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クルミットです♪
ハラハラした展開で終わった前回。ミン・ジノンが「この事件が再び朝廷に自分を呼び戻すだろう」と言っていただけあってしっかりと戻って来そうな雰囲気です。そして、すっかり忘れていたミルプン君の存在。見ているこちら側からでもゾッとする気持ちにさせるミルプン君に驚愕です。
タルムンとチョン・ユニョンの関係もとても気になりますね。
まさかタルムンはチョン・ユニョンを想っているなんてことは本当にナシでお願いしたいです。
しかし、タルムンの行動が不安すぎますよね・・・。
あっちもこっちも大変な状態で今回はどうなっていくんでしょうか?
【ヘチ】(ネタバレあり)
11話
ミン・ジノンが少女を連れて来た事に驚愕するイ・グム。
ウィ・ビョンジュは「この娘をご存知ですか?」とイ・グムに詰め寄ります。
一方、ムンスたちの前に立ちはだかるミルプン君がト・ジグァンを清で高麗人参の交貿をしている仲間だと言ったことでト・ジグァンを捕らえることが出来ないムンスたち。
司憲府は殺主契をイ・グムは知っていて庇っていたと主張し事態は悪化します。
景宗がイ・グムに禁軍を送り保護しろと指示を出しているところに、大司諫と大堤学がこれ以上関与しないで欲しいと訴えに来たことで指示が出せなくなる景宗。
八方ふさがりです・・・( ;∀;)
イ・グムの元へ現れたミン・ジノンに「結局、ウィ・ビョンジュとあなたの仕業なのですね・・・子供たちだけを罪にとって片付くことではないと、あなたもわかっているはずだ。」というイ・グムに全てをわかったうえで「これは道理に適った趣旨です。身分と権力が存在する限り・・・人間が互いを区別して差別することを知らないわけではないでしょう?それを変える事が出来ると思ったとは・・・」と答えるミン・ジノン。
反論するイ・グムに「やはり賤しい血がそうさせる・・・しかしそんな事を悩む暇はありません。」と伝えるミン・ジノン。
悔しい・・・(:_;)
司憲府が殺主契のアジトを無差別に攻撃して子供を庇ったムンスやアボン達は司憲府の仲間にボコボコにされます。
イ・グムは漢城府に連行されることに。
その姿を民衆に晒し侮辱を受けさせるのが目的のウィ・ビョンジュたち。
それを知った景宗は禁軍を送らせようとしますが、我々は殿下をお守りする責務があるといって受け入れられない私たちの首を撥ねて欲しいと訴えるイ・グァンジャとチョ・ヒョンミョン。中殿も加わり景宗は身動きが取れなくなります。
ソ氏もまた王妃に泣きながら助けを求めます。
ソ氏は王宮に来てから毎回大変ですね・・・(・_・;)
民衆から非難を受けながら歩くイ・グム。
駆け付けるヨジとタルムン。そこへ傷だらけのムンスが連行されてきます。
お互いを想い悔しさで涙を流すイ・グム
また自分のせいでムンスがと思っているんでしょうね・・・
少論の領袖チョ・テグが漢城に到着しミン・ジノンに会いに来ます。
「世弟は諦めてもらう・・・さもなければ主上も危ない」というミン・ジノン。
またまたややこしそうな人が現れましたね(・_・;)
キム・チャンジュン、イ・イギュム、そしてソ氏の父親は集まってイ・グムのことで頭を悩ませていました。
キム・チャンジュンは少論に活路を見出します。
この3人は少し考えが出遅れているような・・・
チョ・テグが少論に合流したことで少論と老論は結託し世弟の廃位に向けての動きが加速します。
やはりキム・チャンジュンの考えはハズレましたね。
イ・グムに秘密裏に会いに行く景宗。
「責任を取ります・・・忠臣の要求通り私を廃位してください」と申し出るイ・グムに「この国は私の国だ。責任は取る資格のある者だけがするものだ」と叱りつける様に強く言う景宗。
景宗はイ・グムに耆老宴に出て世弟として健在している姿を見せてくるように指示を出します。
便殿に平服で現れた景宗は世弟に対する議論はしないとの姿勢を重臣たちに示します。
世弟の行動を許可したのは王令だからだと言う景宗に「殿下も殺主契を知っていたのですか?」と声を荒げるミン・ジノン。
景宗には、なにか良い案が思い浮かんでいるんでしょうか?
イ・グムは「どうせ霧となって消えるのならば・・・」と開き直り殺主契がなぜ起こったのかを語りだします。
両班たちのイ・グムへの反発が広がります。
自分たちのお陰で生きていけると豪語する両班たちに「土地を耕す者のお陰で両班は生きている・・・誰が誰のお陰で生きていると思っているんだ!」と力強く訴えるイ・グム。
感動しました・・・
チョ・テグは景宗に「なぜ東宮殿を庇うのですか?」と意見します。
景宗は自分が東宮時代「君子は恥を知らない事を恥じるべきだと教えられ、政事とは貧しいものを救うためにあり冨む物を助ける為ではないと教えられた・・・我は恥を知りその心で非力な民を救おうとする世弟を切り捨てることはできない」と答えます。
チョ・テグそんな素晴らしいことを教えたにもかかわらず・・・景宗素敵です~!(^^)!
