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クルミットです♪
耶律康が亡くなったことで宋と遼の戦いが本格化していきます。
寇準は趙恒自ら戦いの場に行くことを勧めますが、趙恒はなかなか決断しません。
一方、劉娥は耶律康の亡骸を遼に返し、そして吉を連れ帰るために遼へと向かいます。
そこでやっと吉に再会することができました。
劉娥と吉は無事に宋へ帰れるのでしょうか…
では、13話から15話のあらすじをご紹介します♪
【大宋宮詞~愛と策謀の宮廷絵巻~】(ネタバレあり)
13話
厳しい戦況の事実を伏せていた寇準を王欽若が訴え出る。
寇準は、そこで再び趙恒の親征を説得する。宋軍に足りないのは士気だけで、趙恒が自ら戦地に行けば瞬く間に遼軍を駆逐できると伝える。
それでも悩む趙恒に、何を躊躇なさるのかと聞いた寇準は趙恒の怒りを買ってしまう。
宋の守備を破れず苦戦を強いられている遼は、関南の割譲を条件に講和を考える。
そこで、遼の皇太后は帰順した王継忠に宋の朝廷に宛てた親書を書かせるよう木易に命令する。そして、遼の長公主・鉄鏡に木易に気を付けるよう忠告する。
鉄鏡は木易が私を裏切ることはないと答えるのだった。
鉄鏡は本当に木易のことが好きなんですね
王継忠から親書が届き、遼の講和の条件を知った趙恒たち。
だが、遼は戦の構えを解いていないことから講和はただの引き伸ばし策だと判断する。
寇準はそこで再度親征の決断を迫るのだった。
趙恒の弟、冀王・元份のもとに曹鑑が訪れる。曹鑑は趙恒が冀王を疑っていると告げる。
冀王の義父である曹鑑は冀王を皇位に就けようと考えていたのだった。
兄弟の争いはどの世代でも避けられないのでしょうか…
劉娥は、遼の軍営で虐げられている宋の子どもを助ける。そこで遼の人々に戦の悲惨さを諭すが連行されてしまう。
遼の皇帝は劉娥が流言を広め人心を惑わしているとして処刑しようとする。
しかし、そこに木易と鉄鏡が止めに入り劉娥たちは解放されるのだった。
敵の軍営でも子どもを助けるのが劉娥のいいところですよね
寇準は潘伯正に、遼への使者として潘良を推挙してほしいと頼まれていた。
しかし、寇準は講和には反対だとして断る。
断られた潘伯正は娘の潘玉姝に頼むのだった。
潘玉姝も大変ですね…
14話
親征を悩む趙恒は文伽凌との仲を深めていた。
劉娥が遼で大変な思いをしているのに、他の女とイチャイチャするの許せないです!
そこに寇準がやってくる。趙恒は遼への使者は誰がよいか寇準に尋ねる。
寇準は曹利用を推挙した。そして趙恒は曹利用を使者とすることを決めたのだった。
潘良の推挙を断っておきながら別の者を推挙するとは、寇準やっぱりやり手ですね!
遼の皇太后は宋の都に狙いを定めていた。劉娥は親征を求める手紙を書き木易に託す。
しかし、鉄鏡に手紙の存在を知られてしまう。手紙が届かなかった劉娥たちはただ待つしかないのだった。
何度も趙恒の親征を進言し、反対された寇準は宰相・畢士安に助けを求める。
畢士安は、趙恒は冀王を案じているため親征しないのだと伝える。
そこで二人で連携して趙恒に親征を進言しようと提案する。
そしてついに趙恒は親征を決断するのだった。
やっと決断しました!長かったですね〜
郭趙恒は郭清漪に、もしなにかあったら佑を即位させるよう伝える。
そして潘玉姝に会いに行き、一夜を共にする。
だが翌朝、潘玉姝に懐妊を防ぐ薬を渡すのだった。
懐妊してほしくないならしなきゃいいのに!と思いますが…趙恒の意図が読めません
15話
潘玉姝は薬を飲んだふりをする。
そして趙恒は遼との戦に向かうのだった。
そこに文伽凌があらわれる。文伽凌は趙恒に生死を共にすると伝え一緒に行くことに。
子どもを望んでいる潘玉姝にとってこれは辛いですね
大名府に遼軍が迫ってくる。趙恒は王超に援軍を要請するが拒まれてしまう。
そこで、大名府へ王欽若が派遣される。
王欽若は大名府を守る曹瑋と共に遼を退けるよう命令が下される。
王欽若は大名府に行くが、曹瑋と対立してしまう。
そこに曹鑑の息子・曹利用がやってくる。講和を勧めた曹利用は曹瑋によって投獄されてしまう。
劉娥と吉が遼軍と共に行動していると知った趙恒は救出するよう命じる。
そして、曹瑋が劉娥を救出するが、吉と婉児が捕らわれていると知った劉娥は自ら遼軍に残る。
救出するタイミングが悪かったですね。このまま無事だといいですけど…
曹鑑に謀反を唆された李継和は挙兵しようとしていた。
しかし、それを察知していた寇準と蘇義簡によって阻止される。
李継和の共謀の相手は援軍を拒んだ王超だと知った趙恒は激怒するのだった。
ついに遼軍が大名府に攻めてくる。恐怖で混乱した王欽若は牢に入れられてしまう。
王欽若と曹利用は曹瑋のせいで講和の機会を逃したと怒る。
そこで曹利用は、曹鑑に救出を求める手紙を書くのだった。
王欽若は曹瑋の話をもっと冷静に聞いたほうがいいですね
遼軍との戦いのなか、曹瑋はなんとか大名府を守り抜くのだった。
13話・14話・15話感想
遼との戦いが激化するなか、内乱まで起こってしまいます。
趙恒大変ですね〜。冀王は曹鑑に乗せられ、その気になってますね。
謀反が失敗したら処刑されるだけなので、やめればいいのにって思いますが…
でもそれだけ皇位が魅力的ってことでしょうか。
趙恒はやっと親征しますが、文伽凌と一緒だったり、出発前に潘玉姝に懐妊しない薬を渡したり…
劉娥が遼で大変な思いをしているのに何をしているんだ!と思います。
特に、潘玉姝はやっと流産を乗り越え再び子どもを授かろうと決意していたので、可哀想ですよね。
劉娥たちの救出作戦は失敗してしまいます。無事に宋に帰れるのはいつの日になるのか…
帰順させられた木易や王継忠も一緒に宋に帰ることができればいいのですが。
木易は鉄鏡を無碍にしている様子はないですが、宋への思いも強そうです。
劉娥が遼軍に対して戦の悲惨さを語るシーンは圧巻でした。
敵の軍の中でも見知らぬ子どもを助けるなど、劉娥の強さや優しさがあらわれています。
少しずつ劉娥の政の才が見えてきていますね。
今後それがどのように開花するか楽しみです♪