ご訪問いただきありがとうございます!
クルミットです♪
やっと秋家の再興が実現したのに大変なことになりました。
梁翊の策は上手く行くのでしょうか?でもそうなると秋嫣はどうなるの?
話は終盤に差し掛かってきました。
どんなどんでん返しがまっているのでしょうか?
(秋嫣は蘇意婉ですが場合によっては秋嫣のまま書きます。)
では 31話から紹介していきますのでお付き合いください♪
【策略ロマンス】(ネタバレあり)
「第31話」
梁翊は郭貴妃に秋珉との婚姻を再度頼みました。これまでのことを聞かれた梁翊は秋嫣にも惹かれたことは確かでそっくりな蘇意婉を側室にした。一度は破棄したけれど秋珉への不義理を償いたいと訴えました。郭貴妃は苦難を乗り越えたから元の鞘に収まるのもいいと言うのでした。そして側室の蘇意婉の顔が見たいと言うのです。正室を迎えると言う梁翊に食ってかかる蘇意婉を見た郭貴妃が呆れました。蘇意婉を叱りつけて郭貴妃は秋珉を呼びました。秋珉は婚姻を承諾しましたが3年喪に服してからと言うと郭貴妃は養女にしました。
郭貴妃が帰ろうとすると蘇意婉が走ってきました。そして秋珉が帰りに客桟に入って行ったと言うのです。そこへ若い男が来たのを見たと。梁翊が案内しろと言いますが郭貴妃が乗り込みました。
部屋をのぞいて見たものは・・・
秦暄と秋珉のあらぬ姿を眼にして郭貴妃が問い詰めていると梁翊が押しかけてきました。
梁翊は秦暄に殴りかかります。止めにかかる秋珉に蘇意婉が加わって大騒ぎです。呆れた郭貴妃が婚姻のことも養女のこともなかったことにして帰ってしまいました。
4人の大芝居ですね。ハデでにやりました。
殴られて顔が晴れた梁翊を槿夫人が心配しますが、休むからと部屋を追い出しました。
秋嫣は梁翊に郭貴妃を使うとはすごいと、陛下を騙すにはこのくらいやらないと・・
陛下に上奏文が届けられました。元阆の上奏を見た陛下が怒り出しました。玄女秋珉を連れて来いと劉太鑑に言いつけました。陛下の前で秋珉は汪順のでっち上げと訴えます。元阆が生娘か調べればわかるというと秋珉は玄女の時は生娘でしたが秦暄にこの身を捧げたと言うのです。秦暄が呼ばれ証言しますが元阆は親戚の証言は認められないと。すると他に証人がいると言います。郭貴妃が客桟で見たことを証言しました。すかさず国師が玄女の時清らかならば問題ないと言います。形勢不利とみた元阆はすぐに早合点だってと謝罪しました。
郭貴妃が二人の婚姻を陛下に願い出て許されました。秦暄は秋珉を娶ることになりました。
秋珉の思い通り・・秦暄はやっと秋嫣の役に立てたと思うのでした。梁翊の策は成功しました。またしても元阆は悔しい思いでしょう。
秋嫣は梁翊の代理として秋家にお祝いに行きました。母の柳姨娘や叔母は蘇意婉に挨拶を返しいつでも遊びに来てくださいと言います。
もちろん秋家では蘇意婉が秋嫣だとわかっています。
秋嫣は秋珉に会いに行きました。婚約の挨拶に来ていた秦暄が薬を飲ませたと言う秋珉の話を聞いてしまいました。
秦暄は秋嫣と秋珉に悪いことをしたと後悔していました。まさか秋珉が薬を使って惑わしたとは・・
そして汪順に犯されたことを聞いた秋嫣は汪順に怒りをぶつけました。
秋嫣は秋珉の話を聞いてどんな思いだったでしょう。梁翊が止めなかったら汪順は命が危なかったかもしれません。梁翊がちゃんと法で裁くでしょう。
「第32話」
教坊司で梁翊は汪順を鞭打った秋嫣をそっと抱きしめました。
秦暄は秋珉に話は聞いた陛下に賜った婚姻は断れない名ばかりの夫婦として過ごすと宣言した。秦暄は兵部に入ることにしました。秋珉は秋嫣に秦暄に取りなしてくれと頼みますが
追い返されました。
秦暄は秋嫣と会いました。秋嫣は秦暄への想いは愛でななかったと伝え前向きに生きてほしいと言った。これまでの恩は来世で返すと・・・
秦暄は秋嫣の言葉を噛み締めています。
元阆は師小小に恨み言を言いますが師小小はそれならもう協力はしないと言います。
秋家では男達の帰りを待っていました。やっと馬車が着きましたが秋宣の姿がありません。そこへ棺が届きました。秋嫣にも父の死が伝えられました。
秋宣の墓の前で男達は秋家を再興すると今後のことを誓いました。
様子を見守る秋嫣と梁翊。もう二度と会えない父に思いを伝えられなかったことを悔いる秋嫣だった。墓前にぬかずく秋珉の肩を柳姨娘が抱きしめました。
