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クルミットです♪
舞台は都から北へと移ります。成国公の守る地へ向かいます。
九齢は種痘の問題を解決できるのでしょうか？
朱瓚は行動に移すのでしょうか？
では 28話から紹介していきますのでお付き合いください♪
【九齢公主-そきゅうれい】(ネタバレあり)
「第28話」
北祁の動きを知った朱瓚は陛下に北方への帰還を願い出ますが許されません。
九齢は雷中蓮を護衛にして北へ向かいます。武徳司の金十八は見張りとして九齢をつけますが手出しはしません。九齢は種痘が偽物だったことを突き止めました。
宝塘が種痘の問題は解決したが九齢が行方不明だと告げると朱瓚は陸雲旗から逃げたと思うのでした。
楚九黎から礼を言われた陸雲旗は楚九齢を愛している楚九齢に似ている者は逃がさないと思うのだった。
黄誠は北祁の使者と密約を結び成国公を陥れ朱瓚を殺そうとしていた。北祁が戦を仕掛けてきた。全て黄誠の策略だった。
九齢は種痘を行い民を救い成国公が安心して戦えるように力を尽くします。雷中蓮も力になろうと薬のことを学びます。
開徳府に北祁がせめて来たと言う知らせに太炎3年の攻撃経路と同じと気付いたのは朱瓚と雲釗だった。朱瓚は北へ向かう決心をし、馬を暴走させて脱出した。陸雲旗は探し出し殺せと命じた。
九齢は移動中に闘争に出会った。助けに駆けつけると高貴な夫人が賊に襲われていた。九齢の後から武徳司の兵が来ると相手が逃げていった。夫人は朱瓚の母郁夫人だった。
九齢は後から金十八がくれば味方に見えると思っていました。うまくいきました。
九齢は郁夫人たちの手当てをした。雷中蓮は賊ではなく北祁の兵だと言うと九齢は郁夫人を送って大名府に行く事にした。
九齢が金十八に陸雲旗はいつ私を捕らえるのか尋ねると捕らえはしないと言う。では護送が目的ならよろしく頼むと言うのだった。
北祁の兵達が捕虜にした女達を助けに朱瓚たちが来た。女達を助けると開徳府を目指した。
陛下が成国公・朱山に撤退の命令を出したが朱山は聞き入れません。黄誠は反逆罪に当たると言うと賛同する者の多い中、寧炎が成国公を弁護すると罰せられてしまった。
黄誠の思うように事が運ばれていきます。
「第29 話」
九齢は郁夫人と朱瓚の話をしていた。九齢は朱瓚とは都での知り合いで優しい人だと言うのだった。都からの知らせでは北祁と和議を結ぶことになりその条件で３州を取られてしまう。郁夫人が大名府に行く意味もなくなった。九齢は取られたのは土地だ今なら民を他の地へ移せる。助けに行きたいを願い出た。郁夫人はじめ皆で力を合わせることになった。
朱瓚達も北へ向かうことにした。
承宇がが祖母達と話していると九齢が多額の金を使うことが問題になった。そこへ九齢からの手紙が届き３州の民を救うために必要だったとわかった。祖母はできるだけのことをするように承宇に指示した。
百芒城の役場に田堯を訪ねた郁夫人は九齢を朱瓚の婚約者と紹介した。３州の民を領内に移すよう駐留軍に命じて欲しいと依頼したが朝廷の指示がないと言う。しかし、田堯は郁夫人と九齢の話を聞き従うことになった。二人は今後の手筈を話し合っていた。郁夫人が九齢に世子夫人と紹介したことを詫びたが北の地では役に立つはず、そして本当になったら嬉しいと言うのだった。
朱瓚たちが食堂に入ると世子夫人の噂で持ちきりだった。いったい誰が夫人なんだと不審がる朱瓚だった。母が和議を知り河間に行ったとの知らせが来た。
陸雲旗は九齢に付けた腹心の金十八からの連絡が途絶えたことを不審に思った。部下に君九齢を連れ戻せと命じた。
郁夫人と九齢は二手に分かれて民の救出に向かった。縄に繋がれた人々が護送され行く前に立ちはだかる九齢、民を取り返す戦いが始まった。雷中蓮が戦う。危機に落ちた九齢を金十八が助けた。逃げる人々は九齢を世子夫人と聞いて喜ぶのだった。
