探偵麗女-あらすじ-4話-5話-6話-感想付きネタバレでありで!

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クルミットです♪

男装の明鏡署の少署・蘇瓷の高い洞察力を見込んだ斉王こと裴昭は、清水県で救済銀が消失した事件に蘇瓷を起用し、身分を伏せて捜査に協力します。現地で出会った謝北溟と董如双の力も借りて、チームで悪に立ち向かっていくことに…

男として友達であろうとする立場と、裴昭に傾きつつある女心と、蘇瓷の複雑な気持ちがうまくバランスが取れず、つい裴昭に冷たい態度を取ってしまいますが、二人のツンデレな関係性は事件と共に、どう進展していくのでしょうか。進化が楽しみなカップルですね♪

【探偵麗女~恋に落ちたシャーロック姫~】(ネタバレあり)

第4話「危険な踊り子」

裴昭は沙度の興味を引いて接近し、翌日の踊り子の選定に招かれることに成功する。一方謝北溟は、妓楼にいたのは裴昭に無理やり連れて行かれたのだと、董如双に言い訳する。
董如双は、謝北溟の気持ちに少しは気付いてあげて欲しいですよね

蘇瓷は踊り子の選定に無憂楽坊の新人として入り込み、面紗をつけて沙度の前に出ると、その場に裴昭がいた。西域の柘枝舞を舞う蘇瓷を見て沙度はすっかり気に入るが、蘇瓷は酒壺に巧みに薬を混入する。やがて沙度は薬が効いて倒れ、薬に気付いて飲まなかった裴昭も倒れたふりをする。蘇瓷は衣装箱の底に隠された帳簿を発見するが、裴昭は帳簿を取り上げて面紗を取ろうとしたため、かわして逃げる。裴照は僅かに見えた顔が蘇瓷に見えて動揺する。
妖艶ですね~! 面紗が取れた瞬間、結構はっきり見えたのでは…

翌朝、沙度が死んで一緒にいた裴照が疑われたとの知らせが入り、蘇瓷は無憂楽坊に駆け付ける。董如双は沙度の遺体の口の中から、興奮作用がある金葉子を発見する。また、こめかみに小さな傷があった。その最中、裴昭は蘇瓷が昨夜の踊り子と同じ耳の裏に傷があるのを見てやはりと確信する。蘇瓷は「沙度は氷針で暗殺された」と分析し、女将の煙管が濡れているのに目を留めると、女将は蘇瓷を襲って失敗し、自死を図る。
金葉子は殺害に関係なかったのでしょうか?煙管からどうやって飛ばしたのかも謎~

女将の死によって動機などがわからなくなったため、女将の部屋を調べると、衣の裾に松香粉がついていた。蘇瓷は帳簿が気になって沙度の部屋を捜索するが、裴昭はそれを見て昨夜を思い出し笑いをこらえる。衣装箱の引き出しを見ると帳簿はなく、沙度の靴にも松香粉がついていた。そこに妓女のひとりが「女将の妙な愛人」について打ち明ける。その男は胸に四角い焼き印があったというが、裴昭はそれが牢の重罪犯に押すものに似ていると言う。
帳簿は結局裴昭が持って行ったということですよね?

裴昭が持ち帰った沙度の帳簿によると、最近の取引額は焼失した救済銀と符合しており、救済銀が闇市場に流れたことを意味していた。清水県で裴昭を襲った刺客が使った矢尻は、北戎の製法で作られていた。その矢尻と文を裴昭は蒋希文に託し、鎮遠侯へと届けさせる。さらに裴照は、蒋希文に蘇瓷の出自を調べるよう命じる。
蘇瓷の出自は、きっと身元が分からないように作られているとは思いますが…

どうしても帳簿が見たい蘇瓷は、夜中に裴昭の部屋に忍び込む。しかし裴照は目覚めて蘇瓷をからかい、蘇瓷は部屋に来た理由をごまかしきれなくなって、踊り子は自分の女装だと告白する。裴昭は妓楼へは捜査で行ったのだと、蘇瓷に帳簿を見せることに。蘇瓷は、沙度と女将についていた松香粉の貯蔵場所が救済銀の隠し場所ではないかと推測する。松香粉の性質から湿潤しにくい山のふもとを探すと、謎の屋舎で救済銀を発見することができた。
捜査のために踊り子にもなる必要が、ってそんなわけないですよね♪

事件解決のお祝いに、飛鳶が手料理を振舞う。蘇瓷は酒が飲めないため、勧められた祝い酒は裴昭が代わりに飲むと言う。蘇瓷は酒の味の強い「酔っ払い鶏」を食べてため、お茶と間違えて酒を口にしてしまう…
飛鳶は器用ですね!貸してくれと言われても裴昭が手放さないのがわかる気がします

(エンディング)
裴昭の部屋に忍び込んだ蘇瓷は、帳簿を探して枕の下をそっとまさぐるが、目覚めていた裴昭は、寝ぼけたふりでわざと蘇瓷の腕を掴んで困らせる。
裴昭の蘇瓷に対するドSぶりは、どんどん磨きがかかっていますね♪

