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クルミットです♪
班婳と容瑕の結婚、謝婉瑜と第二皇子の結婚など新しい展開を迎えた前回。
そして今回、班婳は避難民の少年・趙順子と出会い、彼を引き取ることになり…。
【夢織姫】(ネタバレあり)
22話
容瑕は弓の練習を終え班婳と帰路についていた。
その道中、2人は役人が飢饉による避難民を不当に捉えようとしている現場を目撃する。
慌てて班婳がそこに割って入ると役人は畏まり、班婳はその避難民を助け、馬車に乗せてあげるのだった。
その避難民は少年・趙順子と彼の祖母の2人で、祖母は衰弱していて「この子は斉州生まれで両親はある者のせいで亡くなってしまったの…。どうか代わりに育ててあげて欲しい…」と言い残し、馬車の中で命を落とした。
趙順子の両親を死に追いやった”ある者”とは一体誰なのでしょう…
そして班婳は少年・趙順子を引き取り屋敷で育てることに決めるのだった。
翌日、この出来事により貧民たちの苦しみを目の当たりにした班婳は、彼らを助けてあげたいと思い炊き出しを行うことに。
するとそこには多くの人々が集まり班婳は多くの貧民たちに食事を与えてあげるのだった。
これにより町民たちからの評判も上がっていますね
班婳が炊き出しでお粥を行うなか、石飛仙はそれに対抗心を抱き、班婳たちの近くでご馳走である鶏肉を町民たちに振る舞い始める。
町民たちがそれを喜ぶなか、それを知った班婳は憤り石飛仙を問い詰める。
しかし石飛仙は「町民たちのためなのに何が悪いの?」飄々と答え、さらに町民たちも石飛仙の味方をしていて班婳は深く問い詰められずひとまず撤退するのだった。
一方、容瑕が斉州での飢饉と新長官の不正について調べることになるなか、都では石飛仙が避難民たちを前に琴の演奏を披露し観衆を魅了していた。
そして石飛仙が「皆様とのお近づきの印に衣食住を用意しました。第二の故郷として都をお楽しみください」と話すと、避難民たちは「彼女は生き仏だ!」と褒め称えるのだった。
一方、お粥の炊き出しを続ける班婳だったが、みな石家の焼鶏や謝家の麺の炊き出しの方に行ってしまい、お粥を求める人はおらず閑散としていた。
そんななか、趙順子の目の前に石家の人間が現れ、趙順子は突然連れて行かれてしまう。
それを知った班婳や容瑕は誘拐事件だと思い石家の屋敷へ。
するとそこでは石晋たちが趙順子をはじめ避難民の子どもたちを集め世話をしていた。
誘拐ではなかったんですね…
それを知った班婳と容瑕はひと安心するのだった。
23話
夜、眠りについた班婳はある夢を見る。
それは父・班淮が何者かに襲われるというもの。
目を覚ました班婳はそれが予知夢で現実になれば大変だと心配になるのだった。
一方、班淮は皇帝から左相国にならないかと打診されていた。
初めは恐縮し断る班淮だったが、自分が断れば代わりに謝成炎が左相国になることを知った班淮は慌てて撤回。
ひとまず左相国にどちらが就任するかは再考されることとなるのだった。
その後、第二皇子は謝重錦と話していた。
そこで班淮が左相国になりそうだと話すと、謝重錦は「そんなことはさせません。左相国には父・謝成炎がなるよう手を下します」と話すのだった。
班淮を殺すということなのでしょうか…
一方、父が左相国になるよう打診されたことを知った班婳は「この任官は災いの元になる。だから屋敷から出てはダメ!」と父・班淮に告げるのだった。
夢で見たことが現実に起きないようにしなければなりませんもんね…
その後、班婳は父・班淮の命を守るために屋敷の警備を強化。
しかし班淮は班婳の警告を無視してこっそり屋敷を抜け出してしまう。
それを知った班婳たちは慌てて班淮の行方を探す。
そして班婳が班淮を発見すると、突然班淮の上から植木鉢が降って来る。
