マウス-ある殺人者の系譜-19話-20話-21話-感想付きネタバレありで!

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バルムにヨハンの脳が移植されていたことが判明したり、ソジュンの過去が明らかになったり、ヨハンの脳を移植されたバルムがサイコパス化するなど、色々あった前回。
そして今回、ジェピルが犯人として逮捕された女性連続殺人事件に真犯人がいる可能性が浮上し、ムチとバルムは捜査を開始する。

【マウス-ある殺人者の系譜】(ネタバレあり)

19話

翌日、ムチはバルムの家で目を覚ます。

無事だったんですね

バルムはムチに朝食を振る舞い2人は食事をしながら話をするのだった。
その後、バルムは昨晩のことを思い返していた。
昨晩、バルムは我を忘れムチを石で殴打し殺そうとするも、寸前で我に帰りそれを阻止していたのだ。
そしてバルムは移植されたサイコパス・ヨハンの脳が自分を侵食し始めていることを知るのだった。
一方、ムチはボンイの元を訪ね2人で話していた。
そこでボンイは「前に私を襲った犯人・ジェピルは引越し業者だったのよね?でも襲われ口を塞がれた時の手は柔らかく荒れてもいなくて引越し業者の手とは思えなかった…」と話す。
それを聞いたムチは、女性を狙った連続殺人犯がジェピルではなく別の人物だった可能性があるとしてバルムと共に調べ始めるのだった。

ジェピルでなければ一体誰がボンイを襲ったんでしょう…

そして捜査の結果、女性を狙った連続殺人犯はジェピルの息子・ヒョンチョルの犯行だと確信したムチとバルムはヒョンチョルの元に向かい彼を問い詰める。
ヒョンチョルが容疑を否認するなか、そこに警察が続々とやって来る。

どうやらバルムが通報していたようです

ヒョンチョルは連続殺人事件の容疑者として逮捕されるも、その後証拠不十分だとして釈放されるのだった。
一方、ボンイはドクスが出所後町に戻って来たことを知り胸騒ぎを起こしていた。
そんななか、女子高生が夜道で襲われ殺害される事件が発生する。

20話

女子高生が殺される事件が発生し、その知らせを受けたバルムは同僚の警察官と共に現場に向かう。
殺人現場の様子や被害者の殺され方などがかつてのヨハンの殺人事件と酷似していて、模倣犯の犯行だとして捜査が行われるのだった。
そんななか、バルムはかつてのヨハンによる連続殺人事件はヨハンが犯人ではなく真犯人がいるのでは?と疑い始めていた。
そんななか、女性が首吊り自殺したとの通報を受けたバルムは現場に向かう。
遺体の女性は自殺したと思われていたが、現場の状況などからバルムは他殺だと確信する。
そしてその後、司法解剖の結果、女性は何者かに殺されたことが判明するのだった。

ヨハンの脳が移植されたことにより医学的なことにも異常に詳しくなっていて、周りは少し引いていますね…

その後、ムチとバルムはヒョンチョルが不道徳な女性をターゲットにしていたのでは?と推理し捜査を続けてた。
そしてムチは土の中に埋められていた遺体を発見し、バルムは次にヒョンチョルが襲いそうな女性の元を訪ねるとそこで女性を襲っていたヒョンチョルと鉢合わせる。
バルムはヒョンチョルを殴りとらえようとするも、反撃され拘束されてしまうのだった。
しばらくしてバルムが目を覚ますと目の前にヒョンチョルが立っていた。
ヒョンチョルは女性への連続殺人は自分の犯行だと認め「不道徳な女たちに審判を下したのさ」と犯行理由について明かした。

女性連続殺人犯はジェピルではなく息子・ヒョンチョルの犯行でしたか…

最初の殺人はヒョンチョルが少年の頃。
ヒョンチョルは友人の少女を殺害する。
その理由はその少女は母が浮気して産んだ子だという事実に気づいてしまったからだった。
少女を殺害後、ヒョンチョルは両親に「事故だったんだ!」と演技をし報告。
それを聞いた父・ジェピルは衝撃を受けながらも我が子・ヒョンチョルを守るために当時ニュースになっていたヘッドハンターによる殺人事件の被害者に見せかけていたのだ。
その後、ヒョンチョルは母も病院の窓から突き落とし殺害する。
ヒョンチョルの母はヒョンチョルを妊娠中にサイコパス診断を受け「生まれて来る子はサイコパスだ」と診断されるもそれが信じられずヒョンチョルを出産していた。

