【らんまん】20話|万太郎の決断に「シーボルトにダメ出し」「進むべき道を自覚」と反響!
朝ドラ【らんまん】第20話(第20回)が2023年4月28日(金曜)に放送。
逸馬(宮野真守)と共に、ジョン万次郎()のもとを訪れた万太郎(神木隆之介)。人生は短い、後悔はしないように、との万次郎の言葉に万太郎は決意を新たにして…。
今回は【らんまん】20話の放送内容・感想・出演者について!
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【らんまん】20話の放送内容
【らんまん】20話の放送内容です。
人の一生は短い
逸馬(宮野真守)と共に、ジョン万次郎(宇崎竜童)のもとを訪れた万太郎(神木隆之介)。
万太郎は子供のころにジョン万次郎の話がまとめられた書物「漂巽紀畧(ひょうそんきりゃく)」を何度も読んだことがあった。漂流して無人島にたどり着き、アメリカの捕鯨船に助けられ、船長に可愛がられ、アメリカで暮らし、外国人とともに世界中の海へ乗り出した…。万太郎は胸躍らせて読んだ。
ジョン万次郎は「帰ってこん方がよかった」という。15才で漂流し23歳で日本に帰ってくるまで「自由」の中にいた。
逸馬が、黒船が帰って来た直前に帰って来た中濱万次郎をスパイと疑われ、ペリーやハリスとは遠ざけられてしまう。そのため、オランダ語しか分からない者が交渉を務め、日本に不利な条約を結んでしまった。自分にしか果たせない務めがあると分かっていたのに己を殺した…とジョン万次郎は悔やんでいた。
逸馬は、世界中の男たちが互いを認めて、「船の上で自由と自立だけがあったそうじゃ」と語る。
万太郎はジョン・万次郎になぜ自由を憎むのか尋ねる。
ジョン・万次郎「知らんままでおったら、この年になった今も胸の内をかきたてられることらあ、なかったろう。気鬱の病にかかることもなかったろう」
万太郎はそれほど忘れらないものだったのだと思う。ジョン・万次郎は忘れたことはなかった。大海原、クジラ、仲間たち。
万太郎は「わしにとっては植物」と伝える。植物のことを考えると熱くなり、じっとしていられないのだ。
ジョン・万次郎「人の一生は短い。後悔はせんように」
ジョン・万次郎の言葉が、万太郎の胸に深く刺さる。
一生お守りする
一方、夜祭に参加していた綾()と竹雄()は佐川を離れ、ひとときの楽しい時間を過ごす。
綾は「付きおうてくれてありがとう。楽しかった」と笑う。
綾の背後で、竹雄は綾のために買った東京みやげのかんざしを渡そうと懐から取り出す。
綾は、佐川に戻って祖母・タキ(松坂慶子)の言いつけを守ると決意を口にする。つまり万太郎と夫婦になると決めたということだ。
竹雄「逸馬さんも言うちょりましたろ? これからは誰でも自由になれる。おなごでも自由になってえいと」
綾「ほんなら竹雄も、竹雄やち、自由になってえい」
しかし綾の決心は変わらない。しかも「いやいや、言うてるんじゃないよ」という綾。祖母に育てられたことに感謝していた。
竹雄は、自分が万太郎と綾を守るように言いつけられて育ってきたことを明かしつつ…
竹雄「綾様が、たとえどなたとご一緒になられようとも、峰屋を出られようとも、わしの忠義は変わりません。たとえ離れても、一生お守りすると誓います」
綾が笑顔で「大げさやねぇ」とつぶやきその場を後にする。
竹雄は、綾のために博覧会で買ったお土産のかんざしを、そっと懐にしまった。
20話の結末
決意を新たにし、心を奮い立たせる万太郎は「明日、佐川に帰る」という。政治にかまっていられないという。
植物好きな万太郎に、ジョン・万次郎はある物を贈る。それはシーボルトが日本の植物を調べた本だった。
万太郎は貴重な本を受け取ったが、植物の絵が「うまいけんど……本当はもっと季節ごとに描かんといかんがです。そうでないと、植物の本当が分からん」と“ダメ出し”!?
万太郎「外国の人には無理じゃ。明らかに無理ながです。外国のお人が日本の植物を明らかにするがは。植物が好きで、緑豊かな地に暮らし、植物の絵がよう描ける。その上、英語で読み書きができ、日本の植物を世界に知らせることもできる。そういう人間が、今、ここに居合わせちゅう! 今、やらんといかんがです!」
隣にいた逸馬は「おまん、傲慢なんてもんじゃねえ!とんだ強欲!おまん、自分こそがそういう者じゃというがか?」と聞く。
万太郎は「はい!」と笑顔で答えた。
早朝。万太郎と逸馬はジョン・万次郎の家を後にする。逸馬は、佐川に帰る前に皆に挨拶してほしいからと、10時から昨日の神社での演説を案内した。
(つづく)
らんまん第20話のネタバレ,あらすじはここまで。
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【らんまん】20話の感想|万太郎の決断に「シーボルトにダメ出し」「進むべき道を自覚」と反響!
【らんまん】20話では、主人公の万太郎(神木隆之介)がついに決断しました。自分しかできない道。植物学の道。万太郎の熱が帯びていく、夢に燃えていく、カッコイイ場面でしたね。
SNSでは「シーボルトにダメ出し」「進むべき道を自覚」と反響がありました。
シーボルトにダメ出しw
— ほうじ茶 (@BegaChin)
万太郎が自分の進むべき道を改めて自覚しましたね✨️
ずっと暗闇の中で葛藤していたけどやはり自分の進むべきは植物の道だと決意したのと朝日に照らされた世界とがリンクしていて良かった✨️
万太郎がこれから進む道は自由で輝かしいものになるよ😭— はとむぎ🌸ポッポ🌸 (@hatomugipopo)
「絵は上手いけど一ところしか描いちゃあせん」
「もっと季節ごとに描かんといかん」
「外国のお人には無理!」
憧れの先生方のさらに大先達の、もはや神様みたいな存在(のはず)のシーボルト相手に初見でダメ出しをする万太郎w— rose (@Lazyrose_1999)
【らんまん】20話の出演者
【出演】
- 神木隆之介……役:槙野万太郎
- 志尊淳……役:竹雄
- 佐久間由衣……役:槙野綾
- 宮野真守……役:早川逸馬
- 宇崎竜童……役:中濱万次郎(通称:ジョン・万次郎)
【語り】宮﨑あおい
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