火の女神ジョンイ-34話-35話-36話-感想付きネタバレありで!

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仁嬪キム氏が光海君を陥れようと色々動いていたり、ジョンとユクトが再び器作りで勝負をする事になったり、ジョンが母や父が死んだ経緯について知りガンチョンに復讐を誓うなど、色々あった前回。
そして今回、ジョンはガンチョンの不正を暴くために分院内で調査を開始し…。

【火の女神ジョンイ】(ネタバレあり)

34話

分院の器が賄賂に使われているかもしれないと知ったジョンは、その真相を暴くために調査を開始する。
その後、テドにその事を伝えたジョンは、ファリョンが器の密売に関与している事を知りショックを受けるもテドと共に不正の証拠を掴むため動き始めるのだった。
その夜、分院の倉庫に忍び込みガンチョンが賄賂として分院の器を献上していた事を記録してある帳簿を盗み出すことに成功。
テドはこれにより不正を白日の元に晴らそうと提案。
しかしそれには宣祖から寵愛を受ける仁嬪キム氏も絡んでいるため、ジョンは「この帳簿ではどうにもできない…」と話し、次の計画を練るのだった。

どうやらジョンは帳簿から不正が行われていた事実を確認したかっただけのようです

一方、ガンチョンはジョンが高度な技術である透かし彫りを習得した事を知る。
「天性の才能だ。ジョンはいずれユクトを超えるだろう…」
ガンチョンはそう心の中で呟くのだった。
そんななか、ファリョンがコソコソ秘密の取引を行っている事を知ったソン行首。
「もうお前を信じられない。2度と顔も見たくない…」とファリョンに告げ、商団から去るよう言う。
ファリョンがその場から立ち去ると、その直後にソン行首の部屋に刺客が現れ、ソン行首は殺されてしまう。

ファリョンの仕業ですね…

そしてファリョンは後継者として行首に就任するのだった。
一方、海沿いの町の視察に訪れている光海君は、そこで現地の役人たちが護衛や町人たちに私用を押し付けるなど苦しい思いをさせている実態を目の当たりにし憤る。
そして光海君は役人たちを集めて説教するのだった。
一方、ガンチョンの不正を暴くために動き始めたジョンは、まず仁嬪キム氏に取り入ろうと計画を立てる。
そして分院内で色々と調査を始め、1ヶ月に作られる器の約半分が宮中に届かずどこかに消えている事を突き止めたジョンはそれを仁嬪キム氏に報告するのだった。

35話

ガンチョンの不正疑惑を告発し、仁嬪キム氏に取り入ることに成功したジョンは、分院についてさらに調べるよう命じられた。
そんななか、ジョンは王宮で宣祖がガンチョンの悪事に気付かず信頼している事を知り、ショックを受けながらも憤りを感じる。
そしてガンチョンへの復讐心はより燃え上がるのだった。

宣祖はガンチョンの裏の顔は知らず、いい人だと勘違いしているようです

その後、ガンチョンは仁嬪キム氏が自分の不正について疑い始めている事に気がつくと「告げ口したのはサスンに違いない…」と推測し、サスンを警戒し始める。
そしてそれに気付いたサスンは「ジョンがガンチョンを陥れるために何か動いているに違いない…」と察し、ジョンに「危ないことはするな。仁嬪キム氏とガンチョンは繋がってるんだぞ…」と忠告する。
しかしジョンは危険なことを承知していること、そして「ガンチョンの不正を暴き、真実を明らかにします!」と宣言するのだった。
一方、地方の町の視察から戻ってきた光海君は宣祖に町の実態、問題点など報告していた。
「民たちが崩れた城を建て直し食糧と武器を備えるよう命じてください」
光海君がそう提案すると、宣祖は「余が国王としての責任を怠ったと責めてるのか!」と逆ギレし、光海君の提案を聞き入れないのだった。