陸雲旗の部下の金十八も九齢の行動に協力しちゃいましたね。世子夫人が九齢と知らない朱瓚はモヤモヤです。
北方の報告を聞いた陛下が怒るのを陸雲旗は民の救出がうまくいけば陛下が称され、失敗したら成国公のせいにすれば良いとなだめます。
朱瓚の行く道に姜成の率いる一隊の兵がいた。罪人の自分に従うのかと言うと共に戦うと口々に叫ぶのでした。
一人物思いにふける九齢は朱瓚の無事を祈るのだった。
今や世子夫人になってしまったわ。これも運命？とつぶやきました。
成国公の軍が北方で孤立し、撤兵しなければ謀反とみなされる。朱瓚が父成国公の元に向かっている事がわかった。
「第30話」
九齢は北に進んで成国公を助ける事にしたがどうやったらできるか考えた。郁夫人は九齢が成国公を助けに行ったと思うのだった。朱瓚達も易州で孤立する父を助けに向かった。
成国公の元にはもうわずか120名の兵が残るのみとなっていた。全員が最後まで戦うと誓うのだった。
九齢は奇策を思いついた。数名の兵が痘瘡を装って潜入し疫病が出たと騒ぎ立てた。北祁軍は混乱に陥った。成国公はこの機を逃さず脱出したのだった。
都で講談師が成国公を悪く言う話を広めていたが難民達が本当のことを言うと逃げ出してしまった。
悪い役人の指示でしょう。
百芒城府衛に辿り着いた朱瓚は世子夫人が中にいると聞いて入って行った。朱瓚はその後ろ姿に世子夫人としての行いには敬服するが婚姻は承服できないと言うのだった。
話を聞いていた九齢 が振り返り中に入った朱瓚はその姿に声も出ません。3州の民を救い父を助けたことに感謝し礼を述べるのだった。世子夫人が九齢だと書かれていなかったのはなぜかわからないと・・・
父を見舞いに行った朱瓚はもう心配をかけないと詫び二人で飲むことにした。旅立った兵に杯を捧げ飲み交わした。
都では陛下が陸雲旗に成国公親子の今後の処遇を黄誠に任せるように命じるのだった。
泥酔して九齢の部屋を訪れた朱瓚は思わず九齢と呼んでしまう。
普段は君さんと呼ぶのに・・・
寝台に倒れこんだところを郁夫人に見られて・・・九齢は眠る朱瓚の頬に口付けを・・・
目覚めると気まずく照れる朱瓚に何もなかったと九齢、しかし郁夫人に見られたと・・・
楚九黎は世子夫人が君先生と知って朱瓚とお似合いと言うのですが陸雲旗は美しいものは全て手に入れると言うのだった。
陸雲旗の執着心がますますひどくなります。
成国公、郁夫人、朱瓚と九齢は成国公が都に行くことが危険だと話していた。しかし、陛下のお召では行かない訳にはいきません。九齢は朱瓚と先に行き準備し、そして3州の民を連れて二人が来れば良いと。兵士たちが救った民を都の人々に見せたいと言うのだった。
郁夫人は朱瓚が長い間楚九齢を想っていた事を知っていますが亡くなったのだから君九齢とのことを考えてはどうかと勧めるのでした。朱瓚は君九齢の名誉のためにしばらくはこのままに時がきたらきちんと釈明すると言うのだった。
28ー30話の感想
話は都から北の地に移りました。九齢と郁夫人が出会い大活躍です。九齢の知恵と行動力に敵の金十八でさえ手伝ってしまいましたね。雷中蓮のように直接助けてくれる者もいれば、
承宇や方家に人々、寧雲釗、賢王のように後方支援も得る事ができた九齢です。
そして何より朱瓚との再会を果たす事ができました。世子夫人が誰かと思っていた朱瓚が九齢を見て、再び会えた二人の間に流れた空気がなんとも言えません。飲みすぎた朱瓚はちょっと困りますね。
無事に民を救い、成国公も戻る事ができました。しかし、これから更なる問題が待ち構えています。
全てが黄誠の企みであり、先帝を殺した楚譲の行いに端を発しています。九齢が敵討ちを果たす事ができるのでしょうか？
物語は最終盤に向かいます。九齢と朱瓚の今後が楽しみですね。