がんばれプンサン-あらすじ-19話-20話-21話-感想付きネタバレでありで!



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クルミットです♪

妻ブンシルも、プンサンが肝臓がんであることを知ることに。
移植をさせようと、ジンサンの入院している精神病院へ向かったブンシルですが。
退院手続き中に逃げ出してしまったジンサンです!

【がんばれプンサン】(ネタバレあり)

第19話

ジンサンは一目散に家に帰って来る。
「イ・プンサン!」と言って階段を駆け上って来たジンサンは。
プンサンを1発殴り飛ばす。

小学5年生の時に、プンサンに閉じ込められて以来、閉所恐怖症になってしまったというジンサン。
兄への恨みつらみはきりがない。

そこに後から帰ってきた妻ブンシル。
「兄さんは肝臓がんなのよ。移植をすれば助かるの」という。

ファサンとジンサン、そしてジョンサンと妻ブンシルの4人は移植について言い合いになる。
とても話し合う雰囲気ではなかった。

ファサンもジンサンも、プンサンに肝臓をあげるとは言わなかった。
妹や弟のために生きてきたプンサン。
自分のためなら皆が肝臓を提供してくれるのではないか・・・と考えもしていたのだが。

全ての犠牲を払って兄弟たちに接してきたというのに。
プンサンに、残されたものは何一つなかった。

なんて虚しい人生なんでしょう( ;∀;)

ブンシルはそんなプンサンを放っておけず、父の反対を押し切ってプンサンの元へと帰って来る。
ジンサンとファサンを説得するが駄目だった。

兄プンサンは、自分の命があるうちにウェサンを探し出そうと必死だった。
ヤクザの世界に舞い戻ってしまったウェサン。

ヨンピルの家を訪ねるプンサンだが、ヨンピルも知らないと言う。
ジョンサンと一緒にいるときにヨンピルは気になることがあった。
それは、ジョンサンの弟の名前がウェサンであること。
29歳。
そして女性問題でもめて家を出てしまった・・・ということだった。

自分が愛しているウェサンと同じではないか思うヨンピル。

第20話

警察署からプンサンに電話。
借金取りが来ているという。

出向いて行ったのは妻のブンシル。
プンサンが癌であることを話すのだが、だれも聞く耳を持たない。
「払わないなら告訴する!」という人達だった。

がん保険の給付金を返済に充てると言うブンシル。
それでも足りない返済金は、ブンシルが友達に頼み用立ててもらうのだった。

ヨンピルは興信所に依頼していた。
ウェサンの居場所を探すために。

ヨンピルのところに、興信所から連絡が。
ヨンピルはすぐにウェサンがいるところへと向かった。

ヤクザの世界に戻ってしまったウェサンに、「会いたかった」というヨンピル。
しかしウェサンはヨンピルを追い返す。

ブンシルが市場の帰り。
商店街に飾られた、若草色のカーディガンが目に入って来る。

思い切ってプンサンに買って帰る。
「春色だな。俺は来年もこの洋服がきられるかな」というプンサンの言葉に胸が詰まるブンシル。

「肝臓移植者が現れた」との一報が。
ところが、間際になり移植を断って来た。

希望が一瞬にして失われてしまいました

プンサンは、山に散歩に行くと言って仕事をしていた。
借金返済にお金を使い果たし、この先のジュンイとブンシルを心配したプンサン。
まだ軽い仕事ならできると言う。

ブンシルは自分の肝臓が適合するのか検査を受けることにした。
しかしプンサンはジュンイの事を考えると怖かった。

「おまえに何かあったらジュンイは1人ぼっちになる。おまえの肝臓はもらえない」と言う。

第21話

プンサンの移植が出来るためにと、あらゆる方法を探している妻のブンシル。
引き換え、呑気に大あくびをしてチルボクの家から出てきたジンサン。

チルボクは、30年来のジンサンの友人として忠告する。
「肝臓をあげるだけでは足りないくらい、世話になっただだろ?妹2人の小さな肝臓をくっつけるなんてかわいそうだ」とジンサンに言う。

プンサンは自分が幼いころ母親を憎んでいたことを思い出す。
気絶するくらい母親の憂さ晴らしに殴られていた事。
ただ、「ごめんね」の言葉が聞きたかったそれだけだったことを思い出す。

ジンサンに同じ事をしてしまったと反省するプンサンは。

改めてすべてを謝罪した。
ジンサンは涙を流しながら何も言わずにその場を立ち去る。

翌朝。
ジョンサンのいる大学病院にやって来たジンサン。

検査を受けると言う。
「俺からだと受け取らないから、兄さんには言うなよ」と言うジンサン。

検査の結果、脂肪肝で駄目だと言う。
ブンシルはジンサンに焼き肉をおごっていた。

そこにジョンサンが駆け込んでくる。
「今からダイエットよ。短期間で痩せてもらうわ!」というジョンサン。

目の前の焼き肉を片付け始めるブンシル。
「ダイエットしてもらわなきゃ!」と。

せっかくジンサンの肝臓が適合するかもと期待していたのに・・・残念です

1日早い、ブンシルとの結婚記念日。
19年目に突入だと言う。

ジンサンの肝臓もダメ、ジョンサンは小さすぎる、ファサンは拒絶・・・。
「脳死者を待つしかない」と思っていたところに、プンサンが憎んでいる母親が駆けつけてきた。

「肝臓をあげるために来たのよ!」という母ヤンシム。

プンサンは「あんな女の肝臓をもらうくらいなら、死んだほうがましだ!」というが。
ブンシルはすぐにヤンシムを連れてジョンサンの働く大学病院へ。
検査を受けるヤンシム。

ウェサンに書いたプンサンの手紙は。
ヤクザの親分のデスクの中でしばらく眠っていた。

ある日、思い出してウェサンに届けられる。
手紙を読んだウェサン、一目散に駆け出す。
チルボクの母ダルジャのところに、「聞きたいことがある」とやって来たのだ。

第19話から第21話の感想

父親の変わり、そして母親の変わりをして幼い妹や弟たちを育ててきたプンサン。
何一つ自分の自由や欲求を優先させることなく、全ての時間を費やしてきたというのに・・・。
妹と弟は誰一人肝臓を提供すると言ってくれなかったことが、なによりプンサンにとっては辛かったことでしょう。
プンサンも、まだ自分が大人になりきれていない時から弟や妹の世話をしてきましたね。
ゆえに間違った事もたくさんあったのでしょう。
余命わずかだと宣告されてから、プンサンは過去を反省しました。
ジンサンにも、ウェサンにも。
「自分が悪かった、ごめん」と簡単そうで、簡単には言えない言葉を伝えるのでした。
その言葉がジンサンやウェサンを動かしたようです。
残念ながらジンサンの肝臓は今すぐ使えないようですが。
ウェサンは何かを感じたのでしょう。
家の近くまでやって来ました。
ウェサンには、ヤクザの世界から足を洗って欲しいと願っているプンサンの想い。
ちゃんと伝わるのでしょうか・・・。

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