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クルミットです♪
尚食局と尚膳監の料理対決はどうなるのでしょうか?鍵を握るのは姚子衿が作る最後の料理です。一体どんな料理ができるのでしょうか?
姚子衿は皇太孫の申し出を断りました。どうする、皇太孫!
では 13回から紹介していきますのでお付き合いください♪
【尚食】(ネタバレあり)
「13回」
殷紫萍が姚子衿に「みすみす負けるのは悔しい何か思いつかないか」と言います。姚子衿は調味料の壺を手に取り中を確認して行きます・・・
宴の席には三種の鳥の煮込みが出されました。皇太孫は陛下に勧めます。白菜の汁物は白菜の軸のところを花びらの様に切り花に見立てています。味もよく皇太子は満足です。
文藻豆腐・松の実の鶏肉巻きが出されましたが評判は今一歩です。
姚子衿はある壺の中を見て香りを嗅ぎます。
北鎮撫司の門を守る游一帆に王節が謀反の阻止に行くと言って兵を連れて行きました。
皇太子の前に紅焼肉が出されました。肉を頬張る皇太子を皆んなが見ます。皇太子は見ないでくれ肉を食べる自由もないのかと心の中で叫びます。次は鮒の羹です。
司膳司で怪我をした掌膳の代わりに蘇月華が料理をすることになりました。料理がどんどん仕上がって行きます。
胡桃と豚の腎炒め、鼎湖上素、評判が良い料理でした。燕の巣の甘口芙蓉仕立てと続きます。そして尚膳監の最後の料理・福寿全三事が出されました。陛下はこれほど上等な料理は初めてだと褒めました。尚食局はプール茶を出しました。飲み終えた陛下の前に極上蟹羹が出されました。蟹の汁物を口にした陛下は思わず頷きます。皇太孫は喜んで食べる陛下に蟹羹が食欲を湧かせたと褒めました。
尚食局の最後の料理は姚子衿が担当していましたね。
司膳司で仕事を終えた姚子衿たちは話しています。姚子衿は福寿全三事に勝てるのは蟹料理だが今は旬でない。そこで蟹醤を使い豆腐の羹を作ったと言いました。普通の蟹醤でなく蟹味噌たっぷりのものを使いました。勝負がどうなったかと話していると手をつけていない料理がもどってきました。漢王妃は卵白のアレルギーがあると言います。蘇月華は耳を疑います・・蘇月華が作った胡桃と豚の腎炒めには卵白を使っていました。
宴会場で突然、漢王妃が苦しみ出しました。喘息の発作です。皇太孫妃達が医者に連れて行く手配をしてみんな出て行きました。
残った皇太子、漢王、趙王の前に常山護衛指揮孟賢たちが連れてこられました。皇太孫がかの者たちは「天候に異変があると君主が変わる」と流言したと言うのです。そしてこの宴に毒酒を献上し、さらに武器を用意し「皇太子を廃し趙王を立てる」と言うのです。
趙王は陰謀だと言います。陛下は盃を持って飲ませろと言いました。何も知らぬなら飲めるだろうと・・・趙王が言い訳をすると矛先は漢王に、皇太子が止めます。毒酒の杯を取り合います。皇太孫はまだ話は終わっていません。叔父たちは関わっていませんが配下の企てとわかったと言いました。陛下は趙王に謹慎を申し付け、漢王に領地に帰るように言い渡しました。
漢王が戻ると漢王妃は喘息発作で亡くなっていました。皇太孫妃は皇太子妃に持病があるなら領地で静養すべきだったのではと言いました。
孟尚食は蘇月華に誰の指示で卵白を使ったかと問いただしました。蘇月華には卵が漢王妃の持病を抑えていると伝えられていました。「あの人だわ」しかし、私は何も知らないと母に訴えます。孟尚食は漢王妃が死んだら自分の責任になると言って責めます。あの人とは?
