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クルミットです♪
現世に戻ってきた江文卿が三界の再興に取り掛かりました。
しかし、独りよがりな考えに基づいた改革になりそうです。
神仙でなくなった端木翠はどう立ち向かうのでしょうか?
では 46話から紹介していきますのでお付き合いください♪
【玉昭令-ぎょくしょうれい】(ネタバレあり)
「46話」
李年慶の妹は池から出て来ました。兄と兄嫁が駆け寄ります。兄が嫌なら嫁に行かなくてもいいと言うと好きな人がいれば嫁ぐと今までとが打って変わった答えを言うのでした。
展顔が綿繍布荘に入っていくと端木翠が李年慶の妹が来ていると言い妹に話しかけるのですが端木翠の事がわかりません。妹の耳の後ろに虫が光っていました。
幽族ですね。
展顔と端木翠は李家を訪ねました。妹の采秀が老人を連れてきて結婚すると言うので老人を追い出したら怒って部屋にこもってしまったと言うのです。
端木翠は部屋に入り男の名の入った筆を見せました。端木翠を追いかけて出てきた采秀を捕まえました。端木翠は世を乱す幽族を退治するというと采秀は幽族だが悪事はしていない愛する人と結婚したいだけと答えました。
端木翠と展顔は文曲星君を探しにいきました。すっかり年老いた文曲星君は天道使君に神位を奪われ人間界に追いやられたのでした。二人は愛し合っており結婚を望んでいました。端木翠と展顔は結婚式の支度をしにいきました。式を挙げると二人は力つき天に帰って行きました。
物陰で見ていたのは紅鸞です。温孤が消えてしまってから探していました。やっと龍の角を見つけ出しました。
梅の花から復活した紅鸞は温孤を蘇らせようとしていました。沈淵でも紅鸞は温孤を大切に思っていました。
天道使君は文曲星君のことを聞いて幽族を娶ったと怒るのでした。星君に月老が姻縁簿を管理する者がいないからだと言うと天道使君はが自分が管理すると言い各職務を全て報告するようにさせようとしました。星君が問いt出すと良い統治のため秩序を作り直すと言います。星君に人間界にいる幽族を排除しろと命じました。
端木翠は展顔に家族になろうと言い婚姻のために月老を訪ねました。端木翠が呼んでも月老の返事がありません。月老は姿を見せませんが月老廟の中に天道使君と書かれた神像が現れました。
端木翠と展顔は啓封府に戻ると上官策が府尹になったと言いました。部屋の中に天道使君の神像がありました。いつ置かれたかも誰が置いたのかもわかりません。
紅鸞は自分の命をかけて温孤を復活させました。温孤が目を覚めましたが生まれたばかりの赤子のようです。
端木翠は展顔と夜食を食べながら神仙でなくなったら何ができるかしら色々できると言うのですが・・・朝迎えにくると言う展顔と別れ一人で帰って行きました。
翌朝、端木草盧に上官策が駆け込んできました。展顔が大変だと言うのです。展顔が朝起きると姚家の娘と共にいたそして共寝した者は結婚しなければ死罪になるのです。展顔は結婚を拒否し、姚家の牢に入れられたのです。上官策と端木翠が会いにいくと展顔は昨晩、叫び声を聞き宿に入って気を失い気づくと娘といたと言います。父親は結婚のことしか言わず宿の事件を聞こうともしないのです。娘がなぜ宿にいたのか調べてくれ娘の蔓青が何か隠していると。上官策と端木翠は事件の謎を解き行きました。
端木翠が蔓青に会いにいくと蔓青が首を吊ろうとしていました・・・
展顔が他の女性といるなんて考えられませんね。
「47話」
端木翠が駆けつけ、首を吊ろうとした蔓青を助けました。なぜ助けたのと叫ぶ蔓青に端木翠が名乗ると展顔とは何でもない愛しているのは劉様と言うのでした。父親が展顔に娶らせるために薬を嗅がせ眠らせたのでした。
端木翠が劉向紈の姿を見せてくれました。しかし劉向紈はもうこの世のものではないのでした。天道に叛いたと殺されてしまったのです。世を儚んで蔓青は真実を遺書に書いて死んでしまいました。
展顔は解放されましたが端木翠は蓬莱で何が起こっているのかわかりません。展顔は調べるから無理をしてはいけないと言いました。
