【おかえりモネ】114話│耕治(内野聖陽)の命名秘話

おかえりモネ114話

【おかえりモネ】114話

朝ドラ【おかえりモネ】23週 114話が2021年10月21日(木)に放送されました。

第114話では、耕治(内野聖陽)の命名秘話が明かされます。それは漁師を継ぐか問題へも関わっていて…。

今回は【おかえりモネ】114話のストーリーと感想について。

【おかえりモネ】114話のストーリー

【おかえりモネ】114話の内容は…

新次(浅野忠信)と亮()が帰った後、永浦家で家族会議が開かれる。

新次の姿を見て、背中を押された耕治(内野聖陽)は、「うちの仕事やってみたい」という気持ちを皆に伝える。

「継ぐとかでなく、やってみたかったんだよ」という耕治。

高校卒業後に継がずに出てったくせに、とツッコミを入れる龍巳。

「人間ってのは変わるんだよ」と理由を説明する耕治。

龍巳は海から離れられないが、また立ち直れといわれる状況になるのはきついぞと、辞めるよう促す。

耕治は、関係者が龍巳の諦めない姿勢に勇気をもらったことを話す。

「親父、俺な、この9年、銀行の仕事でいろんな人の話聞いてきたんだ。新次と同じように、家や船を流された漁師。造船所の所長。冷凍機械の業者さん。スーパーの店主。もう、みんな、金の話に来んだけど、話してくのは金のことだけじゃねぇんだよ。もう、やめようかなって思ってるって。
 そんな中でな、ちらほら親父の話する人がいたんだよ。龍己さん、あの時全然くじけねえんだもんなって。すぐカキ棚、組み始めんだもんなあって。そういう人が目の前にいたから、じゃあうちもやってみっかなぁって思ったって。
 親父、すげえよ。たぶん、親父みてえな人が他にもいっぱいいて、だからこの町はここまでになったんだ。そういう人は大事だ。そういう場所が世の中には必要なんだ。だから、永浦水産、ここは失くしちゃダメなんだよ。どうせ畳むんなら、俺にくれ。お願いします。」

百音()、亜哉子(鈴木京香)と遺影の雅代(竹下景子)、未知(蒔田彩珠)たちが見守る中、改めて龍己()に頭を下げる耕治。

龍巳は「何言ってんだよ、おめえ。船も動かせない男がよ、街しか歩いてない人間に歩けっか。簡単じゃねえんだよ」

耕治は「簡単だなんて言ってねぇ。簡単じゃない。だから、やるんだよ」としぶとい。

龍巳も折れて、「やるならやってみろ。お前には無理だ」と龍巳なりの許可をだした。

その後。台所で、母と娘たちが会話する。

未知は「今さら漁師って。ずいぶん遠回りだね」という。

亜哉子は、百音と未知に「実際むりかもね。でもお父さん言ったように、やりたいことは変わってもいいし、いつ始めてもいんじゃない?あなたたちも好きなことしなさいね」と語った。

さらに亜哉子は耕治が最初から漁師を目指さなくてよかったと明かす。

(回想)雅代が「おじいちゃんもね、あれで結構、耕治のことが自慢なんだから。ここだけの秘密にしといてね。耕治が仙台の大学行って銀行員になったこと、おじいちゃんホントはすっごく喜んでんの。名前付けた時から、それ(漁師を継がせること)はあまり考えてなかったんでねえかな。だって『耕治』よ。耕すに治める。海と真逆だっちゃ。土地を耕し水を治める。何があっても、自分の力で踏ん張れる。そういう人になってもらいたくて、付けた名前なのよ。私たちは、どうしても自然に振り回されてしまうから。だから、漁師でなくてもよかったの」

耕治の命名秘話には、龍巳の意外な思いが込められていたのだった。

「あなたたちも好きなことしなさいね」亜哉子は娘たちに伝えた。

(つづく)

【おかえりモネ】114話の感想

114話は、 耕治(内野聖陽)が永浦水産を継ぐことが決定。

<海の仕事がやりたかった>なんて(視聴してて)知りませんでした。ちょっと驚きな告白。やりたいなら、やった方がいいですよね。

そして「耕治」の命名秘話も明かされました。土地を「耕す」という字に「治める」で、自分の力で生きられるように…って意味だったんですね。

(こちらも、視聴してて勝手な推測ですが)龍巳さんは自分が収入の不安定な漁師だったから、安定した銀行員で最後まで勤めろ…と反対してたのかなと勝手に思ってました。

命名秘話を聞いたあとでは、龍巳さんは息子が自分の道を決断して、しかも<しぶとく>食らいついてきて本当は嬉しかったんじゃないかな?言葉としては「お前にはやれない」って感じでしたが(笑)

今週は、新次・亮の和解・決着に続き、永浦家の父子も決着をつけました。あとは、百音・未知がハッピーエンドに向かっていくのかな?と期待してます。

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画像出典:NHK

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