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クルミットです♪
今回から始まる「有翡」は、深い山奥の要塞に守られた江湖の集団・四十八寨で、当主の娘として生まれ育った周翡が、様々な出会いと別れを経験しながら、「本当の英雄」となっていく姿を描いた物語です。四十八寨に現れた謎の青年・謝允は、何やら使命を帯びているようですが、これから周翡とどんな関係を築いていくのでしょうか。多くの人々によって紡がれる濃厚な人間模様を、これからゆっくりとひも解いていきましょう。
【有翡(ゆうひ) -Legend of Love-】(ネタバレあり)
第1話「山奥の四十八寨」
時は南北朝。戦火は絶えず、民は疲弊していた。そんな中、南刀こと李徴は湖湘の山中に寨を築き、江湖の48門派を集結し四十八寨を確立すると、優秀な修行者を育成して繁栄した。寨は固い警備に守られ、洗墨江のからくり仕掛けをこれまで破った者はいなかった。
侵入者は帰ってこず、危険だという情報も伝わらずに、次々に挑戦してくるのですね
李晟は四十八寨当主の甥で直弟子、武芸の名手だが「最強とされる周翡の敵ではない」と囁かれているのを耳にして苛立ち、周翡に手合わせを強要する。しかし周翡が終始優勢な上に途中で引いてしまう、その頃、洗墨江のからくりの発明者・魚老は、からくり仕掛けを飛び越えていく謎の若い男を目にし、慌てて非常時の合図の狼煙を打ち上げる。四十八寨内は騒然とし、当主の李瑾容は警備の強化を命じる。周翡は洗墨江に駆け付けようとするが、李晟に「余計なことをするな」と言われる。
イケメン登場!しかしどうやって飛び越えて行ったのでしょうか
洗墨江には「牽機線」という剣よりも強い線が張り巡らされており、徒に入り込むとバラバラになってしまう仕掛けになっていた。「牽機線」は洗墨江だけでなく、四十八寨を取り囲む禁林にも張り巡らされていた。男は軽功の使い手で、禁林の中でも男は軽々と逃げ回るが、周翡と李晟は危険を顧みず後を追うが、追跡するうちに牽機線の危機を逆に男に救われてしまう。何者かとの問いに、男は「姓は謝、字は霉霉、号は楽天居士」と名乗って逃げる。
腕組んでナナメの姿勢での名乗り、ナマイキでかわいいですね♪
周翡は母・李瑾容に「危険な禁林に入って賊を逃がした」と責められた上、李晟の悪事の濡れ衣を着せられ、禁足を命じられる。李晟は李家後継者の自負と焦りから周翡を批判するが、周翡の両親が「李晟に四十八寨を委ねたいが武芸の腕が低い」と案じているのを聞いて、四十八寨には居場所がないと感じ、外界に出る準備をする。しかし妹の李姸に見つかって言いつけられそうになり、李姸を縛りつけて出立する。そこで李姸は周翡に知らせる。
後継者が李晟兄妹か周翡の三択だとしたら、今の四十八寨はかなりピンチなのでは?
侵入者の男(謝允)は、警備が強化されたため木の上に隠れていたが、李晟を追いかけてきた周翡を見かける。李晟は外界に出て猛者たちと戦い偉業を成そうと洗墨江へと踏み出していくが、牽機線を前に立ち往生し、周翡も手を貸そうと洗墨江に向かう。そんな二人の様子を見た謝允は助けるべきかを銅銭で占い、構わずに放置することに。
助けるか助けないかを占って、銅銭が立ったから行かないというチャラさよ…
周翡と李晟が洗墨江を越えようとしているとは知らず、魚老は賊をおびき寄せようとすべての仕掛けを起動させたため、周翡と李晟はますます動けない。周翡は「私が賊を倒す」と李晟を逃がそうとするが、謝允が見かねて手を差し伸べ「私を殺すなら先に死ぬな」と軽口を叩く。やがて仕掛けは核に到達し、さらに激しさを増していく。
謝允、惚れさせようとしてますよね♪
そろそろ仕掛けを止めようとする魚老に、李瑾容は十年前にも投げかけて答えを得られなかった「李家が守ろうとするのは何ですか」という問いを突き付ける。そこに李姸が李晟と周翡の洗墨江越えを知らせ、李瑾容は慌てて洗墨江へ向かう。李姸は洗墨江に「魚老という怪物」が棲んでいると思っていたが、目の前にいる老人が魚老だと知って驚く。
同じ四十八寨にいても、魚老に会ったことがなかったのでしょうか?
