【らんまん】95話|万太郎が「ヤッコソウ」と命名!史実の学名は?

らんまん95話

【らんまん】95話

朝ドラ【らんまん】第95話(第95回)が2023年8月11日(金曜)に放送。

万太郎()は、持ち帰った珍しい植物の研究に打ち込み、新種と認定。「ヤッコソウ」と名付けた。そんなある日、虎鉄(寺田心)から大きな荷物が届き…

今回は【らんまん】95話の放送内容・感想・事前レビュー・出演者について!

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【らんまん】95話の放送内容

【らんまん】95話の放送内容です。

白くて小さなヤッコのような植物を持ち帰った万太郎(神木隆之介)は、早速、研究を始める。(田邊の指示を受けていた)標本500点と土佐植物目録も大学に寄贈した。万太郎は一人で研究を進めるが、特に珍しいヤッコのような植物のことが面白くて仕方なくて、借金をしてまで外国の書籍を購入し、調べていく。

――半年後のある日の朝、波多野(前原滉)、藤丸()が長屋へ、田邊(要潤)が刊行した『帝国大学発行 大日本植物図解』を届けに来た。万太郎がページをめくると、万太郎の『日本植物志図譜』とよく似ている。2人にお礼を言って受け取った万太郎は、例のヤッコのような植物の調査を二人にも手伝ってもらうことにする。

3人は翌朝まで資料を調べて、ひとつの推論に行きついた。

波多野「新種どころか、植物分類学上の属も科も新しく発見ってことだよね?」

万太郎「この子がまっこと新しい科目やったら、ヤッコソウ科とするき」

万太郎は学名に虎鉄(寺田心)の名前を入れて学会で発表したいと考え、虎鉄にその旨を書いた手紙を送った。しばらくして虎鉄(寺田心)からたくさんの標本が詰まった小包が送られてくる。

虎鉄「学校の先生に話しましたら大変驚いて。先生も名前の分からん植物があるき、槙野先生に見て頂きたいとのことでした」

植物を通じて人と繋がれると感じた万太郎は興奮を隠せない。

万太郎「わし、一人じゃないのう。ひたすら野を行ったら、きっと誰か歩けるさ」

ワクワクしている万太郎を見て、寿恵子()は安堵(ど)する。

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【らんまん】95話の感想

【らんまん】95話の感想です。

大学を出禁になって、書籍も自分で買わなくといけない状態だった万太郎。

しかし、虎鉄と出会って手紙で交流し、標本が送られて来て…という展開に。

「一人じゃない」・・・たしかにそうですね。

それに、万太郎には愛妻・寿恵子や波多野、藤丸などもいますよ。

今後も、植物学者として活躍していけそうで、ここから再スタートな感じの週終わりでした♪

【らんまん】95話の事前レビュー

95話では、万太郎が高知で発見した珍しい植物を、波多野・藤丸と研究し、「ヤッコソウ」と名付けることにしました。

ヤッコソウ(奴草)は高知県の天然記念物。花が咲いた時に手を広げたように見える姿が奴(やっこ)さんに似ていることから牧野富太郎氏が名付けました。完全な寄生生活を営み、葉緑体を持たない植物です。

中学生(当時)の山本さんが幡多のシイ林で発見して、牧野富太郎博士が命名。椎 (シイ) の樹の根に寄生をする植物。発見地・発見者・命名者すべてが高知。種小名は発見者・山本への献名になっています。

  • 和名:ヤッコソウ
  • 学名: Mitrastemon yamamotoi Makino. (ミトラステモン・ヤマモトイ・マキノ)※1
  • 科名:ヤッコソウ科.※2
  • 広域分布: 四国(徳島県・高知県),九州(宮崎県・鹿児島県),屋久島,種子島; 台湾, 東南アジア

※1:95話で万太郎が高知で出会った少年・山元虎鉄(寺田心)の名前を入れて学会で発表したいと言っていましたが…史実でも学名にyamamotoi 」と山本さんの名前が入ってますね。

※2:牧野富太郎氏はヤッコソウと名付けるとともに、新科を創出しました。「新科名」を定めるということは、当時めったにないこと。牧野氏自身にとっても日本の植物学界にとっても非常に名誉なことであったそうですよ。

ヤッコソウの花言葉は「静かな力強さ」といわれています。

【らんまん】95話の出演者

【出演】神木隆之介,浜辺美波,前原滉,前原瑞樹,寺田心,

【語り】宮﨑あおい


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