蘇月華は尚食の地位が大事と思っているような母に答えることはないとしらを切りました。
そしてあなたの全てを奪うためにやったと言いました。
蘇月華は游一帆の指示だと言うことに気づいていました。
陛下は皇太孫に都では帝位と権力の誘惑に引き込まれる。叔父たちは陛下の老いと病に惑わされた。皇太孫は「皇帝とは名ばかりの仁義や親族を捨て、民の批判に耐え、領土と民を守るもの」と言います。あれは毒酒か?毒は心に効きます・・・
陛下と皇太孫は散歩に行きました。
陛下と皇太孫が仕組んだことでした。
孟尚食は皇太子妃に呼ばれました。そこには皇太子妃と胡司膳が待っていました。孟尚食は自ら罰を受けると言いました。皇太子妃はなぜ弁解しないと問うと配下を甘やかした全て自分の責任だと言います。皇太子妃は漢王妃は持病があるのに都入りして発作が起きて亡くなった。尚食局には責任はない。そして陛下は蟹羹が気に入ったから料理対決は尚食局の勝ち、御膳の権利を得たと言いました。漢王妃の死が尚食局のせいでないならなぜ。皇太子妃は孟尚食は漢王と通じていると言いました。胡司膳と王司膳が告発しました。皇太子妃は長年尽くしてくれたが尚食の職を解くと孟尚食に言い渡しました。
孟尚食は王司膳になぜ裏切るのかと聞くと胡司膳がこの10年の間、王司膳とは親友だったが敵対しているように見せていた。共通の敵はあなただったと。
「14回」
司膳司で待っていた姚子衿たちにみんな処罰されないとの知らせがきました。新年になりました。厨師たちは悦びに湧き上がります。新年のお祝いの餃子が振る舞われました。
皇太孫もお祝いの餃子を食べていました。中からコインが出てきます。今年の福が入っていました。袁琦が食べても出てきません。陳蕪は皇太孫に悩みがあるかと尋ねます。皇太孫はどうすべきかわからないことが・・・・
蘇月華は游一帆にあなたが陥れたと掴みかかります。游一帆は十分見返りを渡したと言います。蘇月華はそのせいで人を殺してしまったと叫びます。倒れた蘇月華の腕を取るといくつもの傷が、子供の頃を思い出します。
蘇月華は自分の危機に気づいてくれる人を望んでいました。
蘇月華にも辛い過去がありました。
游一帆が母の墓の前にいると、漢王が妃が死んだのはお前の仕業だと言います。都に残るなら気をつけて生きろ、消息を知らせる必要はないと言いました。
奴婢となった孟紫澐が野菜を司膳司に運んできました。方典膳が孟尚食と呼びますが聞典膳はその必要はないと言い、野菜をあらためます。野菜の傷みを指摘し突き返します。姚子衿は孟紫澐は同情されたくないだろうと思います。
孟紫澐が戻ろうとすると王司膳と蘇月華がきました。蘇月華は母を蔑みます。
姚子衿が行雲草舎に食事を届けに来ると皇太孫は政務中でした。外で待つように言われ、つい眠ってしまいました。仕事が終わった皇太孫は姚子衿を抱き上げ部屋に運び寝かせます。
頬に触れ口づけを・・・
皇太孫がなぜ眠ったか尋ねると姚子衿は除夜の用意で4日寝ていないと答えました。皇太孫は大変な仕事だ、ここに移れと言うのですが姚子衿は尚食局に居たいと言います。皇太孫はそれでも良いがもう自分を奴婢と蔑むなと言います。そしてなぜ料理が好きか尋ねると子供の時厳しく育ち、厨房だけが幸せな場所だったと言います。司膳司にもう少し居たいと言うと行雲草舎で二人で過ごす時が一番と思っていたのに・・・
皇太孫は姚子衿に琴を弾くようにと言います。姚子衿の演奏に合わせて皇太孫が笛を吹きます。二人の息はぴったりです。そこへ来た皇太孫妃は誰が弾いているのか調べるように侍女に言い付けて帰って行きました。
司膳司で姚子衿たちが料理をしていると胡尚食が来ました。姚子衿は皇太孫妃に出す太極山査子乳露を作っていました。姚子衿は皇太孫妃のところに届けに行きました。皇太孫妃は姚子衿に碁の相手をさせました。皇太孫妃は親切で善良な姚子衿には自分も心惹かれる。殿下が幸せならいい・・せめてもの罪滅ぼしと思うのでした。
宮中は上元節の準備で忙しくなりました。皇太孫は陛下を探して馬屋にやってきました。陛下がなぜこことわかったと聞くと皇太孫は馬が病と聞けば陛下は馬の世話に来るはずですと答えました。陛下は上元節が終わったら視察に行けと命じました。
司膳司では上元節の団子を作ります。しばらくしてみんなが飾り付けや雑技など見に出て行きました。一人残った蘇月華を心配して王司膳が見にきました。漢王妃は病気だった、あなたのせいてはないと慰めます。
