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クルミットです♪
科挙を受けられなかった少春に父の冤罪を晴らす方法があるのでしょうか?
一方、科挙に受かった玉楼に難問が降りかかってきました。
さてどんな裁きをするのでしょう。
では 7話から紹介していきますのでお付き合いください♪
【玉楼春】(ネタバレあり)
第7話「月下の舟」
補佐として押しかけてきた滴珠が歓郎の証人が金で雇われ偽証したこと知らせると
玉楼は判決を下し、歓郎を投獄してしまいました。
玉楼は歓郎に罪を償ったらまた兄弟のように過ごそうと言うのですが・・・
朝廷で手柄を立てた陸明が陛下に「林遠道事件」の再調査を願いでて許されました。
ところが陸明が事件の調書を見ると「関与した疑いがある者」に自分の名前があったので
慌てて塗りつぶしてしまったのです。そこへ孫遜が乗り込み陸明を捕まえました。
少春は連行される陸明の姿を見て玉楼に頼むと同じ目に遭うかもしれないと思うのでした。
陸明の逮捕はなんだかタイミングが良すぎて・・・
玉楼が家の前で少春を待っていました。忙しくて来れなかったことを謝り「薄情者と言ってくれ」と言うのでした。玉楼が「やり終えなかったことは?」と聞くと少春は「からかっただけよ」と流してしまいました。
見送る少春は寂しそうですね
科挙を受けられず、玉楼に頼りたくない少春は後宮に入り陛下の寵愛をえれば直訴できると思うのでした。常ばあやに後宮に入ると告げると、玉楼と縁を切らないといけないと言われました。しかし、玉楼を傷つけずに別れられるかわからない・・
やはり別れる道しかないのでしょうか?
父孫遜は王家が嘘をつき孫家に金をたかった真相を突き止め、玉楼の前で暴いて見せたのです。
そして玉楼にもっと慎重になるようにと言いました。
落ち込む玉楼に滴珠は「歓郎は釈放された」と言うのですが玉楼は元に戻れないと悔やむのでした。
父が真相を暴いたのは玉楼のためと言うよりも自分の保身のためと思えます
玉楼は少春に会いに百戯館へ。
玉楼が「落ち込んでるからそばにいたい」と手を差し出すと握り返す少春。
二人が街へ行くと太后の誕生日を祝う祭りが開かれていました。楽しんでいると急な雨に駆け出して川べりの店で雨宿り。酒を飲んだ帰りに止めてあった舟に乗り肩を寄せ合う二人でした。
酔って眠る玉楼を見つめる少春は縁を切る決心をするのでした。
舟の上で膝枕で眠る玉楼は幸せそうですが別れを決心した少春の心は張り裂けそう・・
第8話「秀女選び」
玉楼が目覚めるとすでに少春の姿がありません。別れの手紙が置かれていました。
少春を探しに家に行くと引っ越したと言われ百戯館に行っても行方はわかりません。陰から帰っていく玉楼の後ろ姿を見つめる少春。もう恋愛はしないと心に決めるのでした。涙を堪え、玉楼との出会いから過ごした日々を思い返すのでした。
笑顔でかけてくる玉楼、影絵を持って微笑む玉楼、腕を取って駆け出す玉楼、みんな可愛いです
後宮に入るための「秀女選び」が始まりました。合格するにはお金がいる事を知った少春は知恵を絞って第一審査に残りました。
賄賂のことを袖の下と言いますが現場を見てびっくり・・
滴珠は落ち込む玉楼を元気づけようと出かけると「秀女選び」の一団の中に少春を見つけます。滴珠は少春が後宮と孫家を天秤にかけている思い「役者は悪どい」と罵るのでした。
滴珠は玉楼に少春が「秀女選び」に参加していると告げました。玉楼は何か訳があるはずだと信じることができません。
「秀女選び」は幾つもの試験を行います。待機する少春が呼び出されついていくと玉楼でした。
なぜかと問い詰める玉楼にまた嘘をつき玉楼を突き放す少春でした。
「秀女選び」を受ける娘たちは色々と手を尽くし受かろうとします。よく考えますね
玉楼が酒をあおっていると滴珠がやってきました。玉楼はまだ少春には人に言えない事情があるからだと諦めきれないのです。
滴珠は酒楼に行き、少春の身の上を調べさせるのでした。
少春の身の上を聞いた滴珠は林遠道の娘だと見抜きました。これまでの少春の行動が父の汚名を注ぐためのと気づき玉楼に教えるのでした。
滴珠はフェアプレー好き?