天道使君は啓封の街は夜間外出禁止にして幽族を捕らえるように星君に命じました。そして人間の行いを制する事を記した法典を役所に届けさせました。
端木翠は髪が白くなっていくのを展顔に隠そうとします。神仙は文曲星君のように神位を失うと普通の人よりも早く老いるのです。
天道使君は幽族を全て捕らえろと言い、天道使君の神像で人間界を見て監視していました。そんな天道使君ですが時折激しい頭痛に見舞われます。
端木翠は自分の力が衰えてもう長くないと思うのでした。端木翠は展顔の服を縫い、展顔の好きな料理を作ります。そして上官策や趙武達に展顔のことを頼むのでした。
端木翠は自分がいなくなっても困らないようにと展顔に色々教えようとします。しかし、力を使いすぎて倒れてしまいました。そばで見守る展顔は星君から話を聞いていました。神位を失うと急速に年老いてしまいます。義兄の星君にもどうすることもできません。星君はどんなに辛くても端木翠の前では笑っていてくれと展顔に頼みました。
展顔は上官策に頼み事をしました。上官策は喜んで引き受けました。
展顔は端木翠を綿繍布荘に連れてきました。上官策に頼まれた花嫁衣装が出来上がっていました。
そして展顔は端木翠に妻になってくれと・・・
何度目でしょうか・・・なかなか結ばれませんね。
「48話」
展顔は朝迎えにくると言って帰って行きました。端木翠は花嫁衣装を着て、今までの事を思い起こしていました。楽しかったこと、苦しかったこと、展顔と過ごした日々が蘇ります。
翌朝、展顔がやってくると端木翠は書き置きを残して姿を隠してしまいました。端木翠はもう長くは生きられない事がわかっています。展顔より先に逝くのが辛く、展顔が幸せに暮らせるようにとの思いから身を引いてしまいました。
端木翠を見つけた展顔は端木翠と過ごせる時間が短いことはすでにわかっていました。一刻でも一瞬でも一緒に過ごそうと端木翠を抱きしめます。人間になった月老がそれを見ていました。二人の縁を見届けると言いました。
啓封府で端木翠と展顔の結婚式が執り行われました。二人は永遠の愛を誓いました。
星君も雷神も幽族の捕縛に勤めていました。紅鸞は温孤を連れて昔の温孤医院に行きました。端木翠と展顔は温孤医院で紅鸞と温孤に出逢いました。紅鸞は端木翠が捕らえにきたと思いました。そして
温孤を二度と失いたくないので端木翠を信じる事ができません。
星君は取り締まりに来ましたが気配を感じ天兵達に幽族はいないと言って引き上げさせました。
温孤は以前の記憶はなくまるで生まれたばかりのようです。
端木翠と展顔が端木草盧に戻ると星君が待っていました。天道使君は丞相の江易だと言うのです。端木翠達はそんなはずはない、もしかすると江文卿かもしれないと言います。星君もとても江易とは思えないのでした。
しかし江文卿はどうやって沈淵を抜け出したのでしょうか。
しばらくして温孤と紅鸞が来ました。門が閉ざされ城外に出る事ができなくなったのでした。端木翠は婚礼に見せかけて温孤と紅鸞を逃がそうとしますが捕まってしまいました。そこへ天道使君が来ました。天道使君は温孤を殺そうとするのでした。
46ー48話の感想
江文卿は蓬莱に行き、天道使君となって改革を始めました。そして何もかも自分の思い通りの世界にしようとしています。1000年後の世界をやり直そうとした初心は良いものだったかもしれません。
沈淵で自分が神仙になるために多くの犠牲を出した江文卿は道を外れてしまいました。江文卿が思い描く世界は一体どのような世界なのでしょうか?
神位を失った端木翠はどんどん年老いていきます。死なずに生き続ける神仙は幸せなのでしょうか?
スウィフトのガリヴァー旅行記に不死人間の話があったのを思い出しました。
展顔はどんな端木翠も愛し続けます。病める時も老いても愛し続ける素敵ですね。
現世にいた紅鸞のことを忘れていました。温孤を蘇らせ子供を育てるよう大切にしています。復活した温孤には過去の記憶は蘇らないのでしょうか?その方が良いと思います。
天道使君は何も知らない温孤を殺そうとします。どうなってしまうのでしょうか?
端木翠と展顔は結婚しましたが二人に残された時間は・・?