姚子衿と殷紫萍は蹴鞠を見に行きました。呉才人は蹴鞠が上手な殷紫萍を試合に参加させました。姚子衿は殷紫萍に呉才人は負けず嫌いだから手加減するように注意しました。
阿金が荘妃がいなくなったので探して欲しいと姚子衿のところに来ました。
「15回」
姚子衿が荘妃を探しに行くと、荘妃は影に隠れて泣いていました。姚子衿が荘妃を見送ると後から白髪の夫人が来ました。姚子衿が立ち去ろうとすると游一帆が今の方は皇太子妃の母君彭城伯夫人だと言いました。そして何しに来たと問います。姚子衿が游一帆にも聞き返しました。俺は皇室の番犬だ、陛下を守るのが任務、目にしたもの全て記録すると言いました。姚子衿は以前どこかであったことは・・あるわけがない・・・
游一帆はずっと姚子衿を怪しんでいます。
皇太孫妃が彭城伯夫人に茶を差し出しましたが受け取りません。荘妃が助け舟を出し皇太孫妃は席を外しました。皇太子妃が母になぜ皇太孫妃に辛く当たるのか尋ねました。本当の皇太孫妃はあの娘ではない・・・
殷紫萍は蹴鞠に加わりましたが点を入れてしまい呉才人ににらまれてしまいました。
皇太孫は行雲草舎にいない姚子衿を探しに行きます。游一帆は姚子衿が一人灯籠に絵を描いているのを見つけました。そこへ皇太孫が来て筆を取り、姚子衿が描いていた皇太孫の飼い猫の絵に手を加えました。二人の姿を見て游一帆はその場を去りました。
皇太孫はこれから遠方へ視察に行く、いつ戻れるかわからない。一緒に行こうと言いました。姚子衿はここで待つと言って去りました。皇太孫は姚子衿がいつ心を開いてくれるのかとつぶやきます。
姚子衿が司膳司に戻ると呉才人に打たれた殷紫萍が泣いていました。権力者のやることはいつも同じ・・・
司膳司で薬膳の研究をする姚子衿を胡司膳が見守ります。料理をする蘇月華に王司膳は紙包を渡します。
皇太孫は現地へ視察に行きました。休憩をとると子ウサギが目に入りました。ウサギは姚子衿の元へ・・・居眠りをしていた姚子衿のところに誰かが・・・
皇太子は夏将軍のことで永楽帝の怒りをかいますが、皇太孫がとりなしました。そして北征に行くと言う皇太孫に陛下は自ら親征に行くと言いました。アルタイ征伐は陛下の願いです。戻ったら二人で狩に行く約束をしました。永楽22年、永楽帝は五度目の北征に向かいました。
皇太孫が食事の用意に来た姚子衿に久々に会ったのに何も言うことがないのかと尋ねました。姚子衿は胡司膳が兎の煮物を作ったと差し出しました。皇太孫はあのウサギかと姚子衿を問い詰めます。違う兎です・・・会えなくて恋しくなかったか・・・
そこへ陳蕪が来て何かを伝えると皇太孫は急いで出て行きました。
皇太子は永楽帝の死去の知らせに泣きくれます。皇太子妃は速やかに漏洩を防ぎ皇太孫の帰りを待つように、皇太孫が戻ってから公表すると指示しました。
本当に張氏はしっかりした皇太子妃です。
永楽22年8月、永楽帝の崩御が公表されました。皇太孫は帰ったら狩に行く約束をしたのにと嘆きます・・・姚子衿は食事を運んできましたが中に入れず帰ってしまいました。
張氏は永楽帝の妃のうち16名が殉死を賜る、家族は手厚く保護するように言いました。殉死を伝えられた荘妃は食事を届けにきた姚子衿と殷紫萍に死ぬ前に母に会いに行きたいと訴えます。外へは出れない。もし外に出て戻らななければ私たちが殺される・・・
13回ー15回の感想
尚食局と尚膳監の料理対決は見応えがありました。色々な料理がありました。白菜の汁物は白菜の軸を花のようにして煮込んでいました。作ってみようかと思いました。美味しそうで食べてみたい料理が沢山ありますね。
ところがこの対決の裏に陰謀と復讐と・・・これまた色々隠れていました。
游一帆が仕組んだこと、陛下と皇太孫がやったこと、胡司膳が得たもの・・・
大変な除夜の宴でしたが、見応えがありましたね。
皇太孫と姚子衿の距離は付かず離れずです。皇太孫妃が姚子衿に存在に気づきましたが嫉妬せず皇太孫を託すようです。ちょっとかわいそうですね。
孟尚食が奴婢になって、力関係が逆転すると人の本性が見えます。
游一帆は姚子衿を錦衣衛としてでなく気にしていますが、皇太孫が姚子衿の相手では諦めるしかないのでしょうか。漢王への復讐は終わりでしょうか。これから游一帆はどうするのでしょう。
永楽帝の崩御で一つのステージが終わりました。今後のストーリー展開が楽しみです。