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クルミットです♪
戦地から命からがら帰還した承煦が茗玉が承睿の側室になることを知りショックを受け、茗玉も承睿との婚姻を白紙にはできず涙ながらに別れを告げた前回。
そして今回、盛州は敵国・梁との戦争で敵将・薛継に苦戦を強いられるも…。
【長安 賢后伝】(ネタバレあり)
13話
国境争いが続く梁との戦争で敵将・薛継に勝つことができず撤兵を決めた承睿。
そんななか、敵将・薛継が辞官したという知らせが舞い込む。
承睿は承耀と承泰に再び戦地に使うよう命じようとするも2人はそれを拒否。
承耀は「あの時撤兵していなければ寧東を手中にできたかもしれないのに…撤兵するべきではないという我々の意見を退けておいて再び戦地に行けなどそんな虫のいい話があるか」と承泰に愚痴る。
「我々の助けがなければ何もできないということを国王に知らしめてやる…」
承耀はそうつぶやくのだった。
その後、承耀と承泰が自分に反発し始めていることを知った承睿は、彼らを頼りにすることはやめ、承煦を自分の下につける。
そして承煦は承睿の命により戦地へ向かうこととなった。
その後、承睿と承煦が庭に出るとそこに茗玉の姿が。
承睿と茗玉が親しげに話す姿を見た承煦は複雑な気持ちになるのだった。
1年経ちましたがまだ茗玉のことを想っているんですね…
その後、承煦は茗玉を呼び出し2人で話していた。
すると茗玉は「私達の関係は過去のこと。もう忘れて前に進もう…」と言うも、承煦は今でも想っていることを伝え茗玉を抱きしめる。
茗玉は一瞬受け入れ抱きしめ返すも、「以前とは違うのよ。私達は変わらないと…」と言いすぐに離れる。
そして2人は「もう会わないでおこう…」と涙ながらに決めるのだった。
その後、梁では皇帝が死亡し10代の新皇帝が誕生していた。
そして新皇帝は将軍に辞官した薛継を就任させていた。
恐れていた敵将・薛継カムバックですね
その知らせを聞いた承煦がどのように梁と戦っていくかを考えるなか、承睿は軍を率いて出兵することを決める。
承と承泰はそれを拒否するも、承煦が承耀も承泰も戦地に行くように仕向け、承耀と承泰を出征させることに成功するのだった。
そんななか、敵将・薛継が動き始め、承耀はその罠にハマり捕まってしまう。
それを知った承煦は承耀を助けに向かい、薛継を出し抜き無事救出するのに成功するのだった。
その後、助けられたのに感謝の気持ちが全くない承耀の態度に承睿は激怒。
しかし承耀は悪びれず強気な態度を崩さないのだった。
承睿の承耀の対立はどんどん深まっていきますね
14話
戦地で承煦に救出された承耀だったが、承煦のことが気に入らず突然殴りかかる。
さらに承耀は承煦の母である沐王妃について「私が弓の弦で絞め殺した」と承煦を挑発。
それを聞いた承煦は激昂し承耀を殴り飛ばす。
するとそこに承泰がやって来て止めに入りその場は収まるのだった。
承耀は相変わらず嫌なヤツですね…
一方、またしても敵将・薛継に一本取らた承睿は、「勝つためには薛継を排除する策を考えなければ…」と頭を悩ませていた。
そんななか、梁の新帝・明徳が宰相をあまり信頼しておらず疑り深い性格だと知った承睿は、ある作戦に出る。
それは「薛継が盛州のスパイだ」という嘘の情報を流すというもので、その情報を耳にした明徳は即座に盛州側にスパイを送り込み、その件について調べ始めた。
その後、承煦達はそのスパイにも「薛継が自分たちの仲間だ」ということを信じ込ませたことで、明徳は完全に薛継が盛州のスパイだと勘違いし、薛継は明徳の命により処刑されてしまうのだった。
濡れ衣を着せられ処刑された薛継…。少し可哀想ですね…
