ヘチ-あらすじ-1話-2話-感想付きネタバレでありで!


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クルミットです♪
史劇好きなら誰もが知っているこの時代をあのチョン・イルが除隊後初の復帰作で選んだこともあって始まる前から期待が高まるこの作品。
チョン・イルが演じるイ・グム(ヨニン君)はドラマ「テバク」でヨ・ジングが演じたり何かと良く登場する人物です。
生い立ちから偉大な王となるまでのストーリーがとってもドラマティックでドラマや映画に取り上げずにはいられないんでしょうね。
共演するコ・アラとのラブラインにも期待しつつ、誰からも必要とされなかった王子イ・グムが理想の国を夢に見て様々な困難に立ち向かい頂点に上り詰めるサクセスストーリーを今作ではどんな感じに描かれていくのかとっても楽しみです!
歴史が苦手な方にでもわかりやすくお伝えできればと思います。では、あらすじのスタートです!

【ヘチ】(ネタバレあり)

1話

粛宗王後期、後継者である世子景宗に世継ぎが出来ないと知った粛宗。
既に政局は老論に掌握されていたこともあって王宮内では世子の交代をめぐってミルプン君を立てる老論とヨルリョン君を立てる少論の間で緊張状態が続いています。
景宗は儚くイケメンなイメージだったのに・・・優しそうな方ですが(^^;)

一方、粛宗の次男であるイ・グムは船に乗りハニャンに向かっていました。
一緒に乗って来た酒売りの女性チョホンに「あなたは何をしている人なの?」と聞かれ「この朝廷で最も使い道のない人間だ」と答えるイ・グム。
都見物をして帰ると言うチョホンに紙を渡し先に家に行っているように伝えます。チョホンは身分の低い自分を連れて帰っては後ろ指を刺されると心配しますが「もともとハニャンでは指を刺されるのが仕事だから心配いらない」とイ・グムは微笑みます。
この微笑み!素敵ですね~( *´艸`)

その頃、司憲府では領事政の不正を暴くためハン・ジョンソクが夜茶時を実行します。
この大事な時にミルプン君を推す老論の長である領相大監に夜茶時を実行したことで房主監察官からの叱責を受ける監察官たち「司憲府の監察は不正があった時、告発する職責がある」とキッパリと言うハン・ジョンソク。
ある殺人事件を領相大監が隠ぺいしようとしているのはミルプン君が関わっているからではないのかと訴えますが風俗見回りを言いつけられ成均館で行われる大科拳の科場の見回りを命じられます。
こんな中で正義を貫くって大変・・・

成均館の科拳の試験に替え玉として参加していたイ・グムは隣に座ったパク・ムンスに話しかけられます。親しげに話してくる彼にうんざり気味のイ・グムに「ひどい顔をして・・・昨日諦めてお酒を飲んだようだが、最後まで諦めずに頑張ろう!」と言って新しい筆を貸してあげるムンス。
しかし、イ・グムの解答用紙に年齢50歳と書かれていることに気が付き替え玉だと騒ぎ立てます。
イ・グムはそんなムンスを押しのけ逃走します。
貸してくれた筆が豚の毛だと訂正してから逃走するとこが笑えますね

監察官たちを引連れてしつこいくらいに追いかけてくるムンスは「人生をかけて臨んでいるのに」と怒り心頭ですがイ・グムは「答案をチラッと見た限り見込みがないから人生をかけるのはやめろ」と逆に忠告します。そのことで更に怒りを増したムンスはイ・グムを追い詰めます。そこにヨルリョン君が通りかかり逃げ切ることができたイ・グム。
ヨルリョン君はイ・グムの前に現れ兄上と呼び再会を喜びます。
ヨルリョン君は兄との再会に嬉しそうですね

宮廷ではミルプン君が剣武を披露し世子嬪に対し意気揚々と話し始めますが仁元王后は傍系のミルプン君が気にすることではないと冷たく言い放ちます。
そこへヨルリョン君が現れ喜ぶ仁元王后。
ヨルリョン君は「懐かしい人に会いました」と嬉しそうにイ・グムを連れてきますが、そこにいる誰一人としてイ・グムを歓迎しませんでした。
いやな空気・・・ヨルリョン君も察してくれたらいいのに

剣武で失敗した部下を殺そうとするミルプン君を見かけ止めに入るイ・グム。
「見なかったことにしてほしい・・・兄上」というミルプン君にあきれながら「宮廷でのことには関心がないから心配するな」と言うイ・グム。
ミルプン君は「関心?資格が無いんだろ?母親の身分が低いから賤しい血が流れた王子・・・恥ずかしいでしょ?なぜヨルリョン君につくんですか?悔しくないですか?」と言って畳みかけます。イ・グムは「王の子供でもない傍系のお前が兄上と呼ぶな」と軽くあしらいます。しかし、「王の座は本来父と自分の物だった!」と怒りをぶつけてくるミルプン君。
ミルプン君ちょっと危ない系の人なんでしょうか・・・?

