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クルミットです♪
展顔と端木翠の息があってきて二人で協力して捜査にいくようになりました。
全容はまだわかりませんが端木翠の過去が少しづつ見えてきましたね。
では 7話から紹介していきますのでお付き合いください♪
【玉昭令-ぎょくしょうれい】(ネタバレあり)
「7話」
端木翠を助けに来た温孤と紅鸞は蚊男と戦います。人質に取られた紅鸞がどうなっても構わないと温孤は言った。蚊男は隙をついて逃げて行った。紅鸞は蚊の毒に倒れたが温孤は冷たくあしらいます。
温孤は蚊のくちばしで隔仙陣に入る方法を見つけたが・・・
それは肉を切る恐ろしい方法でした。
展顔と端木翠は蚊男を家で待っていましたが現れません。蚊男は来たが入らずに逃げたので二人は後を追いました。
展顔は一晩中、端木翠を見守っていました。
二人が蚊の巣に行くと王夫人が囚われていた。法力の弱まっている端木翠と戦うための蚊男の罠だった。端木翠が苦戦しているところへ展顔が助けに来ました。しかし端木翠は蚊男に血を吸われてしまったのです。展顔が蚊男を追いやりました。
温孤が陣破って入ってきて、妻に端木翠の血を届けに来た蚊男を突き刺しました。蚊男は幽族の不運を嘆いて消えて行きました。
展顔が端木翠から蚊の毒を吸ってくれたのですが・・・人間の血が無くなったので人間界に居られないという端木翠に展顔は自分の血を与えるのだった。
二人は思わず唇を重ねて・・・
端木翠は展顔におぶさり、あなたが優しいのに気付いたと言うのです。そして蚊男を退治できなかったことを言わないでと・・・展顔はその代わりに啓封府の掃除を手伝ってくれと笑うのだった。
星君は端木翠の心が動いたことに気付き、大変なことになるほっておけないと術をかけると、端木翠は突然倒れ苦しみ出した。
展顔に抱かれている端木翠を見た温孤は1000年も守ってきたのに奪われてはならないと端木翠を引き寄せます。そして展顔になぜ端木翠を守らなかったと責めるのでした。血を吸われたことを知ると自分の血を与えようとしましたがなぜか端木翠は受け付けません。展顔は再び血を与えることに。
端木翠の腕に情債箱を縛る鎖は現れました。これは端木翠に情がわいた証拠なのでしょうか。
一瞬、端木翠は戦のただ中にいる夢を見ていました。目覚めて展顔の傷に気がついた端木翠は手当てをするのです。端木翠は血を失ったことを義兄に言わないで連れ戻されたくない人間界にいたいと言うと、君がいればどこでも楽しいと温孤・・・
端木翠は温孤が自分のことを好きだと気づいていないようです。
蚊の家では子供が産まれていました。兄妹は神仙と幽族さらに人間の血を吸っているから怪物になり成長すれば災いを招く・・・
端木翠は蜘蛛の糸を使って捕まえるために蚊の家に行った。ところが端木翠の脳裏に恐ろしい記憶が浮かび怯んだすきに逃げられてしまった。蚊の兄妹は街に行き人々に襲いかかりました。
端木翠たちは路上に倒れた人々を見つけた。展顔と端木翠は兄妹の後を追うのでした。温孤と紅鸞は人々を助けるため術を使います。
一瞬、何かが温孤の中に吸い込まれて行きました。
「8話」
蚊女は子供を産んで育てたいと言うささやかな望みが叶わないことを嘆き、子供たちにもう人を殺さないように諭すのだった。二人が血を吸いに行こうとした時、蜘蛛の糸で居所を突き止めた展顔と端木翠が駆けつけ網で捕らえた。蚊女は炎に包まれた子供達を庇い死んでいこうとしたが端木翠は思わず火を消してしまうのだった。すると子供たちから邪気が消えて三人は消えて行きました。端木翠は母の心に触れて思わず涙を流してしまった。展顔が慰めると強がる端木翠。展顔は端木翠は啓封を救った英雄だと言うのだった。そして王府では双子が産まれたのでした。
端木翠は蚊の親子に幸せになって欲しかっただけと。端木翠は孤独なのかもしれません。
啓封に戻ると人々は普段通り暮らしていた。展顔は端木翠に礼を言うのだが神仙の役目を果たしただけ、捕吏が悪を捕らえ民を守るのと同じと言うのだった。神仙には家もなく帰りを待つ人もいないという端木翠に展顔はランタンを贈った。草盧にかければ君だけの明かりとなるからと。端木草盧の入り口まで送ってくれた展顔に端木翠は小箱を渡した。端木翠はランタンを見ながら展顔との出会いからのできごとを思い出していた。法力が弱まった端木翠が眠ると紅鸞が部屋に入り乾坤袋から蓬莱図を持ち出した。
紅鸞は乾坤袋に触ることもできなかったのに機会を逃さず盗みました。やはり使者?
