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クルミットです♪
史蘭客学苑が決勝大会に進出したり、唐三たちが武魂城に到着し比比東と対面したり、唐三が両親と武魂殿の確執について調べ始めたり、唐三の父が黒幕かもしれない連中の目的が比比東の暗殺だと判明したり、決勝大会が始まるなど、色々あった前回。
そして今回、魂師学苑大会の裏で画策されていた陰謀の真相が少しずつ明らかに…。
【斗羅大陸-とらたいりく】(ネタバレあり)
37話
決勝大会の第1試合、史蘭客学苑と王立学苑のバトルがスタートするなか、唐三は葉知秋を見つけ2人で話していた。
そこで葉知秋は、時年から仲間の器物武魂を武魂殿に持っていきある人物と接触するよう命じられたことを情報共有する。
それを聞いた唐三は何かピンと来て、「俺がそれを持って行く」と葉知秋から器物武魂を受け取るのだった。
一方、試合の方は、戴沐白と朱竹清は武魂の融合技を繰り出し、戴惟仕に見事勝利するのだった。
戴沐白やりましたね!
次の試合は、武魂殿と天斗学苑のバトル。
2vs6と人数的には天斗学苑が有利ななか、武魂殿サイドは強力な攻撃を繰り出し、天斗学苑は降参を宣言。
この試合は武魂殿が勝利するのだった。
一方、唐三は小舞と共に葉知秋から受け取った器物武魂を手にフードの男と接触し彼に案内され比比東の部屋を通り、武魂城の中心部の部屋へ。
そこには魂師学苑大会の優勝賞品・魂骨が置いてあり、葉知秋から受け取った器物武魂の矢尻は、その魂骨の中へと吸い込まれていった。
何の説明もなく訳がわからないまま部屋から出ると、フードの男は「時年に計画を進めるよう伝えろ」と告げ自らをナイフで刺し自殺した。
その後、武魂殿内に比比東の暗殺を企む裏切り者がいると考えている唐三は小舞と共に蔵書閣へ行き裏切り者の正体を探る。
どうやらその裏切り者が素雲涛を殺した黒煙の塊の正体だと推理しているようです
そして裏切り者の正体、素雲涛を殺した黒煙の塊の正体が封号斗羅・菊斗羅だと突き止めるのだった。
その後、唐三は葉知秋に器物武魂の矢尻が優勝賞品に吸い込まれたこと、そして裏切り者が菊斗羅だと報告。
「比比東が優勝賞品を授与する時に矢尻が作用して比比東を殺すつもりなのだろうか…?」
葉知秋がそう呟くと、唐三は「菊斗羅を捕まえて聞けばいい」と画策するのだった。
その後、史蘭客学苑は次の試合を迎えていた。
相手は熾火学苑。
前に天斗の都での試合で油断していて負けた相手ですね
7vs7の総力戦で、今回は唐三たちは油断することなく気を引き締め試合に臨んでいた。
試合が始まると唐三たちは持ち前のチームワークを発揮し相手を次々と倒していき見事勝利をおさめるのだった。
試合後、唐三たちは敗退した学苑が皆行方不明になっているという情報を聞き衝撃を受ける。
そして唐三たちはその真相について調べることに。
調べてみると確かに大会の敗退者が全員失踪していた。
38話
大会の敗退者が全員失踪していることを知った唐三たちは、その真相を調べることに。
蒼暉と菊斗羅が結託して比比東に濡れ衣を着せようとしているのでは?と推理した唐三たちは、それを胡列娜に話す。
菊斗羅が裏切り者かもしれないことを知った胡列娜は衝撃を受け、それが事実かどうか調べることに。
その後、唐三たちは胡列娜の案内で留守中の菊斗羅の部屋に忍び込み、謀反の証拠を探すことに。
すると菊斗羅の部屋で大会の対戦表を見つける。
その対戦表は不自然に変更されていた。
どうやら蒼暉学苑が有利になるような組み合わせになっていたようです
そんななか、菊斗羅の部屋の中にあった菊の花に触れた唐三と小舞は瞬間移動し、異空間の牢屋の中に飛ばされてしまった。
その後、胡列娜と戴沐白は比比東に暗殺の件、菊斗羅がスパイだという件などを報告する。
しかし比比東はその話を重要視せず「憶測に過ぎない!」と聞き入れてくれないのだった。
一方、牢屋から出られなくなった唐三と小舞はそこで複数の万年魂獣の骨を見つける。
