玉楼春-あらすじ-1話-2話-3話-感想付きネタバレでありで!

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クルミットです♪

「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」のユー・ジョンが贈る極上のロマンチック史劇。身分の差を乗り越え、一途な恋を貫く玉楼と少春の愛の物語をお楽しみください。

では1話から紹介していきますのでお付き合いください♪

【玉楼春】(ネタバレあり)

第1話「運命の琵琶」

古都の夜、旅姿の女が橋の上で手にした似顔絵を見つめていた。前を行きすぎる舟に乗る男にもしやと思い舟を追っていきます。しかし、思い人ではありません。

落胆した女は太鼓の音に誘われ影絵芝居の前にそこには思いもかけない出会いが待っていたのです。
影絵使いこそ探し求めた思い人、影絵使いは語り始めます。
「私の名前は孫玉楼、私が18の時・・・」
最後はこのエピローグになるのですよね・・・?

玉楼は孫家の四男。姉が皇帝の側室となった孫家は栄華を極めていた。
ある日、父孫遜の誕生日の宴が開かれることに。玉楼は日頃宴になど出ないのだが当代きっての琵琶の名手が演奏すると聞き席に着いた。盛大な祝いの宴が始まり、琵琶が奏でられた。

玉楼はその音に心を奪われ奏者を見つめていた。演奏が終わり盛大な拍手が沸き起こった時、風で被り物の下の顔があらわに。それを見た客の一人が「虞夫人は若い娘ではない。偽物だ。」と騒ぎ出した。
「私は弟子です。師匠の代わりに来ました。」と弁解する娘。玉楼は「先ほどあれほど褒めたではないか。罰することはない。」と弁護します。孫遜は褒美を与え宴は和やかに進みました。
ちょっとうまくいき過ぎのようにも思いますが・・

琵琶を演奏した娘は林少春、劇団で技芸を学び暮らしていた。林家は父の冤罪で没落、少春は父の冤罪を晴らそうとしていた。少春は腕試しに虞夫人なりすましたのだった。

翌日、少春を忘れられない玉楼が虞夫人を尋ねると少春のせいで演奏できなかった腹いせに虞夫人は「その娘は死んだ」と告げたのです。
玉楼は途方に暮れた帰り道、道橋の上で死んだはずの少春に出会ったのです。幽霊かと驚く玉楼ですが思いの丈を伝えると少春は橋から飛び降り姿を消してしまいました。
少春は師匠言いつけに背き叱責され、自分の娘を犠牲にして育ててくれた乳母に諭され、家族を失った幼い日を思い起こしていました。
父の冤罪を晴らす使命を帯びているにしては明るい少女に見えたげどやっぱり苦労しているのね

第2話「男装の麗人」

少春は師匠に詫びをいれ再び修行することに。少春は男役を学び男になり済ますことを目論んでいた。そして科挙の試験を受け、父林遠道の冤罪を晴らすことを志していたのです。

ある日、少春は男装して出かけたのですが、玉楼と出会い見破られてしまいました。少春は逃げようとするのですが玉楼は逃げたら街中に似顔絵を貼って探し出すと迫ります。

少春は仕方なく百戯館に玉楼を連れて行き、素性を明かすことにしました。男装して舞台に上がった少春を見た玉楼の恋心がさらに燃え上がります。そして毎日のように少春の舞台を見に百戯館に通い詰めるのでした。
少春の男装、声まで変えられるのはすごい!

ある日、少春を探しに夜の酒場にやった来た玉楼は少春が客と酒を飲み交わす姿を見て驚きます。
さらに酔った客に絡まれた少春を連れ出してしまいました。

しばらくして玉楼は少春が顔に怪我をして舞台に立てないと聞き見舞いに行ったのですが・・
18歳のうぶな青年には酒場の出来事は衝撃的ですね

孫家には母をはじめ四人の兄嫁達が住んでおり、女達は玉楼の嫁選びをしていました。母沈氏は気立が良いと評判の李家の娘を花嫁候補に。しかし、三男の嫁、許鳳翹は李家との縁談を壊して自分が優位になるよう画策します。そして自分の従妹、姚滴珠を嫁がせようと思うのでした。
家族達が動き出しましたね。それぞれの思惑が見え隠れ、楽しみです

第3話「薬の効能」

玉楼は少春の顔の傷を見て驚き、跡が残っては大変だと思い皇室の医師大医の所に行き、傷に塗る軟膏を頼みますが皇室用の薬だからと断られます。玉楼はすぐさま、柱に額をぶつけ血を流すと、大医は軟膏を用意してくれました。
若さのなせる技です

薬を持って少春に会いに行くとその顔に傷がありません。玉楼を諦めさせるために舞台用の化粧品を使い顔に細工して見せたのです。玉楼は「迷惑ならもう来ない」と薬を置いて立ち去りました。
狐につままれたような玉楼の寂しそうな顔・・

少春は仲間から「普通では手に入らない薬を届けてくれるのは本気で心配してくれたからだ」
と言われます。玉楼自身は薬を持っていないはず、返さねばと孫家へ行くことを決心します。
琴を売るふりをしてやってきた少春は玉楼と出会えたのですが急いで立ち去ってしまいます。
「自分に会いに?」さらに薬を見つけた玉楼は嬉しくなりすぐにでも追いかけたかったのですが
外出を禁止されていて行くことができません。

部屋で屋敷からの脱出計画を立ていると縁談相手の滴珠がやってきました。玉楼は滴珠が怒るように振る舞うのですが逆に興味を持たれてしまいます。ことの次第を話すと玉楼の一途な恋心に滴珠は少春との仲を取り持つ手助けを申し出たのです。
滴珠は意外と話せるキャラかもしれません

滴珠から玉楼の伝言を聞いた少春。会わないつもりでいたのに約束の時、雨が振り出し雨の中でたたずむ玉楼を思うと心が揺らぎ傘を持って出かけました。ずぶ濡れの玉楼に傘を差し出す少春。帰ろうとする少春に「願掛けをしよう。もし叶ったら心を開いて欲しい」と。そこで少春は「玉楼の姿が消えますように」と書いたのですが・・
少春の本心は???

1-3話の感想

ルー・フー(陸虎)の歌声にのって幕を開けたドラマのエピローグは抒情的でしっとりとしたスタートでした。
第1話は玉楼が18歳の自分の物語を語るところからはじめます。
まずは孫家の人々の紹介から。長男夫婦の登場はコミカルです。嫁月紅を演じるリー・チャーチーはコメディー女優、1話から楽しくなります。三男夫婦はとても興味深い、嫁鳳翹は強烈です。
母・父・何人もいる兄や兄嫁・・大勢の登場人物の名前を覚えられるかしら・・

個性的な家族の中で育った玉楼ですが本当にお育ちが良さそう。そんな玉楼が一目惚れした少春。
可愛いけれど訳ありの少女。少春に猛烈アタックをかける玉楼の若々しさがとっても素敵です。
二人を取り巻く人々にどんな物語が潜んでいるのかワクワクしてきます。
そして、ふたりの恋がどんなふうに進展するのか楽しみです。

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