孤城閉-こじょうへい-あらすじ-10話-11話-12話-感想付きネタバレでありで!
ご訪問いただきありがとうございます! クルミットです♪ 太后の死後、親政をスタートさせた趙禎ですが、問題を起こした郭皇后を廃し、大臣たちが一致して勧める曹丹姝を皇后に冊立します。しかし曹丹姝が「賢明だが醜女」との噂を聞いた趙禎は、曹丹姝との最初の出会いからかけ違いを引き起こすことになります。 次第に皇后として趙禎の信頼を勝ち取っていく曹丹姝ですが、どうも夫婦としては最初の失敗が尾を引いていくようです。朝廷の対立など皇帝としての悩みは尽きませんが、趙禎にとっては苦悩も喜びもまだまだ入り口といったところでしょうか。 【孤城閉-こじょうへい】(ネタバレあり) 第10話「切ない片思い」 蘇舜欽(蘇子美)は欧陽修を呼び止め自宅に誘う。曹丹姝の幼馴染・杜有蘅を娶ったことが自慢の蘇舜欽は、友人たちを招いていたのだ。その蘇舜欽の文章が趙禎の目に留まり、高く評価される。そして左遷されている范仲淹が地方で詠んだ詩を見た趙禎は、「范知州と接ぎ木職人」という人形劇の演目を用意させるよう韓琦に命じ、呂夷簡に見せようと考える。蘇子美の祖父・蘇易簡の名が出ましたが、「大宋宮詞」での蘇義簡です。あの義簡の孫! 曹丹姝のもとに苗心禾らが挨拶に訪れる。互いに贈り物を交わすが、曹丹姝の贈り物が狩りの獲物だというので兪氏は驚く。しかも曹丹姝が書き写していたのは「餅子の作り方」で、料理に造詣が深いという意外性で苗心禾らの心をつかむ。曹丹姝の後宮デビューは「つかみはOK」という感じですね♪ 欧陽修は、王拱辰の舅・薛奎から娘の薛幼渓を娶せたいと申し込まれていた。蘇舜欽の家の宴で王拱辰からその縁談の意向を聞かれ、酔った欧陽修は薛家の姉妹を相次いで娶った王拱辰を「お古の婿を新品にする」と侮辱し、そのことが杜有蘅のもとに遊びに来ていた王拱辰の妻・薛玉湖の耳に入ってしまう。欧陽修は妓楼好きなチャラ男ですが、出世の玉の輿より科挙合格まで支えた「胥学士の娘」を娶った義理堅い経緯があったので… でも結局この後、薛奎の婿になるのですけどね! 宮中で人形劇「范知州と接ぎ木職人」が披露され、それを見た呂夷簡は困惑する。范仲淹が左遷されたのは廃后に反対したからだったが、曹皇后のことは認めるだろうと、趙禎が呼び戻しを打診したため、呂夷簡は同意せざるを得ない。人形劇を使わなくても、もうちょっと簡単に説得できなかったのかと