第5話「芽生えた想い」

蘇瓷はお茶のつもりが間違って酒を飲んでしまう。謝北溟がどんどん飲ませたために泥酔し、裴昭に「斉王について聞かせろ」と絡んだ上、裴昭の部屋の寝台に倒れこむ。酔った勢いで蘇瓷は自分のことを「小蘇」と呼ぶように言い、裴昭に抱き着いたまま眠ってしまう。
酔っ払い演技かわいいですね♪ スリスリ襲われてる裴昭がカワイイ…

翌朝目覚めた蘇瓷は、寝床に裴昭がいることに気付き焦るが、そっと自室に戻り、裴昭に合わせる顔がないと考え何も言わずに都に戻る。董如双は蘇瓷の後を追うことにし、裴昭も都へ戻ることに。裴昭たちは寧遠駅館という客桟に到着するが、空き部屋が一部屋しかない。董如双は雑魚寝で構わないと言うが、謝北溟が客桟の主人の部屋を開けさせ二部屋確保する。蘇瓷も遅れて到着し、部屋がないため狭い寝床に「男4人」で寝るしかなくなる。
さりげなく「小蘇」呼びだし、ちゃっかり蘇瓷の隣を確保しているし♪

眠れない蘇瓷は抜け出して馬車で寝るが、冷えて熱を出す。董如双の薬でも高熱が下がらず、疫病の心配も。そこで董如双が酒で体を拭こうとしたため、裴昭がやろうと申し出る。目覚めた蘇瓷は裴昭に匕首を突き付けるが、「君の秘密は必ず守る」との説得に刃を収める。
蘇瓷を守ろうとするのは命がけですね…

飛鳶は蘇瓷に滋養をつけるため鳩を捕まえるが、それは謝北溟の伝書鳩だった。義父からの返信には「友ができて安心した」とあり、謝北溟は義父を思う。裴昭の看病のおかげで蘇瓷の熱は下がり、一同は安堵する。そこに知らせが入り、裴昭と飛燕は急遽旅立っていく。蘇瓷は、都に帰ったら裴昭にもう会うことはないだろうと、気持ちを切り替える。
蘇瓷と裴昭はきっとすぐに再会するはず♪

都に戻った裴照は皇帝に拝謁し、救済銀解決の報告をする。皇帝は斉王に縁談話が持ち上がっていることを知らせ、裴昭を困惑させる。蘇瓷たちも都に到着し、董如双を案内しようと謝北溟は張り切るが、助けを求める娘の声を聞きつけ、謝北溟が悪党を蹴散らしたのに、董如双は自分を守ってくれた蘇瓷に見とれる。悪党は明鏡署を名乗った蘇瓷を逆恨みする。
弟帝が嬉しそうなのは全然悪気はないのでしょうね。縁談は陛下の方が先なのでは?

帰宅した蘇瓷は両親の位牌に帰還の報告をし、新しくできた友について語る。しかし謝北溟や董如双や飛鳶についてはすらすら語れるのに、裴昭については何も言えない。裴昭もまた、縁談を拒んで弟帝から「好いた女子がいるのでは?」と問われ、蘇瓷への想いを自覚する。
裴昭への特別感が、ちゃんと蘇瓷の中で具体化されるといいのですが

(エンディング)
検視の道具が欲しいという董如双の願いを聞いて、謝北溟は手を尽して入手する。自分の想いに気付いて欲しい謝北溟だったが、董如双はそれで蘇瓷を手伝うのが目的で、蘇瓷のことしか頭にないのを見た謝北溟はがっかりする。
この謝北溟の片思いはいつか報われることがあるのでしょうか…

第6話「秘密の共有」

蒋希文が調べてきた蘇瓷の出自は「母親は出産時に死亡、父親は二年前に病死」とあった。一方、謝北溟は飛雲客桟に部屋を取ろうとするが、斉王のお妃選びのせいで満室だという。そこで「特別な場合」にしか用意しない「天字一号」を董如双のために準備させる。
飛雲ネットワークで「未来の荘主夫人現る!」と広まっていくのではないでしょうか?

明鏡署の中では今回の事件を「救済銀は戻ったが、被疑者は殺され真相は闇の中、蘇瓷はしくじった」との見方が広がっていた。「首のない女の骸事件」を見事に解決した羅鑫の評判は上がっていたが、周囲を気にせず黙々と焼き印を調べ続けている蘇瓷の姿に羅鑫は「それは江湖の焼き印だ」と、つい口を出してしまう。
羅鑫も悪い奴ではないのですよね。でもいつか彼も秘密を知ってしまう日が…

蘇瓷に人さらいを邪魔された男が、蘇瓷を尾行して路地裏で拉致する。蘇瓷と待ち合わせしていた裴照は荒っぽく駆け去る永安侯府の馬車から助けを求める声を聞き取り、路地で拾った手巾が蘇瓷のものだったため、先ほどの馬車で蘇瓷が攫われたのではと考える。
蘇瓷を「逍遥荘」という場所に連れ去ったのは、蕭君昊という拷問が趣味の永安侯の世子だった。蘇瓷が女だと知った蕭君昊は、女の服に着替えさせ、暴露すると脅していたぶろうとする。その頃裴昭は、蘇瓷がどこに連れ去られたかを考え、逍遥荘ではないかと気付く。
裴昭がシャーロック化!蕭君昊のために手下がいつも女子を攫って拷問していたのかな

