ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
第二皇子が石飛仙と手を組み皇太子を陥れる計画を立て始め、皇太子も第二皇子の不穏な動きに気づき警戒し始めるなど2人の対立構造が浮き彫りになった前回。
そして今回、第二皇子は皇太子暗殺に動き始めるも…。
【夢織姫】(ネタバレあり)
34話
宮中では五穀豊穣を祝う祭事が行われていた。
第二皇子が不審な動きをしないか監視する班婳と容瑕だったが、特に怪しい動きは見受けられない。
そんななか、祭事の参加者たちが集い宴が始まると、第二皇子は仲間に指示を出し、皇太子を暗殺するために飲み物に毒を混入。
しかしその飲み物を班婳が飲んでしまい、班婳は吐血しその場に倒れてしまうのだった。
班婳、大丈夫でしょうか…
その後、医師の元に運ばれた班婳。
すると班婳が飲んだ毒はとても厄介なもので、他の毒で打ち消すしかないことが判明。
それを聞いた容瑕は班婳に口移しで別の毒を飲ませ、意識を失ってしまう。
しばらくして班婳と容瑕は毒から回復し目を覚ますのだった。
2人とも無事で良かったですね
その後、2人で出掛けるなど2人だけの時間を過ごす班婳と容瑕だったが、班婳の体の中にはまだ毒が残っていたようで突然倒れ意識を失ってしまう。
そして犯人が解毒薬を持っているかもしれないと考えた容瑕は、犯人が石飛仙だと推理し、早速会いに行くのだった。
一方、班婳が倒れたとの知らせを受けた皇帝。
すると皇帝は突然めまいに襲われ吐血し倒れてしまった。
皇帝、大丈夫なのでしょうか…
その後、石飛仙と対峙し解毒薬を要求する容瑕。
すると石飛仙はその条件を2点提示した。
①婚約破棄し班家との関係を断つこと
②第二皇子を皇帝に推戴すること
それを聞いた容瑕はどうすべきか悩むのだった。
その後、屋敷に戻った容瑕は意識を失い眠る班婳の顔を見ながら涙を流す。
そして婚姻届をビリビリに破り立ち去るのだった。
35話
吐血し倒れた皇帝は容瑕を部屋に呼ぶ。
「お前の家族に悪いことをしてすまなかった。あの世に行ったらお前の父に謝罪するよ…」
皇帝はそう言い残すとそのまま息を引き取るのだった。
宮中でそれが広まるなか、それを容瑕は前の皇帝の遺詔で読む。
そこには皇太子は都を離れ蜀の地で蜀王に、そして帝位は第二皇子に継承すると書かれていた。
実は容瑕は解毒薬で班婳の命を救うために石飛仙の条件を飲んだのだ。
つまり遺詔は偽物で、容瑕は石飛仙との約束通り今後班家との関係も断つということですね…
遺詔を聞いた官吏たちは騒然とし、皇后も「あり得ない。それは先帝の遺詔ではない」と戸惑うなか、第二皇子は新皇帝になるのだった。
一方、石飛仙は容瑕との約束通り解毒薬を石晋に手渡し、班婳は毒から回復。
そして宮中での出来事、さらに容瑕が自分と婚約破棄したことを知り衝撃を受けるのだった。
その後、班婳は婚約破棄について理由を聞くため容瑕の屋敷へ行く。
そして班婳は容瑕と対面するも、容瑕は冷たい態度で班婳を突き放す。
その態度に班婳は憤りと悲しみを感じるのだった。
なかなか辛い展開ですね…
その夜、石晋は容瑕と話していた。
そこで石晋は容瑕が解毒薬を手に入れるために班婳と婚約破棄をしたという事実を知る。
「班婳のことを頼んだ…」
容瑕はそう言うと立ち去るのだった。
一方、眠りについた班婳はある夢を見る。
それは新皇帝の詔により班家の家財が差し押さえられてしまうもの。
目を覚ました班婳は急いで家族と共に都を離れる準備をするのだった。
一方、容瑕と石晋は蜀にいる皇太子改め蜀王の元を訪ねていた。
「石晋と策を練り、大業国を殿下にお返しします」
容瑕がそう話すなか、それを第二皇子改め新皇帝の部下が聞いていてそれを新皇帝に報告するのだった。
36話
班家が新皇帝により追い詰められる夢を班婳が見たことで、父・班淮は家族と共に都を出るため辞官を申し出る。
しかしすんなり辞官を認めてもらえず、容瑕の提案により見せしめとして家財を差し押さえられてしまうことに。
容瑕は班家を陥れようとしているのでしょうか…
その後、石晋は容瑕と話していた。
そこでなぜ班家を陥れる提案をしたのか追求する石晋。
すると容瑕は「あの状況で自分が提案しなければさらに酷いことが起こっていた」と説明するのだった。
班家を守るためだったんですね…
その後、班家に調査が入り、班婳たち家族は宿で寝泊まりすることに。
その夜、班婳と班恒は前に山奥に埋めた財宝を確認しに行く。
するとその財宝は無くなっていて、「江湖で必要になったら後日倍にして返す」という1枚のメモだけが残されていた。
班婳はすぐにそれが容瑕の仕業だと悟るのだった。
そんななか、班婳たち家族は石晋が用意してくれた空き家になっている屋敷に住まわせてもらうことに。
その後、石晋と買い物に出掛けた班婳はそこで容瑕と遭遇する。
気まずい空気が流れるなか、容瑕は何も言わずに立ち去った。
数日後、新皇帝たちは朝議で斉州の反乱の対処についてどうするか話し合っていた。
するとそこに班婳が現れ、「私が斉州の反乱を収めます」と軍の指揮を志願。
それを聞いた新皇帝は、班婳に将軍として斉州に行き反乱軍を掃討するよう命じるのだった。
どうやらこれで功績をあげて班家の威厳を取り戻そうという目的があるようですね。しかし容瑕は複雑な表情を浮かべていますね…
その後、容瑕は「班婳と一緒に出征させて欲しい」と新皇帝に跪き頼む。
そして新皇帝はそれを認め容瑕は班婳と一緒に出征することが決まった。
そんななか班婳は、容瑕が密かに自分と家族を守ろうとしてくれていることを知るのだった。
感想
34話では班婳が毒を飲んでしまったり、容瑕が班婳を助けるべく毒を飲んだり、皇帝が吐血し倒れたりと衝撃的展開の連続でした。
班婳が一度は回復するも再び毒により意識不明となり、解毒薬を手に入れるのかどうかの石飛仙とのせめぎ合いがあるなか、35話では皇帝が死亡し、容瑕が解毒薬のために石飛仙の条件を飲んだことで第二皇子が新皇帝になってしまいました。
さらには容瑕は班婳と婚約破棄、そして班家との関係も断つという何とも辛い展開になりましたね…。
訳もわからず容瑕から突然婚約破棄され、冷たい態度を取られた班婳は可哀想でしたね。
そして36話では班婳たち家族が追い詰められることになるなか、容瑕が密かに班家を守っていることが判明しました。
さらに班婳が新皇帝に出征を志願したり、それに容瑕がついて行くことになるなど新展開もあり、次回どんな展開を迎えるのか楽しみです。