【らんまん】第1週|「バイカオウレン」は母ヒサが大好きな花

らんまん第1週

【らんまん】第1週のあらすじとレビュー

NHKの朝の連続テレビ小説(朝ドラ)【らんまん】第1週「バイカオウレン」のあらすじネタバレと予習レビューをお伝えします。

春らんまんの明治の世を天真らんまんに駆け抜けた植物学者・槙野万太郎(神木隆之介)の物語がいよいよスタート!

今回は【らんまん】第1週のネタバレとレビューについて。

*本ページの情報は2023年4月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

【らんまん】第1週のあらすじ

【らんまん】第1週「バイカオウレン」のあらすじ

 のちに著名な植物学者となる万太郎(神木隆之介)の物語がスタート。土佐の酒蔵「峰屋」の跡取り息子である5歳の万太郎(森優理斗)は植物が大好き。けれど、生まれつき病弱な万太郎はすぐ発熱して寝込んでしまう。親戚が「万太郎は生まれて来なければよかった」と言うのを聞いてしまった万太郎は深く傷ついて、病床の母・ヒサ(広末涼子)を振り切り家を飛び出す。たどり着いた先は裏山の神社。そこで天狗と名乗る謎の男=坂本龍馬(ディーン・フジオカ)と運命的に出会って…。

【らんまん】第1週のあらすじネタバレ

【らんまん】第1週のあらすじネタバレを紹介!

第1話 4月3日(月曜)

慶応3年(1867)土佐・佐川(さかわ)村。造り酒屋「峰屋」(みねや)の跡取り息子として生まれた槙野万太郎(森優理斗)は草花が大好きな男の子。

万太郎は生まれつき病弱で、すぐに熱を出して倒れてしまう。そのため、祖母のタキ(松坂慶子)や母ヒサ(広末涼子)に心配をかけてばかりだ。

春、万太郎が楽しみにしていた酒蔵の祝宴の日がやってきた。立派なごちそうの数々を目にして嬉しくなった万太郎は…

【出演】神木隆之介,森優理斗,太田結乃,井上涼太,菅原大吉,小松利昌,中村里帆,広末涼子,松坂慶子,

第2話 4月4日(火曜)

万太郎(森優理斗)は、親戚の豊治(菅原大吉)たちが「万太郎はどうせ長く生きられない」「生まれて来ない方がよかった」と話しているのを聞いてしまい、深く傷つく。

病床の母ヒサ(広末涼子)のもとへ向かい「お母ちゃんもいらんかった?わし、生まれてこん方がよかった?」と問い詰める。ヒサは「誰もそんなこと思うちょらんよ」と否定するが、万太郎は納得がいかず、ついには家を飛び出してしまう。

心を痛めたヒサに、タキ(松坂慶子)はこれまで秘めてきた思いを語る。その頃、万太郎は裏山の神社で自らを“天狗”と名乗る謎の武者(ディーン・フジオカ)と出会う。

【出演】森優理斗,太田結乃,井上涼太,菅原大吉,小松利昌,石村みか,嶋尾康史,中村里帆,ディーン・フジオカ,広末涼子,松坂慶子

第3話 4月5日(水曜)

家出した万太郎(森優理斗)は坂本龍馬(ディーン・フジオカ)との衝撃の出会いを果たす。龍馬から生まれてこない方がいい人は一人もいないこと、大きくなったらなんにでもなれる…と励ましの言葉をもらい、生きる希望をもらった万太郎。

万太郎は、迎えに来た母ヒサ(広末涼子)と白くて小さな花(バイカオウレン)を見つける。ヒサは名前を知らないが大好きな花だった。万太郎は、いっそう草花への想いを強くする。

一方、番頭の息子・竹雄(井上涼太)は、タキ(松坂慶子)から万太郎の目付役を命じられる。

ある日、佐川領主深尾家の家臣・塚田昭徳()が訪れ、万太郎に学問所「名教館」(めいこうかん)への進学を勧める。

【出演】森優理斗,太田結乃,井上涼太,菅原大吉,小松利昌,ディーン・フジオカ,榎木孝明,広末涼子,松坂慶子,宮﨑あおい

第4話 4月6日(木曜)

