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クルミットです♪
色々ありましたが少春は孫家の一員になりましたね。
孫家の人々がおりなすドラマが面白くなってきました。
理想の高い夫とうまくいかない月紅、ちょっと可哀想です。
うまくいく方法はないのでしょうか?
では19話から紹介していきますのでお付き合いください♪
【玉楼春】(ネタバレあり)
19話「渡された玉佩」
少春が沈氏と出かけた時、馬車が人に接触し外を見ると師匠でした。沈氏と師匠は挨拶を交わすのですが少春は不思議な思いに駆られます。知り合いかと尋ねてもふたりとも否定しました。
玉楼が部屋にくると少春は師匠の誕生日の贈り物を選んでいました。玉楼は夫婦の証として玉佩をくれたのです。こんな高価なものと言う少春に孫家の証でもあるし以前君からももらったと言って柳の枝で作った腕輪を見せました。
少春が百劇館に師匠のお祝いに行くと弟子の無双と桃夭がいて師匠の誕生日を祝いました。師匠は名家に嫁いだのだからここには出入りしないようにと言うのです。お茶をしながら少春の玉佩を見た桃夭は何かに気づきました。
桃夭は以前事故の時にもらった玉佩と同じなのに気づき相手が孫家の子息とわかったのです
数日後、世傑のところに玉佩が届きました。以前馬車にぶつかった娘に後日謝りに行くと言って渡した玉佩でした。世傑は美しかった娘を思い出し出向くのでした。しかし、金は受け取ろうとしません。そこで琴を演奏してもらうことにしました。桃夭が琴を奏で歌い始めました。世傑は心奪われ思わず涙するのでした。
主題歌を女性の声で聞くと物悲しさが増しますね
ふたりは愛について語り合うのでした。桃夭は世傑に妻を大切にするように諭し帰るように言います。肩を落とし帰る世傑に桃夭は演奏を聞くだけならまた来てくださいと・・・
月紅は少春が玉楼のために汁物を作らせているのを見て世傑にも用意します。帰宅した世傑に汁物を飲ませ、世傑が「美目、盼たり」と独り言を言うのを聞いてすっかり自分をほめたと思い喜ぶのでした。
桃夭は世傑が来るのを待っていました。雨の中やってきた世傑に手縫いの服に着替えさせ語らうのでした。桃夭は世傑の妻のことを聞きたいと言い、妻を嫌う世傑に妻を愛するべきだと言うのでした。
そしてあなたは客の一人と・・気のないふりをされ世傑は二度と来ないと出ていくのでした。
桃夭は世傑は必ずまた来ると自信ありげです・・・
家に帰ると子作りに励もうと言う妻、世傑は嫌気がさし桃夭を思い気もそぞろです。孫遜に呼ばれ仕事のミスを指摘される始末です。しばらく仕事は休めと言われます。そこで世傑は琴を手作りしました。もちろん桃夭に贈るために・・・
桃夭を思いため息をつく世傑。しかし、桃夭は恋の駆け引きに長けているような気がします・・
20話「夫の恋人」
家族で食事を取る中、月紅はめずらしく食欲がありません。世傑は食事に来ていません。世傑が塞ぎ込んでいるのは孫遜に怒られたせいと思っているのか月紅は孫遜に食ってかかります。見守る面々、驚いたり、ハラハラしたり・・・
鳳翹の追い打ちをかけた一言に鴉の鳴き声が・・・
従者は部屋にこもる世傑に桃夭は琴を受け取らなかったと持って帰ってきました。琴を見た月紅が誰にあげるにかと世傑に問いただすと「お前のために作った。琴が弾ける女が好きたから練習するように」と言うのでした。
月紅は喜んで早速練習します。大金をはたき先生を呼びますが上手くなりません。次々先生を変えますが上手くなりません・・・・先生達は逃げ帰ります。
少春は月紅にできないことをやるのではなく長所を見てもらう方が良いと言います。月紅は馬球が得意、試合に出ている姿を世傑に見せることにしました。玉楼と少春が手伝って試合会場に世傑を連れてきました。颯爽と馬にまたがり玉を追う月紅、その活躍に応援の人々も拍手喝采。嫌がって帰ろうとした世傑に友達が良い妻をもったと褒めます。世傑の顔も綻んだのですが・・・その時世傑は桃夭の姿を見て後を追います。口説く世傑を振り切って帰ろうと桃夭。ずっと待っていたのにどうして嘘を言うのと侍女。世傑は必ず会いにいくと言うのでした。
