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クルミットです♪
承煦の啓元の対立が激化し、承煦の腹心が啓元に殺されたことで承煦は復讐することを決めた前回。
そんななか今回、承煦が動こうとしていることを知った茗玉もそれを阻止すべく動き始め…。
【長安 賢后伝】(ネタバレあり)
49話
承煦は腹心・厳海を啓元と啓翰に殺され怒り心頭。
それを聞いた茗玉は「承煦は必ず復讐するはず…」と思い、先手を打ち啓翰に罪を着せ罰し、承煦が復讐しないようにした。
一方、芸琪は啓元と2人で話していた。
そこで茗玉を信じて、ことを荒げないようにと話す芸琪。
どうやら芸琪は体調が悪いようで咳き込むとわずかに吐血していたのだった。
何かの病なのでしょうか…芸琪も近いうちに亡くなってしまうんですかね…
その後、啓元は茗玉と話していた。
そこで啓元は過去に母・茗玉と承煦の間に何があったのか問いただす。
すると茗玉はかつて承煦に想いを寄せながらも3王子に嫁ぐことになったことを明かす。
それを聞き衝撃を受ける啓元は、「母のことは信じるが、承煦の助けはこれからもいらない」と話し、さらに「親政を行いたい」と話すのだった。
茗玉とは和解しましたが、承煦とは和解するつもりはないようです
その後、茗玉は親政を望む啓元に結婚をすることを提案。
しかしその相手は啓元が望む相手ではなく拒否しようとするも、茗玉は強引に話を進めようとする。
すると啓元は憤り、その場から立ち去るのだった。
啓元には若萱という想いを寄せる女性がいますからね…
その後、茗玉が息子・啓元に親政を行わせるために結婚を画策していることを知った承煦は茗玉と2人で話すことに。
そこで承煦は啓元との関係が完全に崩壊したこと、そのことを嘆いていることを話す。
そして「啓元に親政を行わせ私を排除するつもりなんだろ。
そんなことはさせない」と宣戦布告し立ち去るのだった。
啓元との対立により茗玉との仲もどんどん悪くなっていますね…
50話
朝廷内で、承煦を擁立する動きがあると知った茗玉。
そして茗玉は、承煦に政治の実権を握っている証である玉璽をこちらに渡すよう説得して欲しいと承礼に頼むことにした。
その後、承礼は承煦を呼び出し玉璽を渡すよう話すも、「啓元の婚礼が済み親政が始まるまでは渡せない」と拒否。
さらに承礼はここ最近「承煦が皇帝の座を奪おうとしているのではないか?」という噂についても触れる。
すると承煦は「そのような思惑はない」と承礼に説明し、「今後もそのような思惑は抱かない。もしこの誓いを破れば処罰を受け、死もいといません」と誓う。
さらに念書を書くよう言われた承煦は「何故ここまで疑うのですか?」と言い、念書の記入は拒否し立ち去った。
その直後、承礼は吐血しそのまま帰らぬ人に。
どうやらずっと体調が悪かったようですね…
その後、承煦は承礼を送り誓いをさせたのが茗玉の差し金だと知り複雑な気持ちになるのだった。
皇帝の座を奪うつもりはないと宣言しつつも承煦はその後も玉璽を渡さず朝議を病欠と理由をつけ休み続けていた。
そしてついにずっと練っていた啓元を攻める計画を実行に移すことを決める。
そのことを承軒たちと話し合っていると、その部屋の外を通りかかった玉盈が偶然その話を聞いてしまう。
また厄介な人に聞かれてしまいました…
承煦が皇帝の座を奪い、さらにその時には茗玉を皇后にしようとしていることを知った玉盈はショックを受け承煦の部屋に突入。
そこで「正妻の私はどうなるの!私を捨てるならあなたたちが謀反を企ててることをバラしてやる!」と承煦に怒りをぶつける。
それを聞いた承煦は玉盈に余計なことをさせないために部屋に閉じ込めるのだった。
51話
玉盈を部屋に閉じ込めた承煦だったが、その後、玉盈は侍女に扮し部屋から脱走。
そして茗玉の元に向かうと、承煦が謀反を企てていることを告発した。
それを聞いた茗玉は衝撃を受け心を痛めながらも、対策を練ることに決めるのだった。
「ついにこの日が来てしまった…」という感じでしょうね
その後、茗玉は承煦を呼び出し2人で話していた。
そこで謀反を企てていることに気付いていることを遠回しに明かす茗玉。
すると承煦は茗玉があくまで啓元サイドで自分の味方ではないと知りショックを受ける。
さすがに茗玉は我が子・啓元の味方をするでしょうね…
さらに承煦はならば啓元に玉璽を渡すから、自分と一緒になり隠居しようと提案するも、「そんなことできるはずない…」と茗玉から拒まれてしまう。
それを聞いた承煦は深く傷付くのだった。
数日後、承煦が疫病が蔓延している集落に視察に出かけるなか、ここ最近体調が悪かった承軒の容体が急に悪化する。
医者が検査した結果、天然痘だと判明した。
すぐに治療しても助かる確率は50%なのだとか…
その知らせを受けた茗玉は、「承煦が不在の今、承軒に寄り添える人は私しかいない」と言い病が移るリスクがあるなか承軒の元へ。
そして意識が朦朧とし虫の息の承軒の手を握り涙を流すのだった。
感想
49話は承煦が啓元と啓翰への復讐を誓うなか、それを知った茗玉が先手を打ち阻止のために動き始めた回でした。
これまでは茗玉はどちらかといえば承煦の味方という感じでしたが、この回で啓元&茗玉vs承煦という構図に変化していきましたね。
50話では茗玉と承煦の静かな攻防が繰り広げられました。
そして承礼が病により倒れ亡くなるという衝撃の展開もありましたね。
終盤では承煦の謀反計画を玉盈に聞かれてしまうというトラブルがあり、それにより51話で謀反計画が茗玉バレてしまいましたね。
そしてこの回で完全に茗玉と承煦が敵対関係になりましたね。
今後の2人の関係性が気になるなか、まさかの承軒が病に倒れるという驚きの展開もありました。
ここまで病に倒れた登場人物はことごとく亡くなっているので、承軒も亡くなりそうですね…。