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クルミットです♪
方諸の具合が少しずつ悪くなり昏睡状態になったり、海市が飢饉に苦しむ西平港に行って悪事を働く官吏たちを成敗するなど、色々あった前回。
そして今回、方諸と海市が都に帰還するなか、方諸の体がどんどん毒に侵され…。
【斛珠夫人(こくじゅふじん)】(ネタバレあり)
40話
西平港で劉昌平と百里塬の横領を暴いた海市だったが、2人が民の救済のためにだったということにして軽い処罰のみで寛大な措置を取った。
そして海市は西平港を去り都に戻ることにするのだった。
一方、柘榴は瀚州の外れに衣装店を出し、鵠庫の額爾済に情報を送っていたが、卓英は彼女が生きていることすら知らずにいた。
そして卓英は叔父・額爾済から「我が娘と結婚しなさい」と提案されていた。
卓英はまだ柘榴への未練が断ち切れていないようで、複雑な気持ちになるのだった。
もし柘榴が生きてると知ったらどうなるでしょう
一方、王宮に戻って来た方諸と海市。
方諸は医師の診察を受けていた。
依然として鮫珠の粉が毒を抑えているが、体内にはまだ毒があるため予断を許さない状況なのだとか。
皇帝の前ではそう話した医師だったが、実は方諸は重篤な状態なのだった。
方諸、大丈夫なのでしょうか…
翌日、皇帝は朝議で海市を政治に参加させることを宣言した。
「女が政治をするなんて…」と否定的な大臣もいたが、これまでの功績などを見て判断するとその大臣たちは何も文句を言えず、海市が政治に参加することが決まるのだった。
41話
皇帝は医師から方諸の容態について報告を受けていた。
現状、方諸の体内の毒は鮫珠の粉でかろうじて抑えているが、もし今ある鮫珠の粉が無くなれば突然倒れ死に至ることもあり得るのだとか。
なかなか深刻な状態です
それを聞いた皇帝は衝撃を受け、「何と来てでも鮫人と会い、鮫珠を手に入れなければならない…」と焦り始めるのだった。
その後、皇帝は金の価値の暴落で不満を訴える尼華羅と注輦の特使と会談していた。
すると皇帝はそこで彼らが崇める鮫人を天啓に連れて来ると宣言した。
見切り発車も甚だしいですね…
これにより雷州諸部を服従させようという企みだったが、その後、海市はそれに猛反対。
しかし皇帝は聞く耳を持たず「必ず連れて来い!」と言い立ち去るのだった。
なかなか身勝手ですね…
その後、海市は方諸と話していた。
そこで海市は、鮫人を連れて来るか来ないかの件について、「私が龍尾神の使者として雷州に赴き、遊説して取り決めを交わす。この策はどうでしょうか?」と提案。
それを聞いた方諸は渋々賛成するのだった。
この作戦で行くのでしょうか…
42話
鵠庫の額爾済の娘・塔拉から受注した柘榴は、卓英を想いながら衣を仕立てていた。
そして衣が出来上がり、それを撮りに来た塔拉の会話が聞こえて来る。
そこで、卓英が今も自分のことを思い続けていることを知った柘榴は、涙を流すのだった。
会えればいいですけどね…
その後、卓英と塔拉の婚儀が執り行われ2人は結婚することに。
そして夜、2人は初夜を迎える。
塔拉が柘榴に仕立ててもらった衣を卓英に手渡すと、卓英は驚いた様子で部屋から出て行ってしまうのだった。
柘榴が仕立てたものだと気付いたんですかね…
一方、皇帝が西南港に10万の軍を送ることを決め、方諸も動くことに。
そんななか、尼華羅と注輦の特使は屋敷を抜け出し酒を飲んでいた。
するとそこで、席を外した尼華羅の特使が刺客に襲われる事件が発生する。
その後、尼華羅の特使は、命に別状はなく意識不明状態で一室に運ばれそこで休んでいた。
海市は尼華羅の副使をそこまで案内する。
するとその道中、副使は突然苦しみ始め、黒目だけになり海市を襲おうとする。
毒に操られてますね…
そこに方諸が現れ、副使を撃退する。
そのまま方諸も倒れてしまうのだった。
その後、部屋に運ばれる方諸。
そこで海市は初めて方諸の体が毒に侵されていることを知るのだった。
感想
方諸と海市が都に帰還し、方諸の体がどんどん毒に侵されたり、金貨の暴落が発生し皇帝が少し暴走し始めたり、物騒な事件が起こり始めるなど、今回も様々な展開がありました。
毒に侵された方諸の容体がどんどん悪くなっていて、少し心配でした。
鮫人の鮫珠の粉により一時的に毒を抑えつけているようですが、時間の問題みたいで、ラストには海市も毒のことを知ったので、どうなるのか気になるところです。
海市は方諸を助けるために鮫人に会いに行きそうですね。
さらにラストにはまたしても毒に操られる人物が現れ物騒な事件も起こりました。
毒の件の黒幕が誰なのかなど気になり、次回どんな展開になるのか楽しみです。