秋、今年も酒造りの季節がやってきた。万太郎(森優理斗)は、相変わらず草花に夢中。しかし、体が弱いため、近所の子どもたちと遊ぶことは許されない。

そのことで竹雄(井上涼太)と喧嘩をした万太郎は、怒って酒蔵の中に入ってしまう。追いかけた姉の綾(太田結乃)も蔵に足を踏み入れるが、「おなごは蔵に入ってはいけない。おなごは穢(けが)れちゅうがじゃ。入ったらいかん」と杜氏の寅松(嶋尾康史)から厳しく言い渡される。※杜氏(とうじ)とは酒造りの最高責任者。

一方、病床の母ヒサ(広末涼子)の容体が思わしくなく…。

【出演】森優理斗,太田結乃,井上涼太,小松利昌,石村みか,綱島郷太郎,嶋尾康史,中村里帆,広末涼子,松坂慶子,【語り】宮﨑あおい

第5話 4月7日(金曜)

万太郎(森優理斗)は病床で生死の境をさまよう母・ヒサ(広末涼子)を元気づけようと、母が好きなバイカオウレンの花を探しに行く。だが裏山の神社には見当たらず、立ち入りを禁じられた山の奥深くへと足を踏み入れてしまい…。

異変に気付いた綾(太田結乃)と竹雄(井上涼太)も万太郎を追いかけて奥山へ。雪が降り始める中、ついにその花を見つけた万太郎だったが…。

【出演】森優理斗,太田結乃,井上涼太,石村みか,綱島郷太郎,嶋尾康史,中村里帆,ディーン・フジオカ,広末涼子,松坂慶子


【らんまん】第1週あらすじネタバレ はここまで。

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【らんまん】第1週のレビュー

【らんまん】第1週の事前レビューです。

新しい「朝ドラ」がスタート

いよいよ新しい「朝ドラ」がスタートします。半年間、視聴できるか、楽しめるか…ワクワクとドキドキ、期待と不安な中、皆さん視聴すると思います。

ドラマで気になるのは脚本家さん。本作は劇作家でもある長田育恵さんが担当します。今のところ1人で手掛けるようですね。

長田さんはNHK特集ドラマ『流行感冒』(2021年)でギャラクシー賞奨励賞、東京ドラマアウォード 単発ドラマ部門 優秀賞を受賞しています。連ドラは『群青領域』『旅屋おかえり』など数少ないですが、数々の舞台脚本を手掛けてきたベテランです。果たしてどんなストーリーやセリフを紡いでくれるのか楽しみです。

ただし本作はモデルがいるフィクション。大きくストーリーはズレないはず。例えばマンガ家を目指してたのに扇風機開発(「半分、青い。」)、東京で沖縄料理店を出したのに沖縄の実家でお店へ(「ちむどんどん」)、パイロットの資格を取ったのに営業マンへ(「舞いあがれ!」)などなど…オリジナルストーリーだと意外な展開になりがちですが、本作は植物学者として成功する結末は変更なしでしょう。

ちなみにモデルの牧野富太郎の最初の妻は、牧野猶(なお)という富太郎の従妹(いとこ)でした。おそらく綾(佐久間由衣)のモデルでしょう。富太郎は東京で妾と2度目の結婚をします。この妾が寿恵子()のモデル。本作では史実をモデルにしつつも、あくまでフィクション。ちょっと違う描かれ方がされるようなので注目です。

「バイカオウレン」は母ヒサが大好きな花

第1週タイトルは「バイカオウレン」。白くて美しい花ですね。

オウレン(黄連)の仲間で、梅に似た花を咲かせる「バイカオウレン」。漢字だと「梅花黄連」と書きます。

バイカオウレンの花言葉は「情熱」。他に「2度目の恋」「魅力」「忍ぶ恋」などの花言葉もあります。

バイカオウレンの呼び名のひとつが「春告げ草」。冬に、一番先に花が咲くそうです。梅の花よりも早く、春を告げるきれいな花が咲く…。

実は、第1週で万太郎の母ヒサ(広末涼子)は他界します。そのヒサが好きだったのがバイカオウレン。

ヒサは、万太郎に「春になったらあそこ(=神社)におるね」と言って息を引き取りました。

春、万太郎は神社の庭に咲くバイカオウレンに、母ヒサの笑顔を重ねます。

実在モデルの牧野富太郎さんも愛したバイカオウレン。情熱の花。植物学の道を切り開いた情熱家の富太郎さんにぴったりですが・・・ドラマ的にはバイカオウレンは母との思い出の花だったというストーリーですね。

第1週から植物に興味を持たせてくれそうなストーリーで、楽しみです♪

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