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クルミットです♪
李姸を人質にとった楊瑾に対決を申し込まれた周翡は、受けるかどうか迷いますが、霓裳夫人に救われた命を無駄に使えないからと、剣を抜かないまま勝利します。馬吉利らと再会し、ようやく四十八寨に帰ることになりますが、その頃四十八寨に不穏な動きが…
今回は、内部の叛徒と手を組んだ地煞の軍団が、四十八寨に襲い掛かる大事件が発生します。これまで四十八寨が築いてきた平和を無惨に踏みにじる地煞に対して、周翡たちは毅然と追い払うことができるのでしょうか。
【有翡(ゆうひ) -Legend of Love-】(ネタバレあり)
第22話「四十八寨の異変」
謝允は残りわずかの時間を一緒に過ごそうと誘う。故郷・建康のことや惨事の時のことを尋ねても秘密めかす謝允に、周翡はちゃんと話してほしいと思う。
まだ一緒にいたいくせに、素直になれない二人ですね
馬吉利が「李姸が宿から抜け出した」と言うので、周翡と謝允が捜しに行くが、李姸は楊瑾と一緒ですぐに見つかり、周翡と謝允も月を眺めに行くことに。李晟と呉楚楚も春回鎮に到着し李姸たちと再会するが、楊瑾が初対面の李晟にいきなり勝負を申し込む。李晟は怪我のわけを「拠点の裏切りに遭って追われた」と説明したため、一行は早めに出立することに。
ようやく迷子の李晟が戻ってきました!
江心亭では、寇丹が魚老から仕掛けの制御を奪って仕掛けを止め、四十八寨は無防備な状態に陥る。そうとは知らず、周翡と謝允は四十八寨を照らす月を二人で眺めていたが、鳥の騒ぎすぎから異変の発生に気付く。寇丹は魚老を殺害して鳴風楼をわが物にし、門派再興を企んでいたが、その背後では谷天顕が糸を引いていた。
魚老が殺されてしまいました… 寇丹は毒針使いなのですね
周翡は馬吉利に四十八寨の異変を知らせ、急ぎ全員で四十八寨に向かう。その頃、谷天顕は山門を制圧し、麓でも地煞が民を捕縛し始める。危険を知らせる花火が打ち上げられ、留守部隊は次々に倒される。一方、聞煜から兪聞止の出立を聞いた周以棠だが、まずは任務のため北の軍営へ向かう。
とうとう戦いが始まってしまいました!四十八寨は守り切れるのでしょうか
谷天顕は洗墨江の仕掛けが停まるのを待って四十八寨へと突入していく。周以棠は四十八寨への分かれ道で家族を案じながらも任務を優先する。馬吉利は山門の遺体の傷から鳴風楼の仕業だと分析する。
周以棠がそこで四十八寨に寄ってくれたら、事態は変わったのでしょうか…
かつて四十八寨で塞主達が反乱を起こした際に、李瑾容は長老たちの力を借りて鎮圧したが、李瑾容不在の今、頑固な長老たちは互いに張り合うのが心配される。そこで周翡は長老堂に集合を提案する。李晟は別行動で四十八寨の各所を見て回ることに。
周翡と謝允の、李晟と呉楚楚に投げかける「ヒューヒュー」な視線が笑えますね♪
すでに長老たちは魚老を疑ったり、鄧甄を疑ったりと混乱状態にあった。事前に謝允が策を授けておいたため、現状は「鳴風楼の反乱」だとみられると周翡が説明し、対応策を指示する。「小娘の指図」と反発も起こるが、周翡は長老たちに敬意を払い防衛体制をまとめる。
李晟が次期当主なら、周翡に頼らずに長老たちを抑えておいて欲しかったですよね
寇丹は谷天顕に禁林の牽機線の配置図を渡す。麓には地煞の大軍が配置され、鳴風楼の密林から突撃の計画の予定となっていた。四十八寨では、周翡が皆の前に立って、家を守るために戦おうと檄を飛ばして出陣していく。地煞が禁林を突破したため、鄧甄と合流した李晟はひそかに牽機線の位置を変更する。
牽機線の配置図なんてあったのですね!寇丹と谷天顕は互いに不信感が露わですね~
周翡たちは谷天顕と鉢合わせするが、そこに鳴風楼が現れ寇丹が新楼主の名乗りを上げたため、周翡は魚老がすでに殺されたことを察する。寇丹は四十八寨への不満を並べるが、謝允から矛盾点を指摘する。寇丹は四十八寨を抜ける際の交渉の人質として周翡を使おうという傲慢なに、思わず長老の張博林が飛び出していくが、谷天顕との一騎打ちになる。
この短慮な長老たちをまとめ上げているというだけでも、李瑾容は有能だと思います
その頃、鄧甄は地煞の後発隊に奇襲をかけていた。張博林は谷天顕に力負けしたため、周翡が寇丹に挑む。寇丹は「あなたの破雪刀を見ていない」と挑発しつつ「煙雨濃」という毒針や装備に仕込んだ武器を繰り出すが、周翡はすべてを跳ね返して寇丹を下す。
あの毒針は周囲に飛びまくって危なそうですよね!
