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クルミットです♪
茗玉の幼い息子・啓元が亡き父の後を継いで皇帝に即位した前回。
そして今回、啓元は少年に、そして青年へと成長していくなかで承煦は彼の教育係になり…。
【長安 賢后伝】(ネタバレあり)
43話
承煦は摂政として幼い皇帝・啓元、そして彼の母で皇太后となった茗玉を支えていた。
そんななか、承煦と啓翰は領土拡大計画で意見が対立。
すると茗玉は「私は啓翰が正しいと思う」と話す。
それを聞いた承煦は茗玉が自分に味方してくれなかったことにショックを受けるのだった。
その後、茗玉は承煦と話していた。
そこで茗玉は「心の中ではあなたを応援しているが、いかなることにも道理が必要なの」と言い、自分の考えを受け入れて欲しいと承煦に話すのだった。
そんななか、幼くして皇帝となった少年・啓元は、次第にその態度が大きくなっていて、それを知った茗玉は頭を悩ませていた。
なかなかのヤンチャ坊主に成長したようです
そんなある日、啓元は啓栄と遊んでいたところ怪我をしてしまう。
その知らせを受けた茗玉たちは心配になるも怪我は大したことなく軽傷で済むのだった。
すると芸琪は気品ある大臣たちの子どもたちと一緒にいればいい影響を受けるはずと考え、啓元はその子どもたちと宮中で時間を共にすることに。
そして啓元は同じぐらいの年齢の子供達と仲良くなるのだった。
そんななか、啓元は1人の少女・若萱に恋をするも、彼女はすぐに父が江南に派遣されることとなり皇宮を去ってしまう。
茗玉は「これにより皇帝が何でも手に入れられるわけではないということを分かるはずよ…」と呟くなか、想いを寄せる若萱と離れ離れになりたくない啓元は、若萱の父の江南派遣を取りやめ長安にとどまるよう命令を出す。
なんという公私混同…
それを知った承煦は「予定通り江南に行くんだ」と若萱に指示を出し啓元と話すことに。
そして若萱が江南に行ってしまったことを知った啓元は大激怒。
さらに茗玉も承煦の味方をしたことで、啓元がさらに激怒するなか、承煦は「啓元を教育する」と言い啓元をどこかに連れて行ってしまう。
そして承煦は啓元を勉学に励ませるのだった。
44話
茗玉は「啓元を根気強く1つずつ指導して欲しい」と承煦に頼み、息子を承煦に預けることに。
その日から承煦による指導が始まり、啓元は書道や歴史の勉強、そして弓矢など様々な指導を受けるのだった。
それから月日は流れ、啓元はすっかり青年に成長。
弓矢の腕はピカイチになっています
啓元は弓矢の腕はあるものの勉学の方はあまり好きではないようで、承煦から宿題をやっていないことを問い詰められ、さらに自信がある弓矢のことについても説教され、ふてくされるのだった。
承煦は啓元の厳しい家庭教師といった感じでしょうか
その後、承煦は茗玉と話していた。
そこで茗玉は「啓元は若くて軽率で、あなたの指導はごもっともだけど、彼にも皇帝としてのメンツがある。だから今日のような厳しい指導は2人きりの時にしてあげて…」と承煦に言う。
それを聞いた承煦は「確かにそうだな…」と返すのだった。
茗玉と承煦の関係性は何だかいい感じですね
その後、承煦は数日の間都を離れ巡回の旅に出ることに。
承煦は啓元が学業を疎かにしないよう宿題を出し、自分がいない間も勉学に励むよう言うのだった。
その後、啓元は承煦が不在をいいことに啓栄と共に家庭教師を懲らしめる悪戯を行う。
墨で顔に落書きしたり、髭を切り落とすなど結構悪質です
するとそこに承煦が戻って来て啓元を説教。
「学問を学ばずに良い皇帝になどなれない!」
承煦がそう言うと、啓元の啓栄に罰を与えるのだった。
その後、承煦は啓元を連れて南方視察に出掛ける。
承煦は常に啓元のことを指導できるように、啓元を視察にも同行させたのだ。
強制的に承煦に連れ出された啓元は「いつかこの恨みを晴らすからな!」と承煦に言うのだった。
しかし、啓元は視察場所が江南が近いということで、かつて想いを寄せていた若萱に会えるかもしれないと少し期待もしていたのだった。
一方、皇宮では承煦が無断で啓元を連れ出したことが問題視されていた。
しかし茗玉は「きっと承煦には考えがあるはず…」と芸琪に話すのだった。
一方、承煦と啓元は視察先に到着。
啓元は隙をつき女装しそこから逃走を図るも、町の男に拉致されてしまうのだった。
どうやら女性と間違われ遊女として売られるために拉致されたようです
その後、啓元が行方をくらましたことを知った承煦は役人たちと捜索を始める。
そしてしばらくして遊女として売られそうになっている啓元を発見するのだった。
45話
拉致された啓元を発見した承煦は、啓元に社会の現実を知ってもらうべく治水工事の現場で働かせてその様子を見守ることに。
そして辛い治水工事での仕事や、そこで働く人たちの苦しみなどを痛感した啓元は、これまでの自分の生き方などを反省し、これからは真剣に学問などを学び、皇帝として国のために全力を尽くそうと心に決める。
そして承煦のことを信頼し慕うようになるのだった。
辛い目にあって初めて分かったようです
その後、芸琪と茗玉が啓元のことを心配するなか、承煦と啓元が皇宮に帰って来る。
そこで茗玉たち啓元が別人のようになり帰って来たことに驚きながらも、皇帝に相応しい男になってきたことを喜び、承煦に感謝を伝えるのだった。
その後、啓元が突然承煦を信頼し慕い始めたことが気に入らない啓翰は視察先での出来事について調べることに。
そして承煦が啓元を改心させるためにわざと窮地から助け出さずに辛い思いをさせたことを突き止め、そのことを啓元に報告。
それを聞いた啓元は、「私を騙していたのか」と 承煦のことを疑い始める。
そして啓元は「承煦に操られてたまるか…」と承煦に敵意を向け始めるのだった。
せっかく信頼関係が構築できたと思ったのに…
感想
43話では茗玉の息子で皇帝・啓元が少年に成長。
ヤンチャな一面もあり、気品ある感じもなくその辺にいるごく普通の少年という感じでしたね。
そして承煦が啓元の教育を行うことが決まり、44話では啓元がイケメン青年に成長。
青年になった啓元が承煦から学問の教育などを受ける様子が描かれました。
そして承煦は視察現場に啓元を連れて行くも、そこで啓元が拉致されるという事件が発生するという驚きの展開になりました。
そして45話では啓元は無事に助かるも、承煦の策略により治水工事での辛い仕事などを経験させ皇帝に相応しい男に改心させていくというストーリーでした。
その結果、啓元は改心し、作戦成功…かと思われましたが、承煦をよく思わない啓翰により承煦と啓元の間にできた信頼関係を壊されてしまうという展開に。
なかなか一筋縄ではいかないですね…。
この事態に承煦はどう動くのか、次回以降の展開が楽しみです。