啓封府で展顔は事の顛末を江文卿に報告した。親の愛の深さ故の罪、しかし罪を犯したら法に従わなければならないと話すのだった。そして端木翠の功績を朝廷に知らせることになった。
展顔の態度の変化に上官策は展顔と端木翠の仲を疑うのだった。
展顔が部屋に戻って小箱を開けると漆園蝶がでてきた。これは荘子の蝶、夢の蟻と言われ眠りに誘ってくれるのです。展顔が寝つきが悪いのを知っていた?と聞くとただの勘よと端木翠。
展顔と端木翠は信蝶を通して話ができます。スマホで話してるみたい。
展顔が寝ていると思い上官策と趙武、張瓏が展顔の部屋に入り小箱を開けました。すると上官策が漆園蝶に刺され眠ってしまった。隠れていた展顔が出てきて上官策を外に運べと部下たちに言うのだった。
端木翠が化粧をしていると紅鸞が医館に寝泊まりして治療に当たっている温孤の服を取りにきました。端木翠は啓封府に着て行く服選びを紅鸞に頼むのでした。
ウキウキとお支度する端木翠は可愛いですね。
温孤になぜ草盧に帰らないのかと紅鸞が尋ねると手を見て原形が癒えるまで帰れないと・・・
温孤の手の甲には鱗が現れていました。
紅鸞が幽族の王なのに何故隠すのかと問うも過去を知られたくないと温孤は言うのだった。
1000年前、父幽王が覇権を狙い戦争を始めた。そして負けたから償うのが幽族の運命だ。
温孤は龍族と幽族の血を引いていたのです。
越龍門が新王になり幽族をここから救い出すと言うのを聞いて九獄の人々は先王の遺児がいると言うのです。しかし、越龍門は死んだか生きていても助けにはこないから自分に従えと言うと、人々は越龍門に従うことにしたのです。
越龍門は先王の側近だったようです。蓬莱図で九獄から脱出できるらしいのですが。
啓封の街では展顔が端木翠を蚊を退治した細花流門主とふれました。人々は端木翠を褒めます。
二人は桂花蛋を食べ行きました。
端木翠は方向音痴、すぐに間違えますね。
星君は端木草盧に様子を見に来ましたが出来の悪い妖怪ばかりに怒ります。端木翠が展顔に会いに啓封に行ったと聞き人間界に行くことに。
展顔と端木翠が桂花蛋を食べていると星君がやってきました。端木翠が慌てて星君のところに行くと
ガミガミとお説教を始め、早く任務を終わらせて蓬莱に帰るように人間界に深入りするなと忠告します。端木翠は途中で逃げ出しました。そこで星君は小天を端木翠の監視役として人間界に呼びました。小天は蓬莱の麒麟ですが人間界ではいたずら小僧になっています。
人間界の食べ物は蓬莱より美味しいそうです。
「9話」
趙武と張瓏が見回りをしていると民が張瓏に街を守るお礼にと花をくれました。展顔と端木翠が歩いていると娘たちが展顔にお礼を渡そうと端木翠を押しのけました。持て余した展顔は端木翠の腕を取り逃げ出しました。端木翠は気になる娘はいないのかと問うと展顔はいたら教えるよと言うのです。
端木翠が小天を見つけました。着物を盗んだと言って捕まえたのですが小天は逃げ出し赤い糸でいたずらを始めました。
赤い糸で結ばれると縁ができますね。
端木翠はすぐに小天のいたずらを見抜きました。早く蓬莱に帰れ、展顔といたこと星君に言うなと念押ししました。展顔は端木翠に姻縁糸が本当にあるか尋ねると背後から展顔の姻縁糸を探しました。
展顔が月老が縁を結ぶ方法を尋ねると月老はただの酒飲み、姻縁簿に書かれた男女を糸で結ぶだけの仕事をしているの人間が崇めるほどではないと言うのです。そして神仙には姻縁はないと・・・
端木翠が展顔にどんな女性が好み?姻縁簿を調べてあげると聞きました。
展顔の好みは端木翠そのものです。