そこに危険を知らせる花火が上がり、麓に大軍が集結し四十八寨が包囲されているとの知らせが届く。谷天顕は手合わせを時間稼ぎに使い、沈天庶の大軍が準備を進めていたと笑い、降伏を進めてくる。その頃、李晟の策で地煞の数を減らすことはできたが、次は山門の奪回が必要だった。そこに鄧甄が、王夫人と張晨飛はどうしたのかと李晟に尋ねる…
最後に鄧甄、このタイミングでそれを聞きますか…
第23話「教えを胸に」
鄧甄から「王夫人と張晨飛はどうした」と聞かれた李晟は、ここで本当のことを話してはいけないと、「怪我をして少し遅れて帰路の途中」と答える。鄧甄は二人を無事に迎えるためにもと士気を高め、寨門へと向かう。
この李晟の判断が、後から失敗を招くことに…
谷天顕は四十八寨に朝廷への帰順を勧め、柱国・兪聞止への忠誠を求められた長老たちが反発する中、寇丹は李瑾容の持つ海天一色の品が欲しいだけだと言う。かつての鳴風楼の楼主は海天一色の品を守るため、魚老と地煞を戦わせたが、その際に魚老は胡天瑛の「透骨青」という八大奇毒を受けた。助からないはずの毒だが、魚老は四十八寨で生き延びたのだ。
寇丹は、李瑾容の命で周翡が海天一色の品を集めており、目下3つの品を四十八寨が手にしているのだと決めつけ、周翡が否定しても信じない。
結局その「海天一色の品」を集めるとどうなるのでしょうか
李晟と鄧甄の働きにより、禁林と寨内の地煞は撤退させたが、沈天庶の配下が山門に向かっていた。李晟は、周翡と長老たちが谷天顕に集中している間に、守りの薄い山門から攻め入る罠だと気付き、長老たちのもとへ使いをやり大声で「敵は掃討し、外の山門も奪回した」と大声で叫ばせるという奇策を講じる。そして李晟と鄧甄は山門へ向かう。
李晟の機転が周翡たちの状況を好転させるといいのですが…
谷天顕は周翡たちに、投降と海天一色の品を差し出すこと、さらに当主へ帰山するよう文を書くように求める。長老たちがそれを突っぱねて一触即発になった時、李晟の配下が「地煞は掃討した」「鳴風楼の者は粛清した」「沈天庶の軍を山門で阻止」と大声で報告し、長老たちは喜び、谷天顕と寇丹は青ざめる。
「沈天庶の軍を阻止」はちょっと盛りすぎで、さすがに気付かれるのでは?と心配に
李晟と鄧甄らは山門で地煞の軍勢を迎え撃つ。谷天顕と寇丹は、洗墨江の仕掛けが再び動くことから、急いで撤退していくが、周翡は先ほどの報告ははったりだろうと見る。一行は長老堂へと戻るが、周翡は洗墨江の仕掛けを動かすために、江心亭へ向かう。沈天庶の配下が戦闘の音を聞きつけて突入し、李晟たちは急いで山門を閉じ、守りを固める。その頃呉楚楚は、自分たちの役目を果たそうと、医術の心得を活かして負傷者の手当てをしようと考える。
一難去ってまた一難、まだまだ戦闘は続いていきそうですね
江心亭では魚老が坐したまま、眠るように絶命していた。その手が温かいのを見た周翡は、まだ助かるかもと思うが、謝允は死に様から死因は透骨青の毒であり、帰陽丹を飲めば助かるが、生涯水の傍でしか生きられず、死後もしばらく手が温かいのだという。周翡の中に魚老の生前の教えが蘇る…
「生涯水の傍でしか生きられない」と前に魚老が言っていたのは、毒のせいでしたか
