【らんまん】125話
朝ドラ【らんまん】第125話(第125回)が2023年9月22日(金曜)に放送。
関東大震災からおよそ1か月。万太郎()は、ムラサキカタバミの植物画を描いていた。その姿に胸を打たれた寿恵子(浜辺美波)は、相島(森岡龍)にある決意を伝える。
今回は【らんまん】125話の放送内容・感想・事前レビュー・出演者について!
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【らんまん】125話の放送内容
【らんまん】125話の放送内容です。
震災からおよそ1か月が経過。渋谷は東京市から逃げてきた者たちでにぎわっている。寿恵子(浜辺美波)は買い物に出たが、その光景に戸惑うばかり。そこへ偶然、相島(森岡龍)が通りかかった。
相島「この光景、まさに思い描いていた景色ですよ。不謹慎ですが、我々の勝利ですね」
寿恵子は帰宅すると、万太郎(神木隆之介)はムラサキカタバミの植物画を描いていた。こんな時だからこそ、たくましく咲いている植物を見て嬉しかったという万太郎。その気持ちを誰かに渡したいのだという。
寿恵子は馬琴先生が目が見えなくなっても八犬伝を書いたということで、自分とは別な特別な人だと思っていた。しかし万太郎のことはそう思いたくなかった…。
万太郎「わしは今、いや、今こそ、やる気に満ちちゅう。わしは偉くも何ともない。こんな時でも、こんな時こそ、生きちゅう植物を見てたら、ほんんまに、ほんんまにうれしくなったがじゃ。そのうれしさをただ、誰かに渡していきたい。きっと馬琴先生も、そうだったのかもしれん。目が見えんようになっても、頭の中に八犬士らがおって、その八犬士らの生き方、たどり着く場所、すべて見えちょった。その光景をみんなに、ただ渡したかっただけなのかもしれん」
寿恵子「好きです、あなたが、心から。あなたは変わらない。出会った頃から。世の中は、みんな変わり続けてしまうけれど。うんとひどいことも起こるけれど。あなたの心は、ずっと明るい方を向き続けてる。そんなあなたが、涙が出るほどに愛おしいんです」
万太郎「何言うがじゃ。わしも、寿恵ちゃんがおってくれたきこそ。わしの心を照らすがは、いつでも、寿恵ちゃんだけじゃ」
万太郎と寿恵子は肩を寄せ合い、思いを確かめ合う。
その後、寿恵子は研究資料を守るため別の土地に移ることを決意し、百喜(松岡広大)と大喜(木村風太)に広い土地を探してほしいとお願いする。そして、相島(森岡龍)を茶屋に呼び、この茶屋を買い取ってほしいとお願いする。 「渋谷はこれからだ」と訴える相島だが、寿恵子の決意は固く…
寿恵子は「わたくしの大願を果たすのは、こちらでは無理なのです。ここは手狭で。わたくしは、わたくしの大願の途上におります。あなた様と同じように」」
相島「俺は勝手にあなたをずっと町づくりの盟友のように思っていた。この相島、あなたの店を5万で買い取らせて頂く」
こうして寿恵子は自身の店を手放し、その資金を元手に「大泉村」の土地を買った。練馬大根の産地でもある村だ。
寿恵子は万太郎を連れてその土地を下見に行った。万太郎は初耳だったのか、驚きを隠せなかった。
寿恵子は(買った理由は)「あなたと、あなたの標本を守るために。ねえ、万ちゃん、思い描いてみて」と告げて――。(つづく)
「山桃」の売却額は「5万円」。もともと叔母のみえ(宮澤エマ)に紹介されたときは120円で、単純計算で約417倍。渋谷の価値が上昇したこともあるが、大きな資金を手にした。 三菱UFJ信託銀行の公式サイトによると、大正時代の1円は現代の4000円。120円は48万円で、5万円は2億円となる
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【らんまん】125話の感想
「好きです。心から」真っ直ぐな夫婦愛に反響!
「好きです。あなたが。心から。」
「そんなあなたが、涙が出るほどに愛おしいんです。」
ええセリフや。ええシーンや。ええ回や。 ええドラマや。😭— ひろぱげ (@hiropage)
朝ドラ らんまん
寿恵子
「好きです、あなたが。心から。」なんかいいなぁ…
— 金髪の森🌳 (@kin_aa_)
寿恵ちゃんのように、40年も連れ添った夫に真っ直ぐ「好きです、心から」と伝えられる妻がどれだけいるだろうか。なんて幸せな夫婦なんだろう‥‥。私はまだ10年も経っていないけれど、恥ずかしくて言えないなぁ😂
— ふうこす (@fuukosu031911)
今朝のらんまん
寿恵子の万太郎の「あなたが好きです」には涙が出た😭60代くらいの年齢でこの感覚を告げるのはステキすぎるシーンでした。ありがとうございました🙏らんまんって長い年月を使った恋愛ドラマな気がする今日でした。
— 螺旋階段 らせんかいだん (@rPgJp3y5a8VIgd6)
万太郎と寿恵子の夫婦愛が素敵で、ストレートで、沁みましたね。
寿恵子は、渋谷の店を売ってしまいましたが、すべては万太郎と標本を守るため。その大胆な決断にも根底には愛がありました。
そしてついに残り1週へ。最終週は「スエコザサ」というタイトルです。切ない展開を察することが出来る植物ですが…覚悟して見届けたいと思います。
【らんまん】125話の事前レビュー
万太郎がムラサキカタバミの植物画を描きます。
ムラサキカタバミとはこんな花↓
万太郎の思いを聞いた寿恵子(浜辺美波)は広い土地を探し、相島にもある決意を伝えるという展開へ。
これはいよいよ練馬区へ自宅を構えそうですね。
史実でも、関東大震災が起きた大正12年9月1日の3年後、大正15年(1926年)に、壽衛の尽力により、現在の東京都練馬区東大泉に居を構えています。
関東震災で牧野富太郎の自宅は軽い被害でしたが、「植物研究雑誌」第三巻第一号など一部資料が焼けてしまいました。そのことがきっかけの一つとなり、壽衛は決断します。都会の真ん中は火事が多く、せっかく富太郎が集めた植物の標本や資料が焼けてしまってはまずいと考えたようですね。
練馬区民の方は、きっと待っていた展開でしょう。一体どんな家や街の描写になるのでしょうか。楽しみです。
【らんまん】125話の出演者
【出演】神木隆之介,浜辺美波,,本田望結,遠藤さくら,松岡広大,木村風太,【語り】
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