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クルミットです♪
謀反の罪に問われた成国公は北を目指します。
北祁がせめて来ることを予測しての行動です。
陸雲旗に捕まった九齢はどうなるのでしょうか?
では37話から紹介していきますのでお付き合いください♪
【九齢公主-そきゅうれい】(ネタバレあり)
「第37話」
陛下は陸雲旗に今度こそ九齢を逃すなと言いますが陸雲旗は九齢が沢州へ行ったと嘘をつきました。
清河伯の陣営では清河伯の采配の不備を指摘する大将が捕らえられた。成国公を信じる兵達が大勢いた。
成国公は戦況が不利になることを見越していたが朝廷では敵の進軍を止められないことに
陛下が怒るのだった。援軍が来ない清河伯の陣営は成国公のせいと決めつけていた。
成国公は次々に指示を出し孤立した清河伯の救出を行うことにした。朱瓚は敵の裏を掻き北祁に行き皇帝の暗殺を行うと言った。成国公は躊躇しますがが他に方法がないと許可した。そして必ず生きて帰れと。朱瓚と宝塘、三氷は北へ向かった。
清河伯の陣営ではここを守らねば都に攻め入られると援軍を待っていた。そこへ成国公が援軍としてやってきた。なじる清河伯に都に6万の大軍が迫っていることを伝えた。清河伯も北祁軍の狙いがここではなく都を攻めることだとやっと気づいたのだった。成国公と共に戦うことになった。
陛下は北祁軍が都に攻めてくることを知り守りを固めさせた。黄誠が北祁と談判すると言う。寧炎が成国公の復権を進言すると怒る陛下を寧雲釗がとりなします。
陸雲旗が武徳司に駆けつけると金十八が戦況を伝え息絶えました。
陸雲旗は北祁軍が攻めてくるから逃げると九齢に言うと九齢は都と民を守ると突っぱねます。陛下も避難するというと九齢はかつて父上はこの国と民を守ると言った私がやるという。それを聞いた陸雲旗は楚九齢だと認めたと喜ぶのだった。楚九齢を守りたいと言う陸雲旗に自分の生死より大切なことがある。民を守るのが自分が決めた自分の人生、自分だけ助かることはできないとキッパリと言った。それを聞いた陸雲旗はつきものが落ちたように九齢を見た。自分の間違えを認め今後どうすれば良いか分かったもう止めないと・・・・
これから自分のやるべきことを自覚した陸雲旗です。
九齢は街に出たが何も知らない人々が普通に行き交っていた。宮中では逃げる支度に追われていた。寧雲釗がどさくさに紛れて玉璽を盗むのを陸雲旗は黙認した。
九齢堂に戻った九齢は北祁軍が都を攻撃することを伝え、それぞれに指示を与え戦の準備をさせた。そして九齢は賢王の元へ。
賢王に状況を伝えたが守るのは無理と言うのに陛下はすでに逃げ出し誰が民を守るのかと。そして叔父上と呼び楚九齢であることを明かした。驚く賢王に詳しいことは後ですぐに決意してと、武器も食料も手配したと言った。朝廷では陛下や三皇子がいないと騒ぎになっていた。
北の地で隠れている承宇の所に朱瓚が担ぎ込まれた。重傷を負ったのだ。
朱瓚は任務を果たしたが深い傷を負ってしまったようです。助かって!