後ろを向いた桃夭がニヤッと笑ったように見えました
世傑は月紅に、馬球は皆がほめていたから花が高かったと言い優しくしてくれます。月紅は夢かしらと思うのでした。汁物を作り持っていくと世傑は出かける支度をしていました。
少春は月紅に近頃の世傑の様子を聞いて外の女がいるのではと疑いを持ちました。世傑は桃夭を訪ねすっかり虜になってしまったのです。後には引けない状況に・・・・
桃夭はすごいですね。月紅を離婚させることまで考えています
少春が桃夭を訪ねてきました。世傑との仲を知ったいることを話し正室がいるのだから分わきまえるように忠告しました。
少春が昔のことを調べると言っていたことを心配する侍女に、桃夭は大丈夫ちゃんと策は練ってあると言うのでした。
21話「美しき毒」
世傑が桃夭の後をつけると荒屋で悪党に責められていました。世傑を騙していたのに本当に愛してしまったからもうできないと懇願する桃夭、鞭を振り上げる悪党。世傑は耐えきれず飛び込みました。役人を呼んだと言い悪党を追い払いました。桃夭は詐欺を詫び別れを言うのですが世傑は益々、桃夭にのめり込んでいきます。
少春が調べると言ったので先手を打った桃夭、悪党も手下で迫力満点、桃夭は迫真の演技です
滴珠は玉楼に頼まれ桃夭のことを調べて少春に届けてくれました。滴珠はふたりが羨ましいけど自分にも運命の人があらわれると信じていました。
少春が世傑に桃夭が詐欺師だと告げるとすでに知ったおり訳があったのだと言うのでした。悪党が捕まり裁判が行われますが桃夭が無理にやらされたと決めつけられてしまいました。疑う少春に世傑は桃夭の無罪を証明すると言いました。桃夭は自らも罪を償うと入牢します。ところが悪党が罪状書を残し自死してしまいました。結局、桃夭は無罪放免となったのです。
桃夭は手下に毒をもるほどすごい策を立てたのです。恐ろしい女です・・・
釈然としない少春は師匠に桃夭の過去を聴きにいきました。師匠が桃夭との出会いからのことを話してくれました。そして百劇館をでた桃夭は身につけた演技を武器に詐欺をして金儲けをするようになったことも。桃夭を連れ出した良家の子息の家は没落し子息も死んでしまいました。死に際に師匠に桃夭に出会えてよかった死んでも何の悔いもない、桃夭にはもっと幸せになってほしいとまで言うのでした。
騙した男に恨まれるどころか幸せを祈られるほどの詐欺師とはすごいですね
家族揃っての食卓で月紅はごきげんです。世傑が優しくしてくれるからと言うのです。自ら料理を作って振る舞います。月紅の言動に世傑は迷惑そうな顔です。
少春は早く月紅に桃夭のことを話した方がいいと言うのですが玉楼は反対します。何かいい策はないかと思案する少春でした。
夕食を食べずに部屋へ帰った少春に食事を取り寄せる玉楼、ほんとに優しいですね
19ー21話の感想
このドラマはとても丁寧に作られています。小さな出来事が後につながるようになっています。
桃夭はある種のプロのようですね・・・男心をくすぐる術を心得ている・・・玉佩の持ち主が孫家の子息だと知って行動を起こしたように思えます。
月紅は何をやっても空回り、可哀想です。
少春のアドバイスで馬球の試合で活躍し、やっと認めてもらえたと喜ぶ月紅。しかし世傑の心はもう桃夭のもの・・・桃夭の下心が見えてきました。
世傑は科挙主席の優等生、親の言う通りの政略結婚。きっと恋愛もしたことがなく理想の女性像を描いていたのでしょう。側室を持つのが当たり前の時代に妻は一人とは純粋な人ですが・・・
玉楼もですが、玉楼は努力して少春を手に入れました。
桃夭を怪しむ少春に師匠は桃夭の過去を教えます。やはり少春の危惧が的中したようです。桃夭の詐欺は陥れられた者からも恨まれないほど完璧なもの・・・孫家も巻き込まれては困りますね。