蘇瓷が無理やり媚薬を飲まされた頃、裴昭は逍遥荘の離れに駆け付け、蕭君昊を殴り倒すが、光玉の玉佩を落としたため夜目で見えず、目隠しをして音だけを頼りに敵を倒す。馬車の中で蘇瓷を介抱しようとするが、媚薬が効いてきた蘇瓷は裴昭に「あなたのことが好きみたい」と迫る。こらえて蘇瓷を抑えた裴照は、気を失った蘇瓷に「私もあなたが好きだ」と囁く…
蘇瓷に迫られた時の裴昭の表情がなんとも言えませんね♪

翌朝目覚めた蘇瓷は、秘密を知られてしまったことを悟る。裴昭が沙度の部屋以来気付いていたと知り、知らないふりをしていた目的を問いただす。裴昭は蘇瓷がずっと苦しんできたことを理解し、蘇瓷のことが好きだから誰にも言わないと約束する。蘇瓷は動揺するが、自分は好きじゃないと突き放す。蘇瓷は口止め料として裴照の三つの要求にこたえると言い、裴昭は傷つきながらも、まずは同居を要求することに。
好きじゃないと言う瞳に好きが溢れてる~!同居といっても斉王府ではないですよね?

蘇瓷は明鏡署に秘密が伝わっているのではと怯えていたが、斉王が陛下に訴えて蕭君昊が辺境送りになったことに驚く。董如双は蘇瓷が攫われたと聞いて心配し、蘇瓷の家に一緒に住むと言い出したため、謝北溟は反対し、蘇瓷も困惑する。
さすが斉王仕事が早い。でも、蘇瓷はなぜ斉王が動いたのかまだわからないのですね

永安侯は世子を辺境から連れ戻そうと雲王を頼っていた。一連の騒動について聞いても、雲王は「斉王がそこまでするには理由があるはず」と考え、配下の雷争に命じて蕭君昊に事情を聞かせる。一方、裴昭も蕭君昊を見張らせ、一言も語らせないよう命じていた。
蕭君昊はこれで終わりかと思いきや、雲王が今後利用しそうですね

裴昭を禁軍の統領・傅子佑が訪ね、幼馴染の杜家の娘との婚儀に招待する。二人は傅子佑が絵を描いてもらったという曲臨江のもとに一緒に出掛ける。曲臨江は裴昭のお妃候補の絵姿の依頼に忙しく、とりくんでいる美人画は、あと目を入れるだけになっていた。
曲臨江という、またクセの強そうなキャラが。傅子佑は裴昭の親友かな?

董如双は明鏡署の入り口で蘇瓷が出てくるのを待ち伏せし、謝北溟が声をかけても追い払う。蘇瓷が出てきたので尾行するが見つかってしまい、同居も断られてしまう。それでも董如双が諦めないため、蘇瓷は「家を移るのだ」と言い訳する…
ストーカー化する董如双はどこまで突っ走るのでしょうか

(エンディング)
飛鳶は裴昭が「蘇瓷と董如双を招く」と言い出したため、正体が露見するのではと心配するが、新しい大きな屋敷を探せと命じられ、裴昭の正体を知らない使用人も新たに雇い入れる。
飛鳶もだけど蒋希文も有能だし、裴昭はそれ以上に有能なのですね♪

4~6話の感想

清水県の救済銀事件はこれで解決ということになったようですが、下手人たちがことごとく命を落としたため、蘇瓷にとっては黒星扱いにされているのが思わぬ痛手ですね。
沙度が咥えていた金葉子、焼き印がある女将の謎の愛人など、事件解決には直接関わらない要素が置き去りになっていますが、これは今後、別の事件で思わぬ形で浮上してくるのかもしれませんね。

裴昭は遊び人キャラ設定なのに、演じている張凌赫がニューカマーなので、あまり遊んでいる風には見えなくて大丈夫かな?と思っていましたが、媚薬が効いた状態の蘇瓷に迫られて、固まったような表情のかわいらしさを見て、「遊んでいるのは見せかけ」という設定が納得できたかもしれません。裴昭は、蘇瓷のことをさりげなくいたぶって楽しむドSな性格でありつつも、他の人が蘇瓷を困らせると、それがどんな些細なことでも守ろうとするナイトなのですね。守ろうとするほどに蘇瓷は戸惑って反発しますが、二人の噛み合わなさがいつかぴったりとはまっていくのでしょうか。

それにしても妖艶な舞姫に、泥酔に、媚薬に…蘇瓷の色んな表情が見られて、陳瑶の演技の巧みさには驚かされますね。女の服を着ている時と、男装している時では表情が全然違っているのですごいなと思います。
蘇瓷は武術ができないので、何かと裴昭に助けられるポジションになりがちですが、蘇瓷の頭脳がスッキリと発揮される場面を今後も期待したいですね♪

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