【らんまん】110話
朝ドラ【らんまん】第110話(第110回)が2023年9月1日(金曜)に放送。
台湾から戻った万太郎(神木隆之介)はオーギョーチを食べながら、台湾での出来事を話し始める。波多野()と野宮(亀田佳明)はイチョウの研究で快挙を成し遂げる。
今回は【らんまん】110話の放送内容・感想・事前レビュー・出演者について!
【らんまん】の動画は
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【らんまん】110話の放送内容
【らんまん】110話の放送内容です。
台湾から戻った万太郎は、寿恵子(浜辺美波)や虎鉄と「オーギョーチ」を食べながら、台湾での出来事を話し始める。
熱が出て倒れてしまったところを助けてくれたのが村人たちだった。台湾で昔から愛されてきた「オーギョーチ」を食べさせてくれて、命を救われた。
寿恵子が持たせてくれた「日本植物志図譜」のおかげで命が救われた―。万太郎と村人たちを繋ぐきっかけが、「日本植物志図譜」だったのだ。台湾にも図譜に載っている植物があった。日本と台湾は繋がっていた。
現地の案内人・陳志明(朝井大智)が満月を見上げながら、「面白いですね、植物学。私も学んでみたくなりました」と告げた。
万太郎は木箱、10箱分を日本に送った。
一方、波多野(前原滉)と野宮(亀田佳明)はついにイチョウの精虫を発見。世界に向けて発表されることになる。万太郎は二人の快挙を喜びつつ、自分の研究に戻っていくのだった。
万太郎は台湾調査の報告書をまとめた。しかし細田(渋谷謙人)は現地の言葉を用いた「愛玉子(オーギョーチ)」の学名を改めるよう命じる。
細田は波多野たちの快挙の中、「助手のお前がこんなつまらんまねを」と怒る。
万太郎「つまらん?大事なことですき。日本から出て、わしは初めて知りました。戦いの跡も見ました。木々に弾痕が残っちゅうがも。人間の欲望が大きゅうなりすぎて、些細なもんらは踏みにじられていく。ほんじゃきわしは、守りたい。植物学者として、のちの世まで守りたい」
万太郎は語気を強め、かつてない鋭い眼光で反論した。
細田は「徳永(田中哲司)を裏切る気か」と激怒。しかし・・・
万太郎「わしは植物学に尽くす。ただそれだけですき。この旅で、わしがやるべきことがよう分かりました。わしはどこまでも、地べたを行きますき。人間の欲望に踏みにじられる前に、すべての植物の名前を明らかにして、そして、図鑑に、永久に刻む」
ラスト約30秒…。万太郎たちが住む長屋のそばの路地を竹雄()・綾(佐久間由衣)ら夫婦の姿が。転んでしまった女の子に綾が「ほらぁ、お母ちゃんが言うたろう?琴」と手を差し伸べる。すると、後ろから竹雄が「雄作、持てるか?」と荷物を渡し、「琴、ほら大丈夫じゃろ?」と抱き起して、歩き出す。
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【らんまん】110話の感想
【らんまん】110話の感想です。
波多野も野宮さんも、自分の手柄にしたくて仕方がない人じゃなくて本当に良かった。万太郎も素直に同僚の成功を喜べる人。
今週は深刻な対立関係がメインテーマだったけれど、その中で何の留保もなく喜べる世界的発見。見つけたのが人格者の波多野・野宮コンビ。見事なコントラスト。
— 連続8度 (@c_octave)
波多野と野宮の信頼関係がいい。史実でも、国から恩賜賞を受ける時、最初は学歴のない野宮(のモデルである平瀬作五郎)が対象から外されたが、波多野(のモデルである池野成一郎)は「あいつが貰わないのなら、私も断わる」と主張して2人受賞になったエピソードがあるそうだね。
— 脱力にいさん (@vUWO6yh82UqZ966)
波多野の野宮のモデルの2人は、最初の学士院恩賜賞を受けるのですが・・・当初は池野成一郎のみが推薦されたので、「平瀬が貰わないのなら、私は断わる。平瀬作五郎と一緒なら受けてもよい」と言い、両者の受賞が決まったということだそうです。
手柄を横取りしようとしたり、権力争いを目の当たりにしてきたことの反動なのでしょうか。こういう2人がいるなら、植物学も捨てたものじゃないですね。
【らんまん】110話の事前レビュー
110話の事前レビューです。
波多野(前原滉)と野宮(亀田佳明)が快挙!
110話では、波多野(前原滉)と野宮(亀田佳明)はイチョウの研究で快挙を成し遂げました。
振り返れば波多野(前原滉)が野宮(亀田佳明)と一緒に仕事をすることを提案し、新コンビが爆誕したのが第79話(7月20日放送)でした。
ついに2人は成し遂げたのですね!やりました!
史実では、池野成一郎(いけの せいいちろう)と画工・平瀬作五郎(ひらせ さくごろう)が当てはまりそうです。
平瀬作五郎のイチョウの研究を手助けし、明治29年(1896年)に平瀬はイチョウの精子を発見した。池野はその傍らソテツの研究でソテツの精子を発見し明治45年(1912年)に帝国学士院恩賜賞を受賞した。
「池野成一郎」Wikipediaより
平瀬作五郎さんは帝国大学理科大学(現・東京大学理学部)植物学教室に画工として勤務。つまり、野宮(亀田佳明)のモデルでしょう。
史実では、池野成一郎が平瀬作五郎のイチョウの研究を手助けして発見したようですが、ドラマではややこしいので、共同研究で成果を上げる形にするのかもしれませんね。
「日本植物志図譜」が役に立つ?!
万太郎は「日本植物志図譜」のおかげで命が救われたそうです。
あらすじが不明の時点で、もしかして「日本植物志図譜」が役に立つのでは?と下記の記事で予想していました↓
まさか本当に役立つなんて(笑) だってピストルの代わりに本ですよ。ちょっと半信半疑になりながら、私も予想していたので、驚きの伏線回収です。
どう役立ち、命が救われたのか。本編での答え合わせに注目です。
【らんまん】110話の出演者
【出演】神木隆之介,浜辺美波,志尊淳,佐久間由衣,前原滉,渋谷謙人,濱田龍臣,亀田佳明,田中哲司,
【語り】
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