第2話で妊娠中のソジュンの妻・ジウンに声を掛けた妊婦ですね…

ヒョンチョルが成長しサイコパスだと分かると心中しようとするも失敗し、ヒョンチョルに殺されてしまったのだ。
その話を聞いたバルムは衝撃を受けながらも「ヨハンの事件も真犯人はお前なんだろ!」と問い詰める。
しかしヒョンチョルはヨハンの事件とは無関係で、バルムはヨハンの事件に真犯人などいないと知ると、憤りヒョンチョルを殺害する。
するとバルムの目の前にヨハンの幻覚が現れる。
「どんな感覚だ?人を殺める感覚刺激的だろ?」
ヨハンがそう問うとバルムは我に帰り、激しく動揺するのだった。

バルムがヨハンに侵食され、ついに殺人を犯してしまいましたね…

21話

脳をヨハンに侵食され、正気を失いヒョンチョルを殺害してしまったバルム。
我に帰り動揺しながら帰宅するも、ヨハンの幻覚が話しかけて来てバルムは精神的に追い込まれるのだった。
翌日、バルムはヒョンチョルを殺害したことをムチたちに話し、ムチたちと現場へと向かう。
しかし現場には遺体も何もなく殺人の証拠は一切見つからず、バルムは「どういうことだ…?」と困惑するなか、港の防犯カメラにヒョンチョルの姿が映っていて、ヒョンチョルが生きていることが判明する。
ムチはここ最近様子がおかしいバルムが心配になるのだった。

ヒョンチョルを殺したのはバルムが見た幻覚だったということなのでしょうか…

その後、バルムはヒョンチョルを殺したのが幻覚だったのか確かめるため現場に来ていた。
そこでバルムは現場の様子から「確かに幻覚ではなかった」と確信する。
実は事件当日、バルムが現場から立ち去った後に何者かが殺人の痕跡を綺麗さっぱり消していたのだ。

一体誰が…?

バルムが不審に感じるなか、謎の人物から連絡が入る。
その人物は遺体が消えた件について知っているようで、バルムはその人物と会って話すことに。
その後、待ち合わせ場所に向かったバルムは突然気絶させられ拉致される。
しばらくして目を覚ますと目の前にはリー博士の姿が。

リー博士はヨハンに殺されたはずでは…?

バルムが驚くなか、リー博士は「遺体は私が片付けた。港の防犯カメラに写っていたヒョンチョルは偽物だ」と話す。
さらにリー博士は「今あなたの前頭葉はヨハンに侵食され始めている。やがて完全に侵食され頻繁に殺人の衝動のスイッチが入るだろう…」と告げる。
それを聞いたバルムが衝撃を受けるなか、リー博士は「その殺人衝動を上位サイコパス、通称”プレデター”を殺すことで抑えるのはどうだろう?そうすれば町の治安も守れる」と提案する。
それを聞いたバルムは「人殺しなんてできない!」と拒否し立ち去るのだった。
一方、ボンイの元にドクスがやって来る。
ドクスが何かを耳打ちで話すとボンイは激しく動揺するのだった。

何を言われたんでしょう…?

感想

ジェピルが犯人として逮捕された女性連続殺人事件に真犯人がいたことが判明したり、バルムが移植されたヨハンの脳に侵食されどんどんサイコパス化していったり、リー博士が生きていることが判明するなど、今回も様々な展開がありました。
女性連続殺人事件の犯人はジェピルではなく彼の息子・ヒョンチョルでしたね。
ムチとバルムがそれを突き止め追い詰める場面は手に汗握る展開の連続でした。
バルムは突然スイッチが入った殺人衝動を抑えられずヒョンチョルを殺してしまいましたが、その遺体や殺人の痕跡が消えるという不可解な出来事も起こり衝撃的でした。
さらにヨハンに殺されたと思われていたリー博士が生きていたというサプライズ展開もありました。
ヒョンチョルの遺体が消えた謎については、どうやらリー博士が関与しているようですね。
次回どんな展開が待ち受けているのか楽しみです。

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