班淮への直撃は免れたが、班淮は転んでしまい意識を失う。
班婳は植木鉢を投げ落とし父を襲おうとした刺客の男を捕まえ、誰の差し金なのか問い詰める。
すると男は石飛仙の真珠を持っていて、この件の依頼主は石飛仙だと明かした。
本当に石飛仙の差金なのでしょうか…
その後、黒幕が本当に石飛仙かどうか調べ始めた班婳と容瑕は石府へ乗り込み石飛仙を出すよう要求。
石飛仙の父・石相国はそれを拒否しているとそこに石飛仙が現れ、班婳と容瑕は場所を変えて彼女から話を聞くことに。
そこで石飛仙は班淮を襲撃した黒幕では無いと主張し、さらには少し前に容瑕から手紙で呼び出され、その待ち合わせ場所で真珠を落としたと証言。
容瑕はそんな手紙は送っていないと否定するも、その手紙が証拠として提示され、容瑕に石飛仙との浮気の疑いがかけられるのだった。
手紙は容瑕の字だったようですが、何者かにより偽造されたということなのでしょうか…
24話
石飛仙の証言により投獄されてしまった容瑕。
するとそこに班婳が現れ2人で話すことに。
「あなたを信じているわ…」
班婳はそう言うと、父の襲撃事件の黒幕では石飛仙ではなく、彼女だと思わせるための真の黒幕の罠だと推理していることを話す。
そして2人は真の黒幕を暴き出そうと決めるのだった。
一方、班淮襲撃の黒幕だと疑われている石飛仙も投獄されていて、それを知った石飛仙に想いを寄せる第二皇子は、皇太子にこの状況を打破して欲しいと頼むのだった。
そんななか、班家の屋敷に皇太子妃が訪ねて来る。
皇太子妃は石飛仙の姉です
そこで皇太子妃は妹・石飛仙への訴えを取り下げるよう班婳に言うも班婳は聞く耳を持たない。
皇太子妃はその態度に憤りを感じるのだった。
その後、皇太子妃から頼まれた皇太子は石飛仙を釈放するよう皇帝に頼む。
すると皇帝は我が息子が皇太子妃の言いなり状態なことに憤り、皇太子に平手打ちし叱責。
その後、部屋に戻ろうとした皇帝は突然めまいに襲われそのまま倒れてしまう。
医師の診断の結果、皇帝は中風を患っていることが判明するのだった。
どうやら疲労が原因のようです
その後、真の黒幕の正体が謝重錦で容瑕の字を模した手紙を石飛仙に渡し、石飛仙を黒幕に仕立て上げていたことが判明。
そんななか、刺客が捕えられている牢屋には石晋がいて、石晋は妹さんを陥れた刺客を問い詰めていた。
すると突然刺客は苦しみ始め、そのまま死んでしまうのだった。
どうやら看守に扮した人物が刺客を殺したようです
その後、真の黒幕が謝重錦だと知った班婳は石飛仙と協力して真の黒幕・謝重錦を糾弾することに。
しかしそんななか、皇帝は皇太子妃の廃位、さらには石飛仙を死罪に処すことを決めていた。
それを知った石飛仙がショックを受けるなか、死罪を免れるためには班淮襲撃事件の黒幕だと認めることだと聞かされるのだった。
感想
22話では班婳と容瑕が避難民の少年・趙順子と出会い、班婳は彼を引き取ることとなりました。
その一方で、班婳に対抗心を燃やす石飛仙は、貧民に対してお粥を炊き出しをする班婳に対抗し、贅沢な鶏肉を貧民に振る舞い町民たちの評判を得るという姑息な手も使っていましたね。
この2人の対立は今後も展開されそうだなと感じるなか、23話では
班婳の父・班淮が刺客に襲撃され、その黒幕は一体誰なのか?という内容でした。
黒幕として石飛仙に疑いがかけられるも調べるうちに容瑕に石飛仙との浮気疑惑が掛けられるという驚きの展開に。
そして24話では班淮襲撃事件の真の黒幕が謝重錦だと判明。
これで班婳たちが糾弾し解決に向かうのかと思いきや、ラストに皇帝が石飛仙の死罪にすると決めてしまい、それを免れるためには罪を認めなければいけないという状況に。
石飛仙はどうするのか、そして班婳は謝重錦を追い詰められるのか、気になるところですね。