谷天顕らの敗戦と失敗が伝えられた沈天庶は、すでに次の手は打ってあると言うが、その自信は柱国の後ろ盾に裏付けられていた。その頃春回鎮を兪聞止率いる私兵が制圧し、食糧庫や民家の食糧もすべて差し出させ、四十八寨への供給を断とうとしていた。周翡は李瑾容を呼び戻すよう求められるが、居場所すらわからないため、とにかく今は仕掛けを動かし四十八寨を守るしかない。
兪聞止は地煞の腹黒さとはまた質の違う、悪徳政治家臭い感じがしますね~
李晟が怪我人を運んでいくと、手当てに参加している呉楚楚を見つけ、四十八寨に連れてきたことを詫びる。しかし呉楚楚にとって両親の敵は地煞そのものであり、己の使命を果たしたいと考えていたのだ。
李晟のまなざしが、傍から見てもわかりやすくラブラブなんですよね♪
谷天顕は仕掛けの再始動についての寇丹の不手際を責め、沈天庶と兪聞止は私兵到着の遅れに嫌味の応酬をするなど、地煞陣営も一枚岩ではなく、沈天庶は兪聞止に今後の指揮を任せることに。
こんなに気が合わないのに、四十八寨破壊の一点だけで手を組んだら、後から揉めそう
仕掛けを前に困惑する周翡に、謝允は「魚老ならどう動くかを考えろ」と助言する。周翡は魚老の動きを直観的に再現し、仕掛けの再始動に成功する。思わず泣きじゃくる周翡だが、命を懸けて守った仕掛けがある限り、魚老は生き続けるのだと思う。謝允は、周翡が手にした刀で前途を切り開けばどこへだって行けるのだから幸せだ、と語る。
同じ流派の寇丹よりも、周翡に魚老の思いは受け継がれていくのかもしれません
長老堂では、春回鎮が食料の補給地であることに気付き、地煞が四十八寨を兵糧攻めにするのではと動揺する。四十八寨を死守して麓の民を見捨てれば今ある食糧でしばらくは生き残れるが、周翡は麓の民あってこその四十八寨だとそれに反対し、しかし春回鎮に大勢で攻め入れば、手薄になった四十八寨を狙われる。そこで周翡は、自分が下山して兪聞止を捕らえるという策を提案する。寄せ集め集団にひびが入るのを狙うというのだ。
無茶な計画ですが、狙いは的確ですね
呉楚楚は、周翡が兪聞止を捕らえに行くと聞き、自分の長命鎖をお守りに預ける。周翡はその信頼にこたえ、必ず長命鎖を守って帰ると誓う。李姸は自分も下山したいと李晟に懇願するが、もっと大事な秘密の務めを任せたいと、抜け道を通って寒水鎮の拠点に周以棠への援軍要請の文を届けるよう頼む。そんな中、謝允は周翡と共に行くと言う…
う~ん、李姸は大丈夫なのでしょうか…
第24話「2つの目的」
李晟は呉楚楚を安全な場所に案内し、戦いに向かおうとする。「信じている」と微笑む姿を見て、思わず李晟は呉楚楚を抱きしめ「必ず戻る」とささやく。
これまで「楚楚姑娘」だったのが、いきなり呼び捨てしましたね♪
周翡が旅立つ朝、馬吉利は妻への文を書いていた。周翡を心配した馬吉利は、鳴風楼の裏切りには朝廷が関わっていることから、深入りするなと釘をさすが、周翡はその言葉の意味を深く考えず聞き流す。
馬吉利はずっと裏切りを知っていたということに?何やら不吉な予感がします
李姸は秘密の抜け道を進んでいたが、そこで地煞に見つかって追われる。一方、謝允は周翡の危機を看過できず、いざとなった場合に紀雲沈を見て覚えた捜魂鍼を自分に施そうと考える。長老たちと李晟は防衛体制を話し合うが、山門を破られた場合は飛虹橋に第二の防御線を張り、そこを突破されたら四十八寨は危険に陥ることに。
李姸は地煞の服装を知らなかったのでしょうか?謝允もその鍼はダメですって!