光海君の提案を退けるなら、何のために視察に行かせたのか謎ですね…

一方、倭国ではケンゾウが持ち帰った器を豊臣秀吉に見せていた。
すると秀吉は茶碗を気に入ったようで、「これを作った者に会ってみたい…」と言うのだった。

ジョンが作った器が気に入ったようですね

その後、ジョンが仁嬪キム氏の元に出入りしている事を知った光海君は、ジョンがガンチョンの不正を暴こうとしていると悟り本人にその事を確認する。
ジョンは動揺しながらも「ただ早く沙器匠になりたいだけです。お気になさらずに…」とはぐらかすのだった。
その後、仁嬪キム氏の元を訪ねた光海君。
そこでジョンが「沙器匠にして欲しい」と自ら仁嬪キム氏の元を訪ねていた事を知った光海君は驚くのだった。

光海君はジョンが仁嬪キム氏に呼びつけられて嫌々訪ねていると思っていたようです

その後、光海君はジョンがガンチョンの不正を暴こうとしている事を知るなか、ガンチョンの前に死んだはずのマプンが現れる。

生きてたんですね…

ガンチョンは驚きながらも引き続きマプンを利用しようと決めるのだった。
その後、マプンを見かけたジョンは母・ヨノクが自分の母だと明かすと「あなたは母も殺したんですか?」と問い詰める。
マプンはジョンがヨノクの娘だと知り驚きその場から逃げるように立ち去る。
その様子からジョンはガンチョンの指示でマプンが母を殺したのだろう…と悟るのだった。

36話

母の死にガンチョンが関与していると悟ったジョンはショックからその事を考え眠ることができず一晩中起きていた。
翌日、ジョンを心配する光海君はジョンを助けたいと声を掛けるもジョンはそれを拒むのだった。

ジョンは光海君を巻き込み迷惑をかけたくないようです

一方、信城君はアレルギーのための薬を服用していたがその器が気に入らず「ジョンに薬用の器を作って欲しい」と仁嬪キム氏に話す。
そして仁嬪キム氏はジョンに薬用の器を作るようジョンに依頼し、ジョンはそれを引き受けるのだった。
その後、早速器作りに取り掛かるジョンはグッピから「私は釉薬作りのノウハウをあなたの母・ヨノクさんから教えてもらった」と明かす。
さらにかつて母がガンチョンの助役として器作りを手伝っていたことを聞いたジョンは複雑な気持ちになるのだった。
そんななか分院ではジョンが仁嬪キム氏から器作りを依頼されていて、近いうちに初の女性沙器匠になるかもしれないという噂が流れる。
その噂を耳にしたユクトとガンチョンが衝撃を受けるなか、ジョンはガンチョンに「今回の器作りでユクトと勝負させて欲しい。そしてもし私が勝てば沙器匠にして欲しい」と提案する。

どうやらこの勝負に勝って実力で沙器匠になった事を証明したいようです

それを聞いたガンチョンは2人に勝負させること、そしてもしユクトが勝てば郎庁に推薦することに決め、そのことを仁嬪キム氏に報告するのだった。

ガンチョンはガンチョンでこの勝負を利用しようと企んでいるようです

こうしてジョンとユクトは勝負をすることが決まり、ジョンは早速器作りに取り掛かる。
分院にいる面々は皆ユクトの味方をしていて、ジョンが劣勢状態になるなか、器に最上の白土を使いたいジョンは商団にそれを取り寄せてもらうべくファリョンの元へと向かう。
そして白土の仕入れを頼むとファリョンは冷たい態度をとりながらも「分院のためなら仕入れるわ」と告げるのだった。

しかしファリョンはユクトに協力するつもりのようで、白土を仕入れずジョンを陥れるつもりのようです

感想

ソン行首が死んだり、それによりファリョンが行首に就任したり、ジョンがガンチョンの不正を暴くため調査を開始したり、死んだはずのマプンが生きていたり、またもやジョンとユクトが器作りで勝負することになったり、今回も様々な展開がありました。
ソン行首がファリョンの策略により死んでしまいました…。
そしてファリョンが行首になったということで、今後彼女が立場を利用してどんどん暴走していきそうな予感がします…。
一方、ジョンがガンチョンの不正を暴くために動き始めるなか、ジョンとユクトが再び器作りで勝負することに。
今回は勝てばジョンは初の女性沙器匠になれるということですが、ジョンは勝てるのか勝負の行方が楽しみです。
また死んだと思われていたガンチョンの助役・マプンが生きていたという展開には驚かされました。
マプンはガンチョンから裏切られたことで彼に復讐することも密かに企んでいそうなので、今後どんな動きをするのか気になるところです。

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