どうやら研究用のためにここに捕らえられ殺されたようです…
小舞はここで多くの魂獣が無惨に殺された事実を知り悲しみ涙を流すのだった。
その後、唐三と小舞はひとまずここから脱出する方法を探ることに。
小舞が花を触った時だけ異空間に飛べることが判明し、異空間から脱出することに成功するのだった。
その後、唐三は菊斗羅を捕らえて問いただすため、独孤博に事情を説明し協力して欲しいと頼むのだった。
史蘭客学苑の面々は次の試合の準備を進めていた。
そんななか、唐三は次の試合相手である蒼暉学苑の時年に呼び出され2人で話していた。
そこで八百長を持ちかけられた唐三は憤り拒否するなか、時年は「昊天斗羅に会わせてやろう」と部屋に案内するのだった。
ついに対面の時ですね…
39話
黒幕・昊天斗羅の元に案内された唐三。
そこで待っていたのは父・唐昊だった。
全ての黒幕が父だったことを改めて知った唐三は衝撃を受ける。
「大勢の人が傷付いたんだぞ!」
唐三が憤るなか、父・唐昊は「大事には犠牲が付き物だ」と告げる。
その言葉を聞いた唐三はショックを受けるのだった。
すると唐昊は比比東の暗殺作戦について話し始める。
大会で蒼暉学苑が優勝し、比比東が賞品を授与する際に様々な武魂を使い暗殺する予定なのだとか。
「比比東は強いが緻密に連携した攻撃で武魂を無効化すれば必ず倒せる」
唐昊はそう話す。
父が蒼暉学苑の生徒を捨て駒として利用し犠牲も厭わないと考えていることに納得できない唐三は「こんなやり方間違ってる…」と告げる。
するとそこに史蘭客学苑の仲間達がやって来ると唐昊は「お前らが全員死ねば蒼暉は決勝進出だ!」と言い、唐三の仲間たちを次々と倒していく。
「試合に棄権すれば仲間は助けてやる」
唐昊がそう棄権するよう要求するなか、唐三はあることに気が付き「やればいい。これは全て偽物だろ」と言う。
実は今唐三が見ていた風景は全て時年による幻覚だったのだ。
つまり、黒幕は唐昊ではないってこと…?
そこで幻覚は解け唐三は時年に殺されそうになるも反撃し時年を倒す。
それにより蒼暉学苑の生徒たちに掛けられていた精神攻撃も解けるのだった。
その後、蒼暉学苑は試合を棄権し史蘭客学苑は決勝に進出する。
決勝戦の相手が武魂殿に決まるなか、唐三は実は菊斗羅は裏切り者ではないかもしれないという事実に気が付く。
そして菊斗羅と親しい鬼斗羅が怪しいと踏んだ唐三は菊斗羅を捕まえるべく動き始めていて、すでに菊斗羅と戦っていた独孤博たちを止める。
するとそこに比比東も現れひとまずバトルは休戦。
唐三たちは比比東と話すことに。
実は比比東は最初から自分の暗殺計画が密かに計画されていること、時年が暗躍していたこと、大会の敗退者が失踪したことなとなど全て知っていたのだ。
分かっていながら知らないフリをしていたようです
「失踪した学生たちの居場所もわかっている。大会後に解放する予定だ」
比比東はそう告げるのだった。
その後、史蘭客学苑の面々は武魂殿との決勝戦を前に話をしていた。
唐三たちはこの試合を最後にそれぞれ学苑を卒業し、新しい人生を歩み始めるということで学苑長・蘭徳は生徒たちに声を掛けて気合を入れるのだった。
感想
武魂殿に比比東の暗殺を企むスパイが菊斗羅かもしれないことが判明し謀反の証拠を掴むべく奔走したり、唐三は父と対面するもそれが幻覚だったり、唐三が蒼暉学苑の思惑を阻止することに成功したり、菊斗羅がスパイじゃなかったことが判明したり、今回も様々な展開がありました。
唐三たちがスパイ疑惑の菊斗羅の謀反の証拠を掴むため色々と調べる場面はハラハラドキドキでした。
そして菊斗羅がスパイだとほぼほぼ確定するなか、実はスパイではなかったという展開は衝撃的でしたね。
さらに唐三が唐昊と対面し黒幕と判明するも、それは時年による幻覚だったという展開もどんでん返し的展開で衝撃でした。
ひとまず蒼暉学苑の思惑を阻止することに成功できたのは良かったですね。
次回の最終話、魂師学苑大会の史蘭客学苑vs武魂殿の最終決戦がどうなるのか、そしてどんな結末を迎えるのか楽しみです。