帰り道、梁翊が襲われました。以前捕まえた萍児でした。父親を殺されたと思い込んでいました。秋嫣が本当のことを話し恨みを捨てて生きるように諭します。萍児は立ち去りますが梁翊に刺さった矢には毒が・・・ 秋嫣は毒を吸い出し助けを求めますが・・・
「第33話」
秋嫣は梁翊を荷車に乗せて必死で走ります。梁翊と過ごした日々が頭を巡ります・・・
やっと帰り着き医者の手当てが終わりました。医者はすぐに毒を吸ったので全身には回らないから大丈夫と言ってくれた。梁翊の看病をする秋嫣はよくなってと祈るのでした。甲斐甲斐しく世話をする秋嫣、梁翊の右手はなかなか自由に動きません。なんでもやってと甘える
梁翊でした。ところが秋嫣が転びそうになった時右手で支えてしまいました。秋嫣はもう治っているのにとプンプンです。
甘える梁翊ははデレデレです。治ったことがわかりあれこれやるのですがなかなか秋嫣の機嫌が直りません。
梁翊が劈柴処で仕事をしていると秋嫣の母柳姨娘が訪ねてきました。柳姨娘は渡してほしいいと秋嫣の誕生日祝いの品を持ってきました。そして秋嫣の事をを頼みました。
宋綿は青黛から秋嫣の好みを聞き出しました。梁翊は秋嫣の誕生日祝いを考えていました。梁翊に宋綿はそこで愛の告白をしろとけしかけます。
宋綿が秋嫣を呼びに来ました。忙しいと言って応じない秋嫣に奥の手を使います。梁翊の具合が悪いと言うと飛んで行きました。書斎で梁翊が今日は誕生日だから怒るなと言って本を渡しました。「大朔奇案録」に秋嫣の作った話を加えた本でした。そこには雁棲居士の名が記されていました。雁棲居士は梁翊が付けた秋嫣のペンネーム。
本を読みながら涙を流す秋嫣を見て梁翊が尋ねると誕生日には悲しい思い出しかない。今日初めて祝ってもらえて嬉しいと・・・ 梁翊はこれから毎年俺が祝うと言うのです。
二人は屋根に登り話し始めました。先に秋嫣は広い世界へ自分の物語を探しに行くと言うのです。梁翊がここの暮らしが嫌かと聞くとここほど温やかな家は無いがいつか去らなければ・・・蘇意婉は自由に生きると言うのです。もう祖母に対しての義理も果たしたから旅に出る。それを聞いた梁翊はもう愛の告白はできません。
宋綿が秋嫣を引き止めろと言うのですが梁翊は自分が一番秋嫣を理解していると思っていた。秋家の問題が解決したら受け入れてくれると思っていた・・・秋嫣を自由に過ごさせてやれると思っていた・・・でも秋嫣の自由はここに留まらず世界に広がる自由だった・・・梁翊はできないなら言わない方がいいと思った。
宋綿は自分なら地位も仕事も捨てて一緒になると言うのです。旦那様も奥様も若様が朝廷の権力争いに巻き込まれずに生きてほしいと願っていますよと。
しかし梁翊は劈柴処で過ごすことにしました。
梁翊は自分の想いを封印して秋嫣の思いを遂げさせようとしています。
苦しい思いの梁翊に宋綿は秋嫣は明日出発するこんな大切な時間を無駄にするなんて早く屋敷に戻れと言うのでした。
31ー33話の感想
梁翊の策略をすごかったですね。秋嫣を蘇意婉にしたのも大したものでしたが今回の策略は4人が大芝居の役者として大奮闘しました。秦暄は悲しかったかもしれません。秋嫣は秦暄に対する正直な気持ちを伝えました。初めは優しくていい人と言う思いから自分を今の境遇から救ってくれる人になりました。しかし秦暄を愛したかと言うと違うと思ったのですね。愛すればこその過ち?を犯した秋珉が許されるかはわかりません。
秋家の人々が戻りました。残念ながら秋宣は他界してしまいました。韓氏の事もあったから
梁翊や兄弟に責任転嫁せず一人で背負って逝きました。秋嫣は心残りだったでしょう。ごめんなさいの一言が言えなくて・・・
秋家のことが収まっていよいよ秋嫣が自分のところに来てくれると思っていたのに。
秋嫣が広い世界へ羽ばたきたいことがわかってしまった梁翊。自分の腕の中にいるよりもそうさせてやりたい。自分の愛に縛り付けたくない梁翊。苦悩の中にも秋嫣を愛しすぎていますね。今まで何度も策略の中で愛を告げたけれど秋嫣は本当の愛の告白とは思っていないでしょう。いいえ、秋嫣も梁翊の愛を受け止めています。しかし、今の秋嫣にとって広い世界に飛び出す方が魅力的なのです。自分の可能性を試す、それこそ梁翊が才能があると言ってくれたのですから・・・梁翊も引き止めるわけには行きません。一緒に行くことができれば良いのですが。
一人旅立つ秋嫣を梁翊は見送ることができるのでしょうか?