大宋宮詩-あらすじ-58話-59話-60話-感想付きネタバレでありで!

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出生の秘密を知った趙禎は劉娥に疑念を抱きます。
趙禎から拒絶されて落ち込む劉娥。
そんな劉娥に退位を迫るため曹鑑は行動に出ますが…
では、58話から60話のあらすじをご紹介します♪

【大宋宮詞~愛と策謀の宮廷絵巻~】(ネタバレあり)

58話

曹鑑は劉娥の垂簾聴政の廃止と趙禎の親政を求めて太廟で諫言を行おうとしていた。
太学館には曹鑑に賛同する多くの文官や学生がいた。

その知らせを受けた蘇義簡は郭崇信や禁軍を連れ、太学館を包囲する。
蘇義簡は曹鑑を説得するが、曹鑑は「死をもって諫言する」と宣言し自害する。
曹鑑たちから見たら劉娥は政権を掌握している”悪”なんでしょうが、曹鑑なんて何度も謀反をしようとしてますからね。「趙恒の忠臣」と自分で言っていますが、冀王を即位させようとしてたのに!自分のことは棚に上げてますよね

曹利用と趙禎は太学館に向かう。
趙禎は郭崇信に包囲を解くよう命じるが、郭崇信は「劉娥の命令がなければ開けない」と断る。
怒った趙禎は郭崇信に刀を向ける。郭崇信はそれを受ける覚悟をする。
そのとき、劉娥がやってくる。
太学館に入った劉娥は曹利用に曹鑑の遺体を連れて帰るよう伝える。
そして集まった文官たちの横領や賄賂などの罪を暴くのだった。
曹鑑の仲間たちも自分の保身のために趙禎の親政を訴えてたんですね〜

丁謂は朝議で蘇義簡の罪を問う。
それは、曹鑑を死に追いやり、さらに李載豊と侍医を殺害したことだった。
証拠が揃っているという丁謂は蘇義簡の死罪を求める。
劉娥は再審理するよう命じるのだった。

蘇義簡は丁謂が趙禎と劉娥の仲を引き裂き、実権を握ろうとしていると劉娥に話す。
そして「自分の処遇に躊躇しないでください」と伝えるのだった。
死を覚悟している蘇義簡が切ないですね。本当に丁謂は余計なことばかりしますね!

59話

王欽若と丁謂は蘇義簡の死罪を主張する。
劉娥はやむを得ず蘇義簡を投獄するのだった。

投獄中の蘇義簡のもとを趙禎が訪れる。
李載豊と侍医を殺害したことを認めた蘇義簡は「趙禎と劉娥のために死ねるなら本望だ」と語る。
そして「劉娥には一片の私心もない。趙禎と国家だけを考えている」と伝えるのだった。

大長公主・陵陽は蘇義簡を死罪にしないよう劉娥に願い出る。
しかし劉娥は定められた法典を廃するわけにはいかないと答えるのだった。
陵陽は「蘇義簡の心を占める方はたった一人。昔も今もその方を慕っている」と劉娥に伝える。
それを聞いた劉娥は涙を流すのだった。
やっぱり蘇義簡は劉娥のことを思っていたんですね!蘇義簡のことを好きな陵陽がそれに気づいているってなんとも切ない…

劉娥は蘇義簡に会いに行き、このまま死なせるなんてできないと話す。
しかし、蘇義簡は「法に基づき刑を執行すべきだ」と伝える。
そして別れを告げるのだった。
蘇義簡の決意が辛い…!それも劉娥を思ってのことなのでしょうが辛いですね。なんとか死罪を免れてほしいと願っていますが…

諦めきれない劉娥は郭賢に助言を求めるが、蘇義簡の命を助けるのは難しいと言われてしまう。
そして再び蘇義簡に会いに行く劉娥。
そこで自ら縫った絹の上着を誕生日の祝いの品だと渡す。
蘇義簡はそれを着て処刑されるのだった。
辛い!悲しい!でも誰よりもカッコいい最期でした

劉娥は趙禎のもとを訪れ、真実を話す。
劉娥の思いを知った趙禎は、婉児の棺を開けてお別れの挨拶をしようと決意する。
そして劉娥と共に婉児の棺を開ける。
そこには趙恒の遺詔も眠っていた。
その遺詔には「劉娥は皇太后となり、政と軍を取りしきること。趙禎が成熟したら劉娥は朝政の権限を趙禎へ返上すること。劉娥が返上しない場合は臣下が趙禎を擁立するように」と記されていた。
結局趙恒は劉娥のことを信頼していなかったんですね

60話

劉娥に謝罪する趙禎。
趙禎は郭清悟との婚姻を受け入れる。
そして劉娥は曹汝を入内させ貴妃に封じるのを許可するのだった。
丸く収まりそうですね!

蘇洵は蘇義簡から丁謂の罪証を集めるように命じられていた。
丁謂の悪事を知った劉娥と趙禎は丁謂を断罪する。
さらにそれを隠していた王欽若も同罪だとして罪に問う。
その後、王欽若は隠居し、丁謂は左遷先で亡くなる。
やっと丁謂と王欽若が退場しましたね。思ったよりあっさりでビックリしました!

趙禎と郭清悟の婚儀の日。
郭崇信は郭清悟に入内したら慎み深く振る舞うよう忠告する。
しかし郭清悟は「皇后になるのだから他人の顔色はうかがわない」と答える。
なにやら波乱の予感ですね〜郭清悟の性格はあまり良くなさそうです

曹汝が貴妃として入内する。
趙禎から寵愛を受ける曹汝とは違い郭清悟は冷たくあしらわれるのだった。

58話・59話・60話

蘇義簡の死が辛すぎます…
劉娥のために死を覚悟する蘇義簡。
愛よりも深い情を感じました。
やっぱり劉娥のことを好きだったんですね〜
そうかな?と思いつつ確信を持てなかったんですが…
好きじゃなきゃ、いくら義理の姉でもそこまで尽くしませんね。
今までどんな気持ちで趙恒と劉娥の側にいたんでしょうか?
蘇義簡の気持ちを考えると切なくなりますね。
蘇義簡の気持ちに気づいている陵陽も切なかったです。

そして曹鑑と丁謂と王欽若がついに退場!
丁謂が意外とあっさり罪を認めていてビックリしました。

劉娥と趙禎の仲が戻って一安心です。
やっと劉娥の思いが報われた気がします。
出生の秘密を打ち明けられて、劉娥もほっとしてるのかもしれませんね。

趙禎と郭清悟と曹汝の三角関係はまだまだ波乱の予感ですが、残り1話!
どんな結末を迎えるのか楽しみですね♪

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