洗墨江の三人は牽機線に囲まれるが、仕掛けが止められ、李瑾容が駆け付けて謝允は捕らえられる。謝允は四十八寨を訪れた目的を問われ「甘棠公に文を渡したい」と答えたため、李瑾容は顔色を変える。謝允は主が王麟だと語るが、王麟と李瑾容との間には過去に深い因縁があったらしく、李瑾容は王麟への憎悪を見せて「安平令」を出せと求める。謝允は王麟がすでに故人だと明かして拒絶してその場から逃げ出し、周翡は李晟を使って母の気をそらし、謝允を逃がす。
李瑾容と王麟の間には何があったのか、大いに気になりますね~
周翡は謝允をわざと逃がした罰で、四十八寨の重鎮らの前で李瑾容に鞭うたれるが、自分たちを助けた恩人だから後悔はないと意地を張る。しかし李瑾容は「10年前の惨劇」を周翡に思い出させる。それは周翡が地煞山荘の六荘主・童天仰に攫われ、海天一色の一つである腕輪が地煞山荘の手に落ちそうになった事件のことで、周翡は李晟の父である叔父によって助けられたのだ…
武侠お約束の宝物来ました!そんな大事なものを子供に持たせちゃだめですよね!
第2話「父の教え」
10年前、地煞山荘に拉致された周翡は、叔父の李瑾鋒に救出されたが、大荘主・沈天庶の投じた刀が李瑾鋒の背中に命中。李瑾鋒は周以棠に「海天一色の腕輪を絶対に守り抜き、人目に触れさせぬように」と李瑾容への遺言を残し絶命したのだった。
李晟と周翡の微妙な対立関係の原因の一つが、李晟の父の死なのでしょうか
厳しく鞭打つ李瑾容を見かね、療養中の周以棠が姿を見せる。周以棠は周翡の言い分にも一理あるとした上で、侵入者が悪人でないという保証もないため、まずは賊を捕らえてから審問すればいいと提案し、重鎮たちもそれに賛同する。李瑾容は四十八寨を守ろうとずっと気負ってきたが、周以棠は「自らの立場に縛られるな」と妻をねぎらう。
四十八寨の人々も、周以棠には一目置いて重く扱っている様子ですね
地煞山荘も謝允の侵入に乗じて四十八寨への侵入を試みるが、失敗していた。しかし沈天庶は洗墨江の仕掛けを確認できればよく、周以棠が山を下りるだろうと読んでいた。そして周翡によって片目を失った童天仰が、復讐の念を抱いて動きを見せていた。
幼かった周翡の必死の抵抗を恨むなんて、童天仰は自業自得なのに大人気ないですよね
周翡は周以棠に「あの人は恩人なのに助けてはいけないのか」と訴える。仕掛けを越えようとした李晟は罰せられず、自分だけがいつも罪をかぶる構図に悩んでいたのだった。母に褒められたことがないと苦悩する周翡に、周以棠は「これからは父に思いを吐き出せばいい」と慰め、謝允を救ったことも正しいと答える。しかしすべてを聞いていた李瑾容に周翡は目も合わせない。
この母子、あまりに似た者同士過ぎてお互い相容れるのが難しいのかも…
洗墨江の恐ろしさを知った李晟は、李姸の懇願もあり、今後外に出るとしても洗墨江は通らず、秀山堂の試験を経て堂々と山を下りようと決意していた。
堂々と外に出る方法があるなら、そっちをまず目指した方がいいですよね~
周以棠は山に入る前に碁の一局を打ち始めていたが、それが珍瓏(詰碁)の問いになっているという。「劫の中に劫がある」という複雑な局に、周以棠は次の一手が生となるか死となるか見いだせず、進退窮まっていた。ここ数年自分自身を縛ってきた周以棠が、次の手を見出したら留まるのか動くのか、と李瑾容は問いかけるが、その答えはまだ見つからない。