こうして薛継がいなくなり喜ぶ承睿は、茗玉から「民の暮らしをもっとより良いものにすれば自然と梁からも人が集まる。民心天下統一に近付くと思う」と聞き、ある政策を行う。
それは法律を変え身分制度を一新し、多くの民を農奴から解放し平民にするというものだった。
それを聞いた承耀と承泰は承睿の考えに納得できないのだった。
その後、承睿の側室・喬恵妃は玉盈の妹を承睿の長男・啓翰に嫁がせようと考え、そのことを王妃・芸琪に提案。
そしてこの縁談が進められることとなる。
そんななか、玉盈の話になり、喬恵妃は玉盈が承煦に想いを寄せていることを話す。
それを聞いた芸琪が「玉盈と承煦は合わないと思います…」と答えると、喬恵妃は複雑な表情を浮かべるのだった。
15話
喬恵妃は、玉盈がどうしても承煦と結婚したがっているということを承睿に話す。
そして玉盈本人にそのことを尋ね、承煦への気持ちが本物だと知った承睿は「承煦の結婚させてあげる代わりに承煦の情報を流すように」と条件を提示し、この縁談を進めることに。
どうやら玉盈をスパイにしようとしているようですね転々
それを聞いた芸琪は複雑な表情を浮かべるのだった。
その後、芸琪は承煦の元を訪ね、縁談について伝える。
自分と玉盈の縁談が進んでいることを知った承煦は「自分の伴侶は自分で決めたい」と拒否した。
しかしこの縁談は国王である承睿が決めたことで、話を進めなければならず困った芸棋は、あろうことか茗玉に「あなたが言えば聞いてくれるはず」と承煦を説得するよう頼むのだった。
説得などやりたくないに決まってますよね…
その後、承睿が承煦と玉盈の縁談を進めるなか、承煦はそれを固辞。
それを知った承睿は「なぜだ?」と苛立ちを覚えながら茗玉に「あいつが誰に思いを寄せていのか知ってるか?」と尋ねる。
その質問に茗玉は「分かりません。承煦が私に言うはずがありませんわ…」と答える。
ここで「承煦の好きな人は私です!」とは言えないですよね…
すると承睿は茗玉に「承煦が縁談に応じるよう説得して欲しい」と頼み、承睿から頼まれた茗玉は承煦と話すことに。
その後、承煦と対面した茗玉は、承睿はこの縁談を利用してあなたを意のままに操ろうとしている」と話す。
それを聞いた承煦はますます拒否する気持ちが強まるも、茗玉は「宮中で信用を得るためにひとまず縁談に応じるべきだ」と承煦を説得。
それを聞き、茗玉が縁談賛成派だと知った承煦はショックを
受けながらも、渋々縁談に承諾することを決めるのだった。
茗玉と承煦の溝はどんどん深まっている感じがしますね…
そして数日後、縁談の準備は進み、承煦と玉盈の婚礼の儀が行われる。
そこに参加した茗玉は結婚する2人の様子を見ながら複雑な気持ちになるのだった。
そして2人の結婚を祝う宴も終わり夜に。
共に初夜を過ごすことになった承煦と玉盈だったが、酒を飲み泥酔状態の承煦は玉盈に向かって「茗玉…」と呼びかけてしまうのだった。
感想
13、14話では敵国・梁とのせめぎあい、そして承煦と茗玉の互いに想いながらも一緒になれないという悲しい運命が描かれました。
2人の複雑な気持ちが伝わって来て、観ているこちらも複雑な気持ちになりますね。
そして濡れ衣を着せられ処刑されてしまった敵将は可哀想でした…。
そんななか、承睿の側室・喬恵妃が玉盈の承睿への気持ちを知り、2人が結婚するよう画策し始め、15話では承煦と玉盈が結婚することになりました。
茗玉が結婚を拒む承煦を説得する場面は、互いの複雑な気持ちが見え隠れし観ているこちらも複雑な気持ちになりました。
ラストには婚礼の儀が行われ正式に承煦と玉盈が夫婦に、しかし新婚初夜から酔っ払った承煦が玉盈のことを「茗玉」と呼ぶなど今後どんな展開が待ち受けるのか楽しみです。