの役で金髪と剃髪というのは初体験だったので、あらためて演じ甲斐のある面白い役だと思いました。幼なじみたちに頭を刈ってもらうシーンを頂けて、三生は幸せ者。愛されていると感じました。シーンの中でみんなに剃ってもらうのと、別で剃ってから『こうなりました』と登場するのでは、だいぶ意味が違ってきますから。付加価値を付けていただいて、本当にありがたかったです」と感謝した。悠人役の高田彪我さんのコメント
「僕も、人の頭にバリカンを入れるのは初体験。マネキンで練習したりしました。相手と深い仲じゃないと、なかなかできない行為。幼なじみの絆を語る上で必要不可欠なシーンなので、携わることができて、とてもうれしかったです」
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画像出典:NHK