イ・グムに「この前の領相が夜茶時にあったのはお前のせいだろ?・・・後継はヨルリョン君だ」と言われ、キレたミルプン君はイ・グムに剣をかざしますがその時知らせを受け、粛宗の元へ・・・
昭顕世子の妻である姜嬪の無念を晴らし地位を伸冤(冤罪を晴らす)すると教旨を受けます。
姜嬪が地位を回復させたことでミルプン君の格も相対的に高まり喜ぶミルプン君。
なんてこった・・・(゚Д゚;)

ヨルリョン君を心配しながら屋敷に戻ると妻がチョホンに辛く当たっていました。
チョホンはイ・グムが王子であることを知ります。
替え玉犯を捕まえたいムスンは尊敬するハン・ジョンソクに話をしますが、まずは科拳にしっかり受かるように言われます。諦めきれないムンスは司憲府所属の茶母ヨジを思い出し手伝ってもらうことにします。
ムンス・・・そんなことより勉強しないとね(^^;)

イ・グムは偶然妓生房で潜入捜査中のヨジと出会います。
ヨジは自分を見ているイ・グムに気がつき「なんですか?!」と無愛想に言葉を交わします。
ミン・ジンホンたち老論は何とかミルプン君の殺人事件を穏便に済ませようと監察のウィ・ビョンジュを首長監察官に任命し事件を処理させることにしました。
そして、イ・グムはミルプン君が人を殺しその数を記した「計屍録」が存在することを知ります。
ミルプン君怖っっ (゚Д゚;)

そんな中ミルプン君はまた殺人を犯します。
計屍録に記された名前はイ・グムが替え玉をしたノ・デピョンでした。
ムンスは何とかイ・グムの書いた答案用紙を手に入れ合格発表を見に行きます。
そこでノ・デピョンが主席合格していることを知り驚きを隠せませんでした。
どんどんパズルが埋まっていく感じですね

ミルプン君が主催する狩猟大会に参加したイ・グム。
目的はミルプン君の持っている計屍録です。そこにはヨジも同じ目的で潜り込んでいました。
宿営所で鉢合わせた2人。ヨジはイ・グムの下腹部を蹴り上げ逃げますが、ミルプン君に見つかり絶体絶命に陥ります。ヨジの男装を見破っていたイ・グムはミルプン君に「戦いたいなら俺とやろう」といってヨジを救います。

2話

弓を引くイ・グム。討ち放った矢は大きく外れ後方に飛んでいきヨジは「正気なの?」と困惑しますが藪の中から弓が刺さった猪が突進してきて大混乱になり、その隙にヨジを逃がし亥の刻に落ち合う約束をします。
イ・グムは圧倒的な強さでミルプン君の兵を倒しミルプン君をも制圧します。
そこへ粛宗が来て「またお前か・・・そう・・いつもお前だ」と言われ複雑な気持ちになるイ・グムでした。
切ないですね・・・

義禁府で取調べを受けているイ・グムですが王族なのでこれ以上は追及ができないとなり、代わりに逃げた女を捕まえようとする取調官。
逃げたのは男で、自分にも男色の気があるとウィンクしてみせて取調官を煙に巻きヨジが捕まらないように仕向けます。
ヨジの持ち帰った木箱の中には計屍録はなく枯れた草花が入っていました。
がっかりするヨジ、その後アボンがムンスに頼まれていた替え玉犯の似顔絵をみたヨジは驚きます。
つながってますね~ 笑

約束の時間に木箱をもって現れたヨジは中身を見せイ・グムに正体を尋ねます。答えられないと言うイ・グムにヨジは自分が司憲府の茶母であること、そしてあなたは主上殿下の次男ヨニン君大監ですよねと正体を見抜いていました。驚きその場を離れたイ・グムの前にムンスが現れます。
執念の人ですね・・・

ミルプン君はイ・グムが解放されたことに腹を立て領相の家で暴れていました。そこへミン・ジノンが来てミルプン君をひっぱたき「王になりたければ老論を見下してはいけない・・・そんな者は王にはなれない」と叱り付けます。
こんな人間を王にしてはダメでしょう・・・

