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クルミットです♪
なんとか趙恒のもとへ帰ってきた劉娥ですが、吉はいまだに遼の軍営に。
そして、戦いの最中に燃え盛る鉢の上に縛り付けられた吉の姿があらわれます。
吉の叫び声が響く中、宋軍はなんとか反撃に出ますが…
では、19話から21話のあらすじをご紹介します♪
【大宋宮詞~愛と策謀の宮廷絵巻~】(ネタバレあり)
19話
宋軍の反撃によって、遼軍は退却していく。しかし、吉は救出できなかった。
謝る将軍たちに趙恒は罪には問わないと答える。
だが、勝手に弓を引いた潘良には激怒し軍での役職を全て剥奪する。
そして「吉を返さないと遼を殲滅する」と遼の皇太后に伝えるよう寇準に命じるのだった。
趙恒の吉への思いが伝わってきますね
遼の宰相・韓徳譲は人質を澶淵に送り届けるよう木易と王継忠に指示する。
木易は吉と婉児のもとへ。吉と婉児を宋に返すと伝えるが、婉児は木易を疑う。
そこで、婉児に本当の身分を明かす。
木易は澶淵将軍・楊延昭の兄、楊延輝だったのだ。遼との戦いで捕虜になり改名したと告げる。婉児の信頼を得た木易は王継忠とともに澶淵へと出発する。
なんとか無事に澶淵へ到着して欲しいですね
途中、追っ手が迫ってくる。そこで王継忠が体を張って食い止める。
しかし、王継忠は亡くなってしまうのだった。
韓徳譲は皇太后から勝手に人質を逃したことを叱責されていた。
そこに鉄鏡があらわれる。木易が澶淵に向かったと知り、木易を追いかけていく。
木易たちは澶淵に到着する。澶淵へ入ろうとしたところに鉄鏡が止めに入る。
鉄鏡は木易に遼へ帰ろうと説得をするが、木易は宋への思いを伝える。
そして来世で夫婦になろうと言い、涙ながらに宋へ戻る。
そんな木易に鉄鏡は弓を放つのだった。
木易も鉄鏡のことを憎からず思っているんですよね。切ない…
木易は一命を取り留めた。そして弟の楊延昭と再会する。
そして劉娥も吉と再会するのだった。
しかし、吉は話しかけても反応しないほど衰弱していた。
少し意識を取り戻した吉に劉娥は「あなたは英雄」だと伝えるが、吉は劉娥の腕の中で亡くなってしまうのだった。
吉が亡くなってしまいました…あんなに活発だった吉が…悲しいです
遼の皇太后は吉が亡くなったと知り、亡くなった耶律康と吉に思いを馳せる。
そして講和を決断するのだった。
20話
遼が関南の領有権を諦めるかわりに宋は歳幣として玉と絹を送ることで講和が結ばれた。
こうして戦は終結したのだった。
多くの犠牲を払ってようやく戦が終わりましたね…
趙恒は文伽凌のもとを訪れる。そこで生まれたばかりの公主に寿康と名付ける。
そして宋軍は宋の都へと出発する。
劉娥は吉の遺骨を、文伽凌は寿康を抱えながら同行するのだった。
劉娥と文伽凌が対照的で辛いです
都に到着してすぐ、趙恒は劉娥を入内させようとする。
しかし、畢士安や郭賢などの老臣が先帝の遺詔に背くとして反対する。
それに対して趙恒は劉娥と吉を思い激怒する。
澶淵での功績を讃え、貢献した家臣たちを昇格させる。
その中で寇準は宰相に任命された。そして郭賢の流刑も伝えられる。
これは劉娥の入内に反対したせいであった。
郭清漪は郭賢になぜ劉娥に辛く当たるのか尋ねる。
郭賢は「郭家は劉娥に借りはない」と答える。
そんな郭賢に「許す心も大切」だと郭清漪は諭すのだった。
趙恒と劉娥が吉の位牌を太廟に納めようとするが、曹鑑から反対されてしまう。
身分の低い劉娥が産んだ非嫡子の趙吉は太廟にふさわしくないと曹鑑は言う。
趙恒は強行しようとするが、そこに寇準が割って入る。
寇準は先帝が劉娥の入内を禁じたのは口頭の命令だと言う。
そして劉娥が3年間先帝の供養をすることを条件に劉娥の入内と吉の位牌の安置を提案する。
それに劉娥は快諾し、趙恒も納得する。しかし、戻る途中で趙恒は血を吐いて倒れてしまうのだった。
中国の時代劇ってよく吐血しますよね!
目覚めた趙恒のもとに郭清漪と佑が訪れる。そして郭賢の許しを請うのだった。
21話
郭清漪の懇願によって郭賢の流刑を免じ、佑の師となるよう命じる。
そして趙恒は、3年後の劉娥の入内と吉の位牌の安置を臣下たちに認めさせる。
劉娥は婉児と共に皇陵へと旅立つ。
趙恒は愛する妻子を守れなかったと悔やむのだった。
郭賢は熱心に佑を教える。そして佑も勉学に励んでいた。
その成果を認めた趙恒は郭賢を復職させる。
宰相となった寇準は軍人の俸禄の減額と、軍費の削減を提案する。
それに潘伯正は反対するが、趙恒は寇準の提案に賛同する。
不満を抱いた潘伯正は王欽若の嫉妬心を煽り、寇準に対抗するよう仕向ける。
そして寇準を陥れる策を伝えるのだった。
街に寇準を讃える声が響く。
寇準は自ら功を知らしめていると趙恒に誤解されるのではと不安がる。
王欽若は、民が澶淵の戦いは寇準の功績だと思っていると趙恒に伝えるのだった。
潘伯正も王欽若も陰湿なことをしますね〜
潘伯正は潘玉姝に趙恒の血を採取するよう命じる。それは流産の原因を探るためであった。
潘玉姝は潘家の再起のためには皇子が必要だと説得され、趙恒の血を取るのだった。
19話・20話・21話感想
吉が亡くなってしまいました。
活発で可愛らしかった吉がこんな亡くなり方をするとは思っていなかったのでとても辛いです。
愛する息子を亡くし、臣下からは難癖をつけられ、息子の位牌を安置できずにいる劉娥を思うと悲しいです。
何事もなく3年を終えてほしいです。
遼との戦いが終わったら今後は宋の中での権力争いですね。
寇準は結構好きなので、宰相になって嬉しかったのですが…
王欽若は王超の一件で、意外といい人かも?と思っていたんですが、寇準への対抗意識は強いですね〜
みんなで仲良くすればいいのに…と思ってしまいますが、権力とは恐ろしいものですね!
郭清漪が郭賢に「許す心も大切」と言うところが、郭清漪の性格をあらわしていてとてもよかったです。郭清漪の優しさが伝わってきますね。
一方、潘家は皇子を産むことに躍起になっているようです。
今後どのように展開していくかドキドキしますね!