守りを固めテキパキ指示する賢王と九齢の元に寧炎はが駆けつけた。北祁軍を迎え撃つ準備がなされて行った。
「第38話」
城壁に防御の準備進み、賢王と九齢が指示をする中、寧炎が駆けつけ民の不満を伝えた。賢王達は保身のために民を矢面に立たせていると言うのだ。先帝の息子懐王がくれば民の心を掴めると言う。九齢は懐王を迎えに行くと子供ながらも懐王は責務を果たすといった。
朱瓚はなんとか一命は取り留めたが眠り続けた。
城門を出ようと騒ぐ民を賢王が説得するが騒ぎが止みません。懐王が楚九黎がそして九齢が説得してようやく人々は共に城を守ることになった。
北祁軍が城外に迫ってきた。北門に駆けつけると数人の民を捕らえ門を開けろと迫ります。
朱瓚はようやく目を覚ました。承宇が無理をするなと止めたが一刻も早く都へ行くと言う。
承宇が一緒に都を目指した。
成国公と交戦していた北祁軍が急に撤退し始めた。朱瓚が暗殺に成功したようだった。成国公も急ぎ都に駆けつけることになった。
都では民も一丸となって戦っていた。逃げ出した陛下に戦況が伝えられた。懐王がきたことで一丸となって戦っていること、成国公が援軍としてきたことも分かった。そして玉璽が無くなったこと気づかれたが陸雲旗は置いてきたのではないかと嘘をを言った。寧雲釗は陸雲旗に礼を言ったが君九齢のためだと言うのだった。
顧先生が陸雲旗の指示で懐王と九齢を逃がそうと迎えに来たが九齢は最後まで戦うと言った。しかし、押し寄せる北祁軍に苦戦するのだった。戦闘を知らせる太鼓を自ら打ち続ける九齢だった。
早く援軍が来ないのでしょうか?どきどきしますね。
「第39話」
北祁兵が城壁を登ってきた。安化門の上ででは九齢は倒れた兵士に代わって戦闘の合図の太鼓を打ち続けた。押し寄せる敵・・・朱瓚が駆けつけて打ち払った。
北祁軍の指揮官の元へ急報が届いた。陛下が崩御したと言うのだった。
朱瓚が暗殺に成功したのです。そして都に駆けつけましたね。
早く戻らなければ後継者争いに勝てない。成国公の援軍も迫ってきた。北祁軍は撤退するのだった。朱瓚は九齢が太鼓を叩くのを止めた。残された北祁兵に投降を進めた。
ホッとして倒れ掛かる九齢を朱瓚が抱き留めた。
陛下に北祁軍撤退の知らせが届いた。都が落ちなかったのに逃げ出した陛下はどうやって帰れば良いかたずねた。陛下は北祁がくる前に帝陵に行ったが都が包囲され帰れなくなったと民には伝えられている。それを聞いて早速都に戻る準備をさせた。そして九齢に脅威を感じて陸雲旗に殺害を命じた。寧雲釗が陸雲旗に九齢を殺すのかと聞くと命令だと答えた。寧雲釗が手を組もうと言うと陸雲旗は九齢のためかと聞き返した。寧雲釗はそれだけでなく明君が治める太平の世を作りたいと。だから玉璽を隠した。では誰が、正統な跡継ぎは懐王だ。
目覚めない九齢に付き添う朱瓚。やっと気がついた九齢は朱瓚にしがみついた。生きて帰ってきたのね、怪我はない・・ふと見ると楚九黎と懐王がいた。陛下が戻ってからのことを心配する楚九黎の手を取り九齢は二人で遊んだ時のことを語り出した。びっくりする楚九黎に顔は変わったけれど楚九齢だと明かした。そして三人は固く抱き合った。
九齢と朱瓚は互いに危険を冒しても国を救おうとした。再び会うために生きて帰ると誓った。お互いの気持ちを確かめ合うのだった。
九齢、朱瓚、成国公、清河伯は陛下に謁見しに行った。この度のことで九齢は山陽公主を賜った。労を労う陛下に朱瓚は父成国公の無実を認めてほしいと言った。陛下は黄誠が逃げたから捕まればすぐに証明すると言った。
楚九黎と懐王もきた。そこへ賢王が黄誠を捕らえて戻り、黄誠こそ北祁と通じていたと言った。成国公が潔白を証明するように尋問を要求した。
黄誠は成国公を恨んでおり朱瓚を殺したかったと。陛下が刑を言い渡すと黄誠は太炎3年のことは・・と叫んだ。連れ出せという陛下。成国公は太炎3年の大事件は北祁が身代金を受け取りながら太上皇と皇子を殺した事件だと言った。
黄誠を問い詰めると死んだはずの承宇が太炎3年に陛下が徳盛昌にくれたものと言って銀子を見せた。陛下は偽物と叫ぶが身代金は北祁に渡っていない・・・
太炎3年の大事件の真相が暴かれていきます。先帝の死の真実も暴かれる?
37ー39話の感想
都に北祁軍が迫っていることがわかりいち早く逃げ出した楚譲は皇帝の資格ありませんね。それを知った陸雲旗は拉致した九齢を連れて逃げようとしますが九齢は楚九齢でした。楚家の責務は国と民を守る事とキッパリ言いました。自分の命より守らなければいけないものがあると言われた陸雲旗、自分のした事が利己的なことに気づいたのでしょう。
北祁軍に立ち向かう九齢は勇敢でした。賢王を助け懐王と共に国を守る皇女に風格です。
朱瓚が間に合ってよかったです!太鼓を叩き続けた九齢の手を取り倒れかかる九齢を抱き止めてくれました。感動です。
楚九黎、懐王にも楚九齢と名乗る日が来ましたね。
ついに楚譲が行なった太炎3年の大事件が暴かれました。
次回はいよいよ最終回です。