夫は四十八寨で収まる男ではなく、いつか外に行くかもしれないという苦悩と、四十八寨を守らなければいけないという二重の苦悩にずっと李瑾容は苦しんできたのですね
謝允は不敵にも周翡の様子を木の上から覗き込み、自分を逃がしたせいで李瑾容から周翡が罰せられたのか?と思い、周翡を外に誘い出して傷薬を手渡す。周翡は洞窟に謝允を閉じ込めて四十八寨に来た理由を問いただす。しかし飄々として謝允は事情を語らない。
耳の傷、痛そうですよね。謝允はずっと木の上で過ごしているのでしょうか
周翡は「甘棠公」が自分の父だということすら知らなかった。謝允は王麟について尋ねられ、戦を前に死を覚悟して己の墓を建て、自分に「周以棠に安平令を手渡し、安平軍を任せるのです」と願いを託した王麟のことを思うが、本当のことは言えずにごまかす。そして周翡を翻弄して洞窟から逃げ出す。
謝允の正体は、王麟将軍が敬語で話して跪くような立場の人間のようですね
李晟は周以棠を訪ね、なぜ刺客に狙われ続けているのかと尋ねる。李晟もまた、周翡が理不尽に自分のせいで叱られるのは嫌だったのだ。周以棠は「お前が居場所を定めていないから」と諭すが、それは周以棠も同じだと返されて言葉に詰まる。それはいるべき場所を離れて長い年月が過ぎてしまったからだ。
李晟は意外とちゃんと見ているのですね。周以棠の居場所は四十八寨ではなさそうです
周翡は周以棠の元を訪ねるが、その後をつけてた来謝允は木の上で笛を奏でる。その曲を耳にした周以棠と李瑾容は「長年消えていた曲」だと思わず聞き入る。その曲は「安平曲」といい、かつて周以棠が王麟の元で挙兵した際に作られた曲だという。
「国運栄える」という令牌の言葉には、逆説的に何か深い意味がありそう?
警護の者たちに取り囲まれた謝允は、李瑾容に安平令を見せる。周以棠は「世捨て人の自分に何をさせたいのか」と言いつつも安平令を受け取り、李瑾容は夫が四十八寨を去ることを察する。四十八寨の外では聞煜という人物が甘棠公を迎えに行く準備をしていた。
周以棠夫妻は、謝允に会う前から、彼が来た意味を知って覚悟していたのでしょうか
周翡は父が四十八寨を出ていくのではないかと気がかりで「ここを出るなら私も連れて行って」と懇願する。母の折檻に耐えられないというが、周以棠は「十分手加減している」と笑う。翌朝、二日酔いで目覚めた周翡だが、枕元に栗の袋が置かれているのを見て、謝允が部屋に置いていったことに気付く。
嫁入り前の娘が寝顔を見られた、というのはそりゃ怒りますよね♪
周以棠は四十八寨を去るのに、謝允に「出会いは別れの始まり、興亡も無常なり」と説き、別れを告げる。門の外には聞煜が待ち構えていたが、彼は周以棠を十数年待ち続けた知己だった。そこに後を追ってきた周翡が自分も連れて行ってと剣を構えたため、対峙した聞煜が周翡の剣を折る。周以棠は振り向きもせず「取捨選択とはどういうことか」と周翡に突き付ける。強者のみが選択を決められるが、今の周翡には決められず、門を出ることもできない。周翡は、謝允に「あなたを助けなければよかった」と涙する。
李瑾容は周翡のように泣いて縋ることもできないのだと思うと、それもつらいですね
聞煜の一行を、童天仰が十数年ぶりの恨みを晴らそうと待ち構えていた。童天仰と聞煜の激しい一騎打ちの最中、童天仰は周以棠の馬車へ盾を投げつけるが、それを車列についてきていた李瑾容が防ぎ、当主の実力で童天仰を圧倒する。
当主カッコイイ…決めポーズにほれぼれしますね!