蓬莱で星君が月老に姻縁簿を書き換えろと迫っています。端木翠の情が深まらないように展顔を早く結婚させようと言うのです。人間界に戻った月老は李瓊香の腕に赤い糸を巻きました。
夫 展顔 婦 李瓊香と書かれていました。
李瓊香は啓封一の美人と言われていたが体が弱くしばらく地方で暮らしていました。啓封に戻り良縁祈願に月老廟を訪れていた。帰りに李瓊香の馬車が暴走し展顔が助けてくれました。李瓊香は展顔に見惚れてしまいました。
上官策が議事庁から出てくると突然土の中から展顔と端木翠が現れました。上官策が持っているのは展顔に縁談を申し込む娘の姿絵でした。展顔は結婚はしないと言うのですが江夫人は令牌の房がないことに気づき誰かを見初めて渡したのと聞くのでした。結婚しないから助けてくれと頼むと端木翠は姿絵にケチをつけます。しかし李瓊香の絵を見た時、展顔はなかなか美人だと褒めました。怒った端木翠は帰ってしまいました。江夫人は李瓊香が気に入ったようです。
端木翠に追いついた展顔はよく知らない相手と結婚はしたくないそもそも結婚しないと言うのです。
月老が悪縁を結ばないように見張ると端木翠は請け負うのだった。
神仙に姻縁はないと言いながら展顔のことが気になる端木翠ですね。
端木翠は端木草盧でひとり物思いに耽るのでした。紅鸞に展顔のことを話すと人間の婚姻は姻縁簿と親の考えで決まるから端木翠には変えることができないと言われてしまいました。温孤も人間の結婚は本人も意思ではなく天が決めると言うのです。端木翠は月老廟に行くと言って飛び出して行きました。月老を呼びますが出てきません。その頃月老は展顔に近いうちに良い縁があると告げました。端木翠が姻縁簿を見ると李瓊香の名が。
展顔が啓封府に戻るとみんなが祝福します。訳のわからない展顔、上官策が李瓊香との婚約が整ったと言うのです。展顔は江夫人に縁談を断り席を立つのでした。その晩、李瓊香と展顔の腕に赤い糸が巻かれました。端木翠は啓封府に李瓊香のことを調べにきたのですがそこへ展顔が入ってきました。何かに気づいた展顔はほほ笑みました。
端木草盧で端木翠たちが食事の支度をしていると信蝶から展顔の声が乾坤袋のかけらが啓封府に落ちていたよ何か用事があるのかと。李瓊香のことが気になりツンケンする端木翠を甘味処に誘うのですが・・・話が終わると端木翠は外に出かけてしまいました。
展顔は端木翠が来たことにも李瓊香のことが気になっているのもわかっていたのですね。
上官策は展顔が話しているのを聞いて二股をかけるな端木翠を怒らせると困ると忠告するのでした。
7ー9話の感想
蚊男との戦いで展顔と端木翠はお互いの心がわかってきましたね。そして親の愛情が一歩間違うと悲しい結果を生み、その深さによっては良い結果を産むという教訓が盛り込まれていました。
温孤と紅鸞は深い因縁があるようです。温孤の過去がわかってきました。1000年端木翠を守ってきたと言うのですが端木翠には伝わっていないようです。でも温孤自身がそれでよいと思っているようです。
蓬莱の麒麟、小天はいたずら子ですね。包子に釣られてしっかり仕事してました。人間界の食べ物は美味しいって中華料理かな?
九獄にも動きがありました。先王の遺児はもしかして温孤?
展顔の縁談が持ち上がりました。星君が仕組んだことですがなんだか逆効果になりそうな気がします。端木翠が恋をすると大変なことになるらしいけれど展顔の結婚話で端木翠の心が揺さぶられてしまったように思います。展顔も端木翠を神仙としてでなく女性として見始めていますから今後の展開が楽しみです。