謝允によると、四十八寨は正統の門派で知られるため、安易に攻撃すれば非難を浴びることから、攻撃のための正当な理由として四十八寨を「民を監禁した」と悪党に仕立て上げ、山に入る大義名分を得たというのだ。その頃、地煞に追われた李姸は、小さい頃から周翡と遊び場にしていた勝手知った抜け道のため、木の洞に隠れて地煞をやり過ごす。
李姸がようやく活躍するターンのようですね
謝允と周翡は高台から春回鎮を見下ろし、兪聞止の所在について推理する。捕らえられた民は宗廟にいるのではないかとみられ、周翡は配下に宗廟を調べさせることに。沈天庶は兪聞止が私兵の兵力を隠していたことが不満だった。そこに寇丹が密偵からの情報で、四十八寨の者が兪聞止の命を狙って下山したと知らせる。兪聞止がさらに私兵を出し惜しんだため、沈天庶は怒りを抑え、自分たちと同時に洗墨江から私兵で攻め入ると兪聞止に約束させる。
兪聞止は老獪なんですが、ちょこちょこ器の小ささがにじみ出ていますよね
宗廟に潜入した精鋭は、民が大勢閉じ込められて拷問されている様子を目撃する。周翡は春回鎮で凄惨な殺戮の状況を目にし、さらに宗廟の様子を聞いて冷静さを失うが、謝允になだめられ、兪聞止捕縛の後に民を救出することに。
四十八寨を支えてくれた麓の人々がこんな目に遭って、冷静ではいられませんよね
沈天庶は寨に登るにあたり、谷天顕を残して兪聞止を監視させることに。一方で兪聞止は寇丹に、沈天庶の四十八寨攻めに手出しせず、後から包囲して漁夫の利を得るよう命じる。
官邸の田府に警護が多いのを見た周翡は、謝允に軽功を教えてくれと頼むが渋られ、安易に出ていこうとして抱きとめられ、思わずときめく。
寇丹は兪聞止を内心では相当嫌っている感じがしますよね~
官邸の前に現れた兪聞止が少ない手勢で出歩いていたため、謝允は「これは罠で、配下に間者がいるのではないか」と考える。まさにその兪聞止は替え玉で、本物は寇丹と別の場所に潜伏していた。謝允は撤退を勧めるが周翡は民を見捨てられないというので、謝允の折衷案で、謝允が騒ぎを引き起こして、その隙に宗廟から民を救出することに。
替え玉の兪聞止を見て、白先生のアレかなと思ってしまいました
地煞の兵が山門を襲撃し、李晟たちは山門を死守するため守りを固める。沈天庶が華容での件を持ち出して李晟を挑発し、王夫人と張晨飛の死を暴露して破城槌で山門を攻め立てる。沈天庶の暴露に冷静さを失った鄧甄が山門から飛び出したため、李晟も鄧甄を助けようと後を追い、二人が門に戻った瞬間を狙われ山門は突破されてしまう。
李晟は先に真相を話しておくべきだったのか、伏せるのが正しかったのか、難しいです
沈天庶らは飛虹橋に斉門の煙幕を張られ前が見えない。非常を知らせる花火が打ち上げられ、それは麓の周翡にも届き、山門の突破を知って愕然とする。鄧甄は当主の令牌を李晟に託し、李瑾容への詫びと王夫人への恩を語る。追い詰められた李晟は、兵たちを撤退させて一人残り、鄧甄考案の「第二の防御線」策として飛虹橋に油を仕掛け火矢を放ち、地煞は橋の上を後退していくしかない。李晟は爆発を避けて飛び降り、木に引っかかり気を失う。
