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クルミットです♪
玉楼と少春の心が通い、少春の問題も解決したのに親の反対は辛いです。
ふたりはどうやった乗り越えるのでしょうか?
では10話から紹介していきますのでお付き合いください♪
【玉楼春】(ネタバレあり)
第10話「試される愛」
父孫遜は玉楼を「公私混同するな。人生は恋愛だけではない。孫家の体面や名声を考えろ」としかるのでした。
玉楼は駆け落ち以外に結婚できる方法を考えていましたが、滴珠は少春が本当に玉楼を愛しているか試すべきだと言うのでした。
少春が父の冤罪を晴らすために玉楼を利用したかもしてないと言うと怒る玉楼。そして以前告白した滴珠の気持ちには答えられないと言うのでした。滴珠は「私はそんなに卑怯ではない」と席を立ちました。
滴珠は鳳翹と話して少春の本心を確かめることにして、玉楼を家から数日出かけるように仕向けました。
孫家の食事風景は面白いですね・・
早速作戦が開始されました。鳳翹は少春を訪ね「玉楼は陛下から縁談を賜った」と告げました。
疑う少春に南安県主に会って確かめればと言うのでした。
鳳翹は滴珠と二人なら孫家を牛耳れる思うのでした
少春は南安県主に会いにいき事情を話しますが怒った南安県主は少春を拘束しました。捕まった少春は隣室で県主が玉楼を責めるのを聞かされます。拷問を受ける玉楼を見た少春は「玉楼の命を助けたければあなたが死ねばいい」と言われます。少春は毒を飲むのでした・・・
しばらくして少春は気がつきます。目を開けると県主が「本当に玉楼を愛しているか試したの」と言うのです。玉楼のことを心配して立ち上がると師匠がいました。師匠が玉楼を演じていたのです。
これは滴珠が少春の本心を知るために打った芝居だったのです。
滴珠と県主は友達でした。師匠の演技は少春でも見破れません
少春が家に戻ると玉楼が待っていました。「あなた無しでは生きられない」と玉楼に駆け寄る少春でした。
寄り添うふたりに桜の花びらが・・・美しい光景です
鳳翹は沈氏にことの次第を話しました。沈氏は少春と玉楼を引き離せないと思い、鳳翹が少春を側室に滴珠を正室にと言うのに賛成しました。
しかし、滴珠が断りました。
少春は自分が本当に玉楼を愛していることに気づき、滴珠は少春を誤解していたことがわかりました。そして、滴珠は私だけを愛する人に嫁ぎたいと思うのでした
帰ろうとする滴珠は沈氏が玉楼の千紅宴(嫁選びの宴)を催すことを聞きます。
玉楼が幸せになってほしいと思う滴珠はそのことをふたりに伝えました。
千紅宴の準備が始まりました。
嫁たちが手伝ったいるのですが二夫人映雪は昼から酒を飲んでいました。映雪は沈氏に諌められるのですが夫がそばにいない寂しさを紛らわせる日々でした。
第11話「千紅宴の日」
玉楼には優しい叔母がいました。少春が千紅宴に出れるよう助けてくれることになりました。少春はありのままが良いと思うのですが玉楼は母の気にいるようにできることはやったほうがと勧めるのでした。
玉楼は子供の時から夢中になると止まらない性格のようです
師匠は嫁選びの宴に行く少春の話を聞いてくれました。少春は他の娘のことを調べているが宴はどんなかと聞くと弟子の無双がよく知っていると教えてくれました。
ある晩、上奏を却下され孫遜に叱責された賈逢源は酒を飲み笛を吹いて憂さ晴らしをしていました。庭で笛を聞きつけた映雪と出会った賈逢源が映雪にからもうとしましたが・・・
賈逢源の目的はなんでしょうか?孫家に居候する前に映雪のことをしらべてましたよね
千紅宴が始まり娘たちが集まり、少春もやってきました。母に挨拶に来た少春を叔母は褒めました。庭で集う娘たちを見に来た母は少春の振舞いに感心します。鳳翹は娘達を試すため刺繍をさせますが、少春はずば抜けて美しい刺繍を披露しました。
子供の時忍耐を養うために刺繍をしていた少春の腕はすごい
あらを探そうとする沈氏に「あなたは人柄や品格でなく家名で選ぼうとしている。私も自分を飾って来ました。他の方達もそうです」と言い、娘達の日頃の姿を話しました。そして、少春は帰ってしまいました。宴をぶち壊したという鳳翹に沈氏は少春は実直で賢い娘だと言うのでした。
沈氏は少春に興味を持ったようです。孫家は鳳翹に牛耳られているので味方につけることを考えたのでしょうか?