第3話「母に挑む」
周以棠は馬車の中から妻の背中を見つめながら、昨夜李瑾容が語った言葉を思っていた。明日ここを出たら、周以棠がどうなろうと四十八寨とは無関係だと。夫婦は言葉も交わさず、視線も合わせることなく別れるのだった。
無関係だと断ち切るものの、二人の絆はより深いのだと感じさせられます
周翡は洗墨江を前に、父の「強者のみが選べる」との言葉を思い、仕掛けを破る決意を固めるが満身創痍となり、魚老が仕掛けを止めて救われる。魚老は仕掛けの極意について「変幻自在だが、規則に気付けば極意を掴める」という。「まず頭を使い、心を落ち着かせよ。雑念を捨て心で感じればおのずとどう動くべきか見えてくる」
「燃えよドラゴン」の「Don’t think! Feel.」に近いものを感じますね
周以棠は安平軍総帥に着任し、聞煜に「呉費将軍が敵の手に落ちた」と聞き、それは地煞によるもので、すでに将軍の命はないだろうと見られた。その頃呉費将軍は地煞山荘に捕らえられ、三荘主・仇天晋が手を下そうとしていたが、それを沈天庶が「柱国の意向」だと止める。沈天庶は呉費が隠し持つ水波紋の品を要求し、呉夫人を殺して脅す。
武侠あるあるで、悪党一味は秘宝を全部集めて我が物にしようとしますよね!
その頃四十八寨の張晨飛が、呉費の娘・呉楚楚とその弟を保護して荊州へ向かっていたが、それを仇天晋が追っていた。謝允はその動向を注視していたが、張晨飛を見て四十八寨のために一肌脱ごうと考え、手助けを申し出る。一行は地煞の追っ手と行き会うが、「皮膚病の家族だ」と言って発疹を見せてやり過ごす。仇天晋は自分の手柄を取り上げた沈天庶を信用しておらず、秘密裏に沈天庶の意図を調べさせることに。
謝允は役目を終えてぶらぶらしていたのでしょうか
皮膚病は呉楚楚の紅を使ったその場しのぎの工作だった。そこに霍家堡を名乗る者たちが一行を迎えに来て、霍家堡では大堡主の誕辰祝いに、縁のある四十八寨一行なら歓迎するという。謝允は彼らを怪しむが、張晨飛にもう大丈夫だと言われたため別れることに。
張晨飛は四十八寨の一員だけに、少し世間知らずなのかも…
周翡はずっと洗墨江で訓練を繰り返し、次第に成長を遂げていた。李姸は見張りを懐柔して「洗墨江に連れて行って」とねだって拒まれ、李晟に洗墨江の近くに連れていかれるが、周翡が洗墨江を渡っている様子を目の当たりにして愕然とする。とうとう半年かかって洗墨江の仕掛けをものにしたのを見て、李晟は外界への決意を固める。
魚老は、さらに仕掛けを強化しなくちゃいけないのでは?
