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クルミットです♪
劉娥と趙禎の確執が解け、趙禎は郭清悟との婚姻を受け入れました。
一方、劉娥は曹汝が貴妃として入内することを認めます。
寵愛を受ける曹汝に嫉妬を募らせる郭清悟ですが…
ついに最終話です!
では、61話のあらすじをご紹介します♪
【大宋宮詞~愛と策謀の宮廷絵巻~】(ネタバレあり)
最終回(61話)
曹汝に嫉妬を募らせる郭清悟は、曹汝を叩こうとする。
しかし間違えて趙禎を叩いてしまうのだった。
劉娥は趙禎に処遇を決めさせる。
趙禎は郭清悟を一月の禁足とする。
しかし、曹汝は騒ぎに巻き込まれただけだとして褒美を与える。
劉娥はそれを見事な裁きだと褒めるのだった。
趙禎は劉娥の考えが理解できたと伝える。
曹家と郭家を味方につけたとはいえ、今後は若い世代が必要だと劉娥は話す。
そのためには趙禎が自ら賢才を選び朝廷を満たさなければいけないと伝える。
それに趙禎はいずれ優秀な若者を抜擢するので安心するよう伝えるのだった。
劉娥は趙恒に政権を返すことを決める。
しかし、その宣言中に劉娥は倒れてしまう。
遼の皇太后を彷彿とさせますね
劉娥は皇宮を出て、朝廷と距離を置こうと考えていた。
劉娥に呼び出された趙禎は劉娥の病を知る。
そこで劉娥の思いを知った趙禎は「私が間違っていた」と泣きながら劉娥に抱きつく。
劉娥は「立派になった」と伝える。
そして正式に政権を返上すると宣言する。
趙禎から望みを聞かれた劉娥は太廟に入り参拝したいと思いを告げる。
しかし、皇室の掟で后妃は太廟への出入りを禁じられていた。
そのためこの思いは心中に留め置くと話す劉娥に、趙禎は願いを叶えようと動き出す。
趙禎の劉娥を思う気持ちが伝わってきますね
趙禎は妙案を思いつく。
これにより劉娥は太廟へ入り、参拝することに。
そこで趙恒との思い出を語る。
そして趙禎に「趙恒に劣らぬほどの名君になる」と伝える。
趙恒と2人きりで話すため趙禎を下がらせた劉娥。
劉娥は、趙禎が即位し、12年に及ぶ闘いがようやく終わったと話す。
劉娥が皇位を奪おうとしていると趙恒が警戒心を抱いていたことを悲しむ。
皇位に近づくほど惑わされてしまう。
そのため劉娥は慎重に自らの権力を行使し、慎重に敵を排除し、自らを守ったと語る。
皇位を望むつもりは微塵もなく、趙恒のために宋を守りたかった。
趙禎の母だから趙禎を守ったのだと趙恒の遺影に劉娥は話す。
その後、太廟から出た劉娥は倒れてしまう。
そして抱き止めた趙禎の腕の中で息を引き取るのだった。
61話感想
悲しい最期でした。
それでも最愛の息子の腕の中で亡くなったことは劉娥にとって満足のいく最期だったのではないでしょうか。
臣下だけでなく、趙恒までもが劉娥が皇位を奪おうとしていると誤解してたのが辛いです。
劉娥は趙恒への一途な思いだけで、宋や趙禎を守っていました。
その思いを趙恒だけには誤解してほしくなかった…
婉児の子を奪おうと決めたのも趙恒です。劉娥がそこまで責められる?と疑問です。
趙禎だけは最後にちゃんとわかってくれたのが救いですね。
趙恒の思いを知った劉娥ですが、それでも趙恒の考えに理解を示していました。
その思いがさらに悲しいですね。
本当に趙恒はなにをしているんだ!と思います。
劉娥の人生は一体なんだったんだろう…と切なくなります。
趙禎と郭清悟と曹汝の三角関係はもっと荒れるかな?と思いましたが、そこまででした。
これからが大変そうですが…
それにしても趙禎の劉娥を慕う気持ちが戻ってよかったです。
劉娥は趙禎を立派に育て上げました。
それも趙恒のためにやっていた部分があったんじゃないかなと思います。
なので、本当に本当に趙恒には憤りを感じています。
切ないですが、劉娥の趙恒への思いが強く感じられるラストでした。