今まで自分が本物のドンジュで、母親と黄金の庭で蛍を見たと信じていた。
そして、その帰りに交通事故に遭ってしまったと。
自分の記憶を信じていたのに、ナンスクとサビーナによって捻じ曲げられてしまった。
ウン・ドンジュは何者なのか、怖くてたまらなかった。
そんな時、優しく自分を包み込んでくれたのは28年前に同じく交通事故に遭っていた
ピルスンだった。彼がそばに居ると自分が誰でもいい、しっかりと生きられるドンジュは
そう思っていた。
【黄金の庭】ネタバレあり
黄金の庭 19話
あの時、絶対に何かあったはずだ。
サンウクが交通事故に遭った時、サビーナとジュンギが関わっていたという自分の考えに
基づいて、ピルスンは現場検証を行っていた。
時間が随分経っていたため、中々証拠が見つからなかったが1つだけその場にそぐわない物が
見つかった。
ネイルチップ だった。
その足でピルスンは、サビーナとジュンギの取り調べを行う。
ネイルチップはネイルサロンで写真を撮っていて、サビーナのもので間違いなかった。
問い詰められてサビーナはこの写真を見た人が、真似をしたに違いないと言い逃れるが
なかなか苦しい。
人がいない場所でネイルチップ落ちていたら黒確定だと思うんだけどな
今は決定的な証拠がない、死体がない事故を起こした車がないという状況なので
サビーナを拘束するまでには至らなかった。
サンウクは死んでいないけれど、記憶を失いナンスクが病院に隠しているだから大丈夫と
言われてもサビーナの不安は止まらない。
ですよね。嘘を重ねれば重ねるほど不安が募るものです
ドンジュとピルスンは、お互いが必要だと認め合い交際を再開する事になった。
ヨリが戻って嬉しい!
黄金の庭 20話
事故の目撃者が出た。
サビーナとジュンギがいる前でピルスンが電話で話す。
顔色が変わったジュンギをピルスンは見逃さなかった。
部屋に戻って動揺しているジュンギを、何とかなだめようとしたサビーナだったが
止める事は出来なかった。
ジュンギはそのままサンウクの遺体を埋めた場所に行った。
ナンスクとサビーナが生きていたサンウクをかくまっているとも知らずに。
ジュンギに嘘はないと言っていたけれど、嘘はまだまだありそう
ピルスンが巻いた餌にジュンギがかかる。
サビーナと遺体を隠した場所に来てしまったのだ。
あんなに行くなと言われていたのに。
必死に遺体を確認するジュンギの背後にはピルスンが様子を伺っていた。
どうしても最終的に遺体を確認する勇気がないジュンギに、母から電話が入る。
自分がしてしまった事の重大さに泣いているとピルスンが現れる。
そして、後輩刑事ギヨンが確認するとそこにサンウクの遺体はなかった。
「どこに隠したんだ!!」
そういわれてもジュンギも知らない。
自宅では、ドンジュにサンウクはどこに隠したのかと追い詰められたサビーナがついに
義母のチン・ナミ会長に事実を伝えてしまう。
どうしてもドンジュを家から追い出したいために。
もう、ぐちゃぐちゃになってきた。チン会長大丈夫だろうか
黄金の庭 21話
ずっと隠していたハン秘書の秘密をナンスクは、何の躊躇もなくギヨンに話す。
叔母としてハン秘書は近くにいたけれど、まさか実の母だったとは。
ギヨンは呆然としてしまう。
そして、ナンスクに「目的はなんだ」と声を荒立てる。
ナンスク、芯の悪女ですね
慌てて駆け付けたハン秘書を見てナンスクは、絶対に言ってはいけないことを
キヨンに言ってしまう。
「あなたは、不倫で生まれた婚外子なのよ!」
すべてを知ってしまったギヨン、自分がチン会長の旦那とハン秘書の子供だったなんて。
ナンスクはどうしてこんなひどい事を言うのだろうか。
すべては、サビーナを守る為だと。
ピルスンは、そんなナンスクに「お前は今日、ミスを犯した。ますます確信した」と
脅しをかける。
ギヨン、これは相当ショックだよね
頭に血が上ったギヨンが一直線に向かったのは、チン会長宅だった。
突然の侵入者に驚くテソン、まさかずっと会っていなかったもう一人の息子が目の前にいるなんて。
言葉を失っているとチン会長が「誰なの、何を隠しているのよ!」と声を荒げるが
「なんでもない」
と言うのが精いっぱいのテヨンだった。
後から追いかけてきたピルスンが、ギヨンを連れ出しその場をおさめる。
そんな時、ドンジュが出した新聞の尋ね人広告を見た人から連絡が入る。
シン・ナンスクを知っているというのだ。
会ってみると、ナンスクは愛人で33年前に「サビーナ」という女の子を生んだという話だった。
黄金の庭 19話・20話・21話 まとめ
ナンスクはひどすぎます。
ギヨンにいきなり「婚外子」で実の親の事とか言うなんて、あんなに優しそうなギヨンを
どれだけ傷つけるのかと悲しくなりました。
話はとても緊張感があるのですが、合間にあるピルスンとドンジュのラブラブな感じと
おばあさんに叱られるピルスンを見ていると少しほっとします。