しばらくして玉楼と叔母が結納を持ってやって来ました。少春は「親の許しが出たの?」と聞きますがそうではありませんでした。少春は「役人だからちゃんとしないといけない」と言います。叔母も少春の言うことが正しく玉楼を甘やかしたと思うのでした。
親の同意を得るまでどこにも嫁がないで待つという少春。優しく玉楼の汗を拭う仕草がステキ
師匠に孫家に嫁ぐ良い方法がないかと相談に来たところに兄弟子の講釈師無双がやってきました。 無双は盲目になりすまして「弱いものは警戒されない」と名家に出入りしていました。大抵の名家は金に困ってる、孫家も御多分にもれないと告げます。そして「相手の欲求を満たせば扉は自ずと開かれる」と言うのです。
名家の夫人は金策に苦労しているのですね。金貸をしたり、庭の手入れに金をかけることすらできないようです
少春は金を稼ぐ方法をを考えました。高貴だったけれど落ちぶれて食べることにも困っている娘達を集め、金に困っている名家の庭の手入れをさせました。
娘への報酬は庭の果実と古着でした。金のない名家は落ちて腐る果実と燃やすしかない古着で庭仕事を頼めたのです。一石二鳥です。少春もお金があるわけではないけれど知恵があります
第12話「長男の嫁」
少春は名家の庭仕事で手に入れた古着をリフォーム、果実も売ることでお金を得ることができるようになりました。
なんでもできる少春です
沈氏と嫁達はお茶を飲んでいました。一夫人月紅におしゃべりで礼儀もなっていないとダメだし。
そして早く孫の顔が見たいと言うのでした。
月紅は武芸の達人ですが女らしいところがありません。長男世傑は政略結婚で嫁いできた月紅を疎ましく思っていました。月紅は色々頑張るのですが怒った世傑は書斎で寝る始末・・・
日常的に使う茶器が出てきますが色々あって見るのが楽しいです
ある日、世傑は酒席に誘われ同僚の和家に行きます。試作を競うと試作の不得意な和殿が素晴らしい詩を披露しました。世傑は妻が和殿を手助けしたことに気づき、こんな妻が欲しいと思うのでした。
月紅は武芸ばかりで歩き方も詩作もだめ、夫に行き届いたお世話ができないから孫もできないと沈氏に非難されます。
月紅は沈氏に「どうりで舅が側室を持つわけだ」と一矢報います
しかし月紅は沈氏が世傑は可哀想というそばから酔って帰った世傑を担いで部屋へ連れていくのでした。世傑が「よその嫁はいいな」と和殿の嫁を羨むのを聞いて女らしい事をやろうとするのですが・・
そんな時、陛下が文官を鍛えさせるために相撲の会を開きました。世傑は負けてしまいます。
それを聞いた月紅はよその妻ができないことができると思うのでした。
早速、世傑の同僚を呼んで相撲をさせ皆んなをやっけたてしまいました。世傑の妻に恐れをなして同僚達は逃げ帰って行きます。怒った世傑が離婚すると騒ぐのに月紅も実家に帰ると言うのでした。
月紅は見事な腕前ですね!!
世傑は父に離婚すると訴えるのでしたが文武を手にするための政略結婚ですから認めるわけがありません。母はただの夫婦喧しばらくしたら迎えにいけばいいと取りなします。
役場へ向かう途中、世傑の馬車が人にぶつかってしまいました。馬車を降りできた世傑はそこに佇む娘を目にします。楚々とした立ち姿、美しい面立ちに心を奪われてしまいました。侍女に住まいを聞き後でお詫びを届けると言うのでした。
世傑が理想の女性と思い描いていた絵図の女性に似ていたのでしょうか?
賈逢源は孫遜に人事について尋ねますが思わしい返事をもらえません。そこへ映雪が着物を届けにやってきました。話の途中でしたが逢源は映雪の後を追います。夜になったら庭で笛を吹くから聴きにきてと映雪を誘うのでした。拒む映雪ですが夜になって庭にやってきました。逢源はさらに映雪を口説き落としました。
賈逢源は映雪の心の隙に入り込みました。そして孫遜を探るように指示するのでした
10-12話の感想
玉楼と少春は最大の壁、親の同意を得ようと努力しています。甘えん坊の玉楼、姉のような少春とお似合いです。
滴珠は現代人に通じるような感覚の人です。好きな人の幸せを願うなんていいですね。滴珠にも幸せが訪れるといいのですが・・・
話は孫家の嫁達に移ってきました。長男夫婦はこれからどうなるのでしょう。世傑の前に現れた美女とどのような話が待っているのでしょうか・・・
映雪に近づく賈逢源の目的は・・・・下心が見えてきました。
玉楼と少春を取り巻く人たちに新たな動きが出ていました。これからどんな展開が待っているのか楽しみです。
明時代の設えがよく再現されて裕福な人々衣装も興味深いです。服も流行があって楽しんでいたのでしょう。晴れ着にも美しい刺繍が施されています。屋敷の調度などのセットもよくできており見るのが楽しいてすね。