四十八寨で秀山堂の試験が行われる日が訪れる。所定の時間内に摘花台の周囲に貼られた「窓花」を、それを守る弟子を倒して二枚以上集めた者が、一人前と見なされ下山の機会が与えられるのだ。一枚は必ず高い木柱に貼られたものでなくてはならず、そのためには掌門の一人に勝利しなければならない。李晟は次々と弟子を倒し、父の李瑾鋒の十二枚を超える勢いで勝ち続け、掌門は寇丹を指名して勝利し、十五枚を獲得した。
李晟は周囲の低評価を乗り越えるために頑張ってきたのですね
次に、周翡は当主との対戦を指名する。四十八寨の重鎮たちは、周翡が魚老の鳴風楼の技を極め、それを己の流派と融合させて当主に挑んでいることに感嘆する。実は試験の前に李瑾容は「父からの文が届いた。勝ったら見せるが、負けたら一生下山させぬ」と言っていたのだ。李瑾容が「破雪刀」を繰り出す死闘の中、やがて李瑾容の刀が柱に刺さった隙に周翡が窓花を獲得して勝利を収める。
李瑾容は負けたけど嬉しそうでしたね♪
周翡は刀を投げてもう一枚窓花を獲得し、時間が余ったものの二枚で終了したため、李晟が「これしきの記録で」とケチをつける。しかし二枚集めれば充分なのだから見栄を張る必要はない、と周翡は言い返す。
窓花の量と質、どちらが上かという、李晟の対抗心のマウントですよね
周翡と李晟は王夫人から話があると呼び出される。四十八寨への客人を迎えて欲しいという周以棠からの文で、王夫人の孫・張晨飛が志願して迎えに行ったものの、音沙汰が途絶えたのだという。そこで王夫人が自ら探しに行くことになり、周翡と李晟は同行を命じられる。出立を前に、周翡は思いがけず初めて母から誉められる。李瑾容は「破雪刀こそ最強」と断言し、「己の持つ刀法が最強だと自信を持ちなさい」と破雪刀の形を授けられる。
刀法を伝授するほど、ようやく母が周翡の成長を認めたのですね…
周翡は江心亭に魚老を訪ね、秀山堂で李瑾容に勝利しての合格と、破雪刀を伝授されたと報告する。魚老は周翡に「お前はどんな英雄になりたい?」と尋ねるが、周翡は逆に英雄とは何かと問うと、魚老は「倒した悪党の数ではなく、どれだけ多くの人を救ったかが江湖の英雄だ」と答える。かつての鳴風楼は情報を売って多くの人々を裏切っていたため、地煞の怒りを買い、魚老は地煞の五荘主・胡天瑛の透骨青の毒針を受ける。七荘主・陸天曠がとどめを刺そうとした時、李徴が阻止して救われたのだ…
こんな風に李徴は、地煞から48流派を助け、スカウトして回ったのですね
1~3話の感想
「有翡」始まりました!まだラブロマンスは入り口にも立っていない状況ですが、キレのいいアクションが盛りだくさんで、祖父の代から綿々と拗れた人間模様の片鱗がチラ見せされて、これからが大いに楽しみですね!
出だしでは、四十八寨で育ったいとこ同士、周翡と李晟のキャラの対比が前面に描かれています。才能に恵まれながらも自分の行き先が見えない周翡と、後継者として期待されながらも才能が不足している李晟とで、互いに大切に思いながらも突っかかる、双方無いものねだりの合わせ鏡のような存在です。そんな二人が四十八寨という場所で若さを持て余していたところに、謝允の登場で日常に風穴が開くことに。謝允は周翡だけでなく李晟をも導く存在になっていくのでしょうか。
王一博が演じる役柄は大抵クールで、あまり笑わないキャラクターであることが多いのですが、本作の謝允は笑うしチャラいしで、とても新鮮ですね!もっと笑ってチャラチャラして新しい表情を見せて欲しいものです。
それと、脇を固めている顔ぶれが、あの人もこの人も!?他では重要な役をつとめていたのにこんな脇役に?と驚くような登場をしていて、宝探しのような楽しさがありますね!大人たちの過去がこれからどんな風に掘り下げられていくのかワクワクしてきました。
ところで、この物語の舞台は南北朝の時代の設定です。国と国、人と人が仁義なき戦いを繰り広げた殺伐とした時代です。架空王朝でよさそうなのにあえて南北朝にしたのは何か意味があるのか、少しだけ気にしながら続きを楽しみにしていきたいですね♪