「秀女選び」が進む中、少春は貴妃に呼ばれました。「なぜ?」不思議に思いながら貴妃のところに行くとそこには玉楼もいたのです。二人になると玉楼は自分が「林遠道事件」を解決すると言うのですが少春は断ります。そして「お互いの心が通っていればそれで良い」と・・
玉楼は貴妃の所にやってきた陛下に「迷宮入り事件を解決したい」と願い出ました。陛下は許可してくれました。
玉楼は「林遠道の事件」を調べる権利を得たのです
第9話「不正のからくり」
貴妃のところから帰った少春に「なぜ呼ばれたの」と問いただす少女達は、貴妃が後ろ盾と思い機嫌をとります。しかし、女官の江が貴妃に少春について聞くと配慮はいらないと言われ、大監が届けた豪華な夕食を取り上げてしまいました。
後ろ盾がある無しで掌を返す人々が笑えますね
「林遠道事件」の再調査を始めた玉楼は物資が減ったことの謎が解けず考え込んでしまいました。
歓郎を伴い街へ出ると知り合いの店主と使用人のやりとりが気になりました。店主は使用人が店の物を盗む手口を教えてくれました。役所でも同じように不正が行われていると知り調べに行きました。そしてその手口がわかってきました。
時折、歓郎は孫遜に玉楼の状況を報告します。孫遜は玉楼をよび、何故古い事件を調べるのだと問いただしました。忠告してもやめそうもない玉楼に手を貸そうと言うのでした。
父が子を心配してのことでしょうか・・?
玉楼は「林遠道事件」の再調査に国庫にやってきました。からくりを暴露し関わった役人や商人を捕らえたのでした。陛下は喜び玉楼を昇進させました。
拷問をしたと見せかけるため少春の師匠も声色を使って手伝いました。なかなかやりますね
事件が解決したので貴妃のところに行くと「秀女選び」の最終日。 慌てて玉楼は少春に冤罪が解決したことを伝えるのでした。
絵を見た陛下は少春を気にいるのですが目の前に現れた少春の顔を見で驚きます。
少春の唇はタコの口のように腫れ上がり目も当てられません。理由を問うと花のせいで、宮中は花が多く腫れてしまったと釈明しました。陛下はやむなく諦めるのでした。
少春の顔を見た陛下のリアクションは見ものです。貴妃は少春が選ばれなかったのでなんだかホッとしたように見えました
秀女に選ばれず出てきた少春を笑顔で迎えた玉楼「顔が変わっても君は君」と手を取るのでした。
しばらくして玉楼が少春を連れて行ったのは昔のように整えられた林家でした。常ばあやの娘小雅も戻りました。少春に親の許しを得て迎えにきてと言われ走って帰る玉楼でした。
その頃、孫家では母と嫁達で玉楼の嫁の話をしていました。母は少春との結婚に猛反対。玉楼も他の娘は娶らないと一歩も譲りません。そこへ父がやってきで母に賛成するのでした。
7-9話の感想
歓郎を捕らえてしまったのには驚きました。心が真っ直ぐな玉楼ですね。
傷心した玉楼の顔を見ると手を取ってしまう少春、膝枕で眠る玉楼の顔を見つめる少春、
さぞ辛かったことでしょう。
そして「陛下に直訴する」との思いつきは少し無謀では・・と思いました。
「秀女選び」でも少春の知恵や思慮深さが光ります。
このまま合格と思いきや玉楼が見事に「林遠道事件」を解決してしまうなんてびっくりです。
まだ物語が始まったばかりなのにふたりがめでたくゴールインかしら・・・
やっぱりそうは行きませんね。
母沈氏は玉楼に「私を殺してから好きにすればいい」と叫ぶほどです。
親子の言い争い迫力ありました。
もちろん三兄の嫁鳳翹も反対ですね。
玉楼と少春の心が繋がったのは良かったです。
知恵と行動力のあるふたりですからきっと上手くいくことでしょう。