ムンスはイ・グムに自白を迫っていました。その様子を見ていたヨジは「なぜノ・デピョンの名前で科拳を受けたのですか?その男はミルプン君が強姦して自害した女の叔父です・・・そして今その者は行方不明となっています・・・ノ・デピョンがどこにいるのか知っているんですか?君大監」と話に加わってきました。目の前の男を君大監と呼ぶヨジに驚き嘆くムンス。
イ・グムは質問には答えずその場を去っていきました。
みんな同じ事件を追っていたことになりますね

ミルプン君はノ・デピョンの替え玉が科拳試験を主席合格したことを知ってケドルを半殺しにし、替え玉をした者を殺して今夜までに連れてくるように言います。
ノ・デピョンは王から証書を与えられることになっていましたが式に出席しなかったため大騒ぎになっていました。
どんどん巻き込まれていくイ・グム・・・

ムンスはイ・グムに会いに来て手がかりを探ろうとします。
そして「誰であろうと罪を犯したものは平等に裁かれるのが本当の世の中だ・・・こんな不平等な世の中はダメでしょ・・・私が夢見る世界は罪を犯したものは誰でも平等に罰を受ける公平な世界だ」と言うムンス。
それを聞いたイ・グムは「この世界がいかに不平等なのか今すぐわかるだろう」といって馬に乗り颯爽と行ってしまいます。
馬で追いかけたいのにロバしか買えず、不平等を身をもって体験するムンスです。

ケドルはミルプン君のことは何とかするので事が静まるまでハニャンを離れるようにイ・グムに言います。
イ・グムはチョホンにミルプン君の起こした事件を町の語り屋に話して聞かせるように言います。噂は語り屋によって瞬く間に広まり粛宗の耳にまで届きました。
粛宗はミルプン君の素行を調べるようにいい、イ・グムを呼ぶように告げます。
情報屋のタルムンはなぜ見方したんでしょうね?

ミルプン君に会いノ・デピョンの死体をしっかり処理したのかと聞くイ・グム。
狙い通り焦ったミルプン君は死体を確認しに動き出します。
ヨジもまたミルプン君から盗んだ木箱の中の草花が戦利品なんだと気が付きます。
ミルプン君の行動を見張っていたイ・グムの前にまたムンスが現れ仕方なく行動を共にすることに。
そして予想通り死体が見つかります。
根負けですね(^^;)

屋敷に戻り粛宗の元へ行くイ・グム。母親の暮らしていた場所で粛宗はイ・グムが生まれた時の話をし、「賤しい身分の母親から生まれた王子が人として扱われるのか・・・見返す人生もあったはずだ・・・なのにどうしてそれが出来ない?」と話す粛宗に「私が賢いからでしょう・・・何かしたくても何もできないなら・・・いっそ体たらくでいようと思いました。」と自分の気持ちを素直に話すイ・グム。
粛宗もイ・グムを大切に思っていたんですね・・・

そんなイ・グムに「そうだろう・・・鋭く賢くて・・・だからこそ胸が痛んだ、そなたに王才を見る度に・・・」と話し「私はもう長くはない・・・そうなる前に私の知るお前を・・世間に見せることはできないのか?」と言う粛宗。
父親の思いを知り複雑な気持ちになるイ・グムです。

屋敷に戻るとヨジとムンスに案内されたハン・ジョンソクが待っていました。
ミルプン君の悪事を裁くため証人になって欲しいと言われるイ・グムは粛宗との話が気にかかり自分は関わらないと冷たく言って三人を帰すのでした・・・。
複雑ですね・・・(;_:)

司憲府では老論の計らいでウィ・ビョンジュが房主監察になります。
ウィ・ビョンジュの策略で斎座を開くことになりハン・ジョンソクは厳しい立場に立たされました。
もともとは志も高そうな人だったのに・・・悪に染まりましたね(・_・;)

イ・グムは悩んでいました。
斎座で窮地に立たされているハン・ジョンソクは「なぜ自分たちがヘチと呼ばれているのか・・・司憲府が善悪を見極め正義を守る場所だからだ・・・なのに今の我々はどうなんですか?非力な民は自分たちが司憲の仕事を全うすることを望んでいる!」と切実に語ります。しかし司憲府を冒涜するなと一括され逆に厳罰に処されることに・・・
その時扉が開きイ・グムが証人として現れました。

感想

ひゃぁぁ怒涛の展開でした。
チョン・イルの官服姿に惚れ惚れしながらも、1話からどんどんストーリーに引き込まれていきますね。
王族にも、民にもなれず、どこに行っても仲間に入れなかったイ・グムがムンスやヨジと出会い居場所を見つけ成長していく姿に早くも期待が高まります!
悩んでいたイ・グムはどんな結論を出してあの場に行ったのでしょうか?
次回が待ち遠しいです。

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