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クルミットです♪
武拳が始まり様々な試験が行われ、海市は難なく試験を通過していくも、最終試験で蘇鳴に陥れられるなど、色々あった前回。
そして今回、鞠七七が方諸の結婚を予定していると知った海市はショックを受け…。
【斛珠夫人(こくじゅふじん)】(ネタバレあり)
10話
緹蘭は皇帝を怒らせたため南宮に軟禁される。
南宮は手付かずで荒れ果てていて人が住める場所じゃないですね…
一方、方諸は朝廷に復帰し、霽風館の弟子たちは宮中に移動することになる。
そんななか、方諸は海市だけ元の場所に留まるよう命じる。
もし宮中で海市が女だとバレたら厄介なことになると危惧したからだった。
海市は自分だけ除け者にされたことに納得できず憤るも、方諸は聞く耳を持たないのだった。
しばらくして弟子たちが皆宮中に引っ越し、海市の1人での暮らしが始まるなか、卓英が訪ねて来る。
卓英は、海市の母から預かったお土産を海市に渡す。
海市は、母が元気にしていることを知り安心するのだった。
その後、皇帝は緹蘭が軟禁されている南宮を訪ねる。
すると緹蘭は南宮を片付け、それなりに優雅に暮らしていた。
その様子を見た皇帝は「優雅に過ごさせるためにここに入れたわけではない」と苛立ち、無理難題の課題を与えるのだった。
翌日、海市は町に買い物に出掛けていた。
武拳で活躍したことですっかり有名人の海市は、色々な人から声をかけられる。
そんななか、たまたまそこにいた周幼度は一際熱い視線を去っていく海市に送っていた。
どうやら周幼度は海市が女だと気付いているようです。一体何者?
その後、海市は参内の時間を間違え参加できなくなってしまう。
するとそれを知った方諸は「前に受けた毒により体調不良です」と言い、なんとかその場を乗り切るのだった。
その後、方諸は海市も他の弟子たちと同じように、宮中に引っ越すことを認める。
それを聞いた海市は喜ぶのだった。
11話
皇帝から3万の新兵のために龍尾神を彫る課題を出された緹蘭は、昼も夜もその作業に追われていた。
その過程で指を負傷してしまうも、緹蘭は作業をやめないのだった。
一方、海市は方諸が鞠七七と結婚する予定だということを聞く。
初めてそれを知った海市は衝撃を受けるのだった。
海市は少し方諸のことが恋愛対象として気になり始めていましたからね…
その後、海市は方諸と話していた。
そこで海市は「私と卓英を弟子にとったから、師匠は家庭を持てなかったんですね…」と落ち込んだ様子で呟く。
それを聞いた方諸は「何があったんだ…?」と海市の様子が心配になるのだった。
翌日、海市は皇帝に会いに王宮へ。
すると皇帝は「方諸に鞠七七と結婚するよう説得してくれないか?」と頼まれる。
それを聞いた海市は、うつむきながらある頼みをする。
「私を黄泉関に派遣してください」
それを聞いた皇帝は「あそこは北部の地で辺鄙なところだぞ?」と驚く。
すると海市は「国のためになる仕事をしたいので…」と言い、皇帝はそれを認めるのだった。
本当に行ってしまうのでしょうか…
その後、海市は方諸にそのことを報告する。
突然のことに方諸は驚くのだった。
しばらくして卓英もそのことを知り、「行くべきではない」と海市に告げる。
しかし海市は聞く耳を持たないのだった。
その後、卓英は方諸と海市の黄泉関行きについて話していた。
師匠の婚姻が原因なんじゃないですか?」
卓英はそう言い、立ち去るのだった。
数日後、海市は武拳に一緒に参加した4人と兵たちと黄泉関へ発つ準備を進めていた。
12話
黄泉関行きの準備を進める海市。
卓英は黄泉関行きを引き止めようとするも海市は聞く耳を持たず、2人は口論になるのだった。
そして黄泉関行きを翌日に控えるなか、海市は方諸に挨拶に行く。
「いつ戻ってこられるか分からないので挨拶に来ました。私に踏み込んでこないでください」
海市はそう告げると立ち去るのだった。
互いに複雑な心境でしょうね…
一方、緹蘭の具合があまり良くないことを知った皇帝は南宮に様子を見に行く。
そして皇帝は緹蘭の軟禁を解き、宮中に戻すことにするのだった。
その夜、海市は方諸の屋敷に泊まらせてもらうことに。
海市は方諸との別れに少し寂しさを感じ始め、部屋で1人涙するのだった。
一方、方諸は過去の出来事を回想していた。
時は遡り儀王の反乱が起きた時…。
方諸は皇帝と共に敵兵を次々と倒していた。
しかし、方家を滅ぼされたことで我を失った方諸は命令を無視して紫簪を死なせてしまい、皇帝も危機的状況に陥っていました。
そして方諸は皇帝の傷と痛みの身代わりとなる“柏奚”となったのだ。
皇帝とそのような関係性があったんですね…
そして時は戻り現在…。
海市が出発する日を迎え、海市は黄泉関へと発つのだった。
感想
鞠七七が方諸の結婚を予定していると知った海市がショックを受けたり、皇帝と緹蘭の関係性が少しずつ変化しつつあったり、方諸と皇帝の知られざる関係性が明らかになったり、海市が都を出て黄泉関へ旅立つなど、今回も様々な展開がありました。
海市は方諸に恋心を抱き始めた矢先に鞠七七が方諸の婚約者だと判明。
海市は相当ショックを受けていましたね。
また今回、方諸が皇帝の傷と痛みの身代わりになるという不思議な契約を結んでいることが判明しました。
だから皇帝が受けた傷が、方諸にもできていたのかと合点がいきました。
ラストでは海市が黄泉関へ旅立つということで、どんな展開が待ち受けているのか楽しみです。