この後、李晟は爆発で死亡したと思われてしまうのではないでしょうか
沈天庶は撤退するが、兪聞止が動かなかったというので、怒りを募らせる。山門の突破の花火で、長老堂では焦りを抑えられずにいたが、同様に春回鎮の周翡や兵士たちも混乱していた。謝允に「自分の思うように行動しろ、刀は君の手にある」と励まされ、周翡は「山を下りた理由を思い出そう」と言い、兵士たちに民を安全なところに誘導させるが、それは間者がいることを考慮して自分たちから引き離す意図があった。
長老二人のやり取りが様式美になりつつありますね
呉楚楚は、自分も兄と共に戦うと言う幼い少年を引き留めて励まし、悲観的になって戦いに走ろうとする男たちに「私たちが出ていけば足手まといになる」と冷静になるよう促す。
少年のお兄さんが無事でいるといいのですが…
周翡の騒動で兪聞止は周囲の警備を強化するとみられ、大軍が警備する場所にいる、と謝允は推測するが、兪聞止はその通り谷天顕を呼び戻して警備を強化するように命じていた。周翡に同行しているのが「軽功を操る若い男」だと聞いた兪聞止は顔色を変え、「昔の敵を思い出した」と言う。周翡と謝允は鳴風楼の手練れもいる警備が厳重な場所にたどり着く。
その頃、李姸は地煞の検問を通るのに目をつけられ、逃げようとして転んでしまうが、そこに楊瑾が助けに現れる…
楊黒炭、キメキメでかっこいい登場ですが、ずっと李姸をストーカーしてた?
22~24話の感想
バラバラだった周翡と李晟が再会して、戻ろうとした四十八寨は混乱の最中にありました。当主不在の四十八寨は微妙にまとまらず、かといって攻める地煞たちも一枚岩ではなく。周翡は兪聞止を除けば敵が瓦解するのではないかと見ていますが、実は沈天庶にしてみたら、四十八寨の手で兪聞止が消えれば超ラッキー、になったりして。
ようやく周翡と久々の再会を果たした李晟は、周翡への屈折はまだゼロになったとはいえないまでも、呉楚楚を守るという使命感が彼を成長させたのか、ただのコンプレックス拗らせ男ではなくなってきたようです。沖霄の「誉めて育てる」がよかったのかもしれません。
四十八寨の危機的局面で、周翡が仕切ったりまとめたりするのに、いちいち対抗したり拗ねられたらたまりませんから、当主の令牌を手にした重みと責任感を十分に感じてほしいものだと思います。あとは、李姸が成長してくれれば、ですけどね…
あと、謝允が周翡に繰り返し「刀は君の手にある」と言い聞かせる場面が出てきました。戦うのも逃げるのも、守るのも見捨てるのも、進むのも退くのも周翡は好きなように選ぶことができる、というのです。周翡は人の言葉に左右されるタイプではありませんが、迷ってぐらついているときに「君の決断次第だ」と背中を押してくれる謝允の存在は心強いですね。そしてきっとどんな決断をしても、いつも後ろにいてくれるという安心感もあると思います。強くなることにしか興味がなかった周翡も、ようやく謝允に対するときめきが芽生え始めたようなので、二人の今後がどんな風に進んでいくのか、ますます楽しみですね♪