イ・グムが老論を焚き付けて更に事態が悪化したことに「私がそなたを庇うと察してわざとそのようなことをしたのか?」と怒る景宗。
「殿下にはもっと大きな責任があります・・・なぜ、私一人を気にかけて下さるのですか?言いたかった本心を世弟だからこそ口にすることが出来て・・・それだけで私には十分な時間でした。」と涙ぐみ微笑み感謝するイ・グム。
自分を庇うことで景宗の立場が危うくなる。わかるからこそ辛いですね。
王宮の外では世弟を廃位してほしいと両班たちが訴えています。
戻ったイ・グムをみて泣き出すチョホン。
民衆たちは口々にイ・グムは間違ったことは言っていないのにと憤りを口にします。
多くの両班が廃位を求める書を王宮の壁に貼り付ける中に、廃位しないで欲しいという檄文を見つけるイ・グァンジャとチョ・ヒョンミョン。
イ・グムの民を思う気持ちが伝わった証です。
狼狽したチャドンが走って来ました。普段は走ることなどしないチャドンの様子に驚くイ・グム。
チャドンは民の号牌が檄文と共に積まれていることを話します。
身分を証すことも恐れず置いていく民衆の様子にアボン達も自らの号牌を加えます。
そして、集まった数千の号牌を前に「これこそが誰も誤魔化すことが出来ない民の心です。」と話すタルムン。感動に震えるムンス。2人もまた号牌をその中に加えました。
感動的な場面です(≧◇≦)
景宗は禁軍を配置し民を守ります。
号牌を持たない者たちは石や板に名前を書き置いていきました。
捕らえられている両班殺しの少女もヨジに頼み石に自分の名前を書いてもらいます。ヨジは自分のものと一緒に置いてあげることを約束します。
少女は邸下に感謝していること決して忘れないと伝えて欲しいとヨジに頼みます。
文字が書けない少女。自分の名前を初めてみたと言った言葉が切なかったです。
夜になりイ・グァンジャとチャ・ヒョンミョンも号牌を積に現れました。
互いに共犯になりましたねと笑い合う2人。
奴婢の号牌の中には体の特徴を記したものもありました。
チャ・ヒョンミョンは東宮殿の侍講院に行ってもいいかとイ・グァンジャに聞きます。
驚くイ・グァンジャに世弟邸下がどのような方なのか知りたいと話します。
イ・グムは沢山の虐げられて生きてきた人たちの希望ですね。
動きを見せないミルプン君に小言を言うチョン・ユニョンに「世弟を追い出して王になるのは・・・悪を押さえ善を遂げるカルマは俺の役目だ」と言って今は動かないと自信たっぷりに話すミルプン君。
そして、タルムンの元へト・ジグァンを送ったと聞き狼狽するチョン・ユニョン。
やっぱり2人の関係がとってもモヤモヤします。
ムンスの見舞いに訪れるイ・グム。
ムンスは自分がまだ無力で何もできなかったと肩を落とし、どこへ向かっても行き止まりだと悔しがります。
イ・グムは「自分への言葉でもあるようだと・・・それでもくたばるなって事だろう?」と言って微笑み合う2人。
外へ出るとちょうどヨジが帰って来ました。
ヨジは、またこのようなことが繰り返し起こることを心配し、東宮殿に入ると言いだします。宮女になることがよくわかっていないヨジの手を握り顔を近づけるイ・グム。
12話
我に返りヨジに謝るイ・グムは「ヨジの気持ちに関係なくこんなことも起こり得る場所だから二度と余計なことは考えるな。」と伝えます。
ムンスはもしかして・・・
巡官が怪しい集団を見つけます。
男が賄賂を渡し、やり過ごそうとしたときに新人巡官は籠を開け大量の銀子が目にします。
屋敷に戻った男は吏曹正郎に始末はしたが補盗大将に一言いって頂いた方がいいと告げます。
また怪しい動きが・・・ハラハラしますね。
新耕禮を行っている景宗とイ・グム。毎年やっているのに忘れてしまうと微笑む景宗の横で黙々と農夫のように手際のいいイ・グムをみて笑い合う景宗と重臣たち。
暖かい雰囲気の中、新耕禮を終え戻ろうとするイ・グムを追いかけてきた一人の農夫は突然イ・グムに大礼を行いました。
耆老宴での話に感動したこと、そして感謝していることを話す農夫の姿を微笑みながら見ている景宗でしたが、「いつか必ず、聖君なるでしょう」と話す農夫の言葉に表情を固くします。
なんて余計なことを言っちゃうんでしょう・・・農夫最悪です。
町中が世弟を後押しする中、司憲府は悪口の対象になっていました。報復されるのではないかと心配する面々。
房主監察はユン・ヒョクとムンスにだけに事件の捜査ではなく市場の見回りを命じます。
ムンスは力をつけるまで仕方ないと割り切って房主監察に媚びを売り始めました。
呆れるユン・ヒョクに力のない今は仕方ないので一緒に同士を集めましょうと提案するムンス。
前向きなムンス。頑張って欲しいですね!
ヨジの様子がおかしいと周りが心配する中、アボンを呼び相談するヨジ。
感心するように驚いた後、笑いながら「お前、本当にわからないの?」とアボンに言われヨジはドキドキします。
イ・グムもまたヨジの手を握りしめたことを考え悩んでいました。
チョホンは「世の中にしてはいけない恋情はありません。」と言いつつイ・グムをからかいます。
ドギマギするイ・グムが可愛いですね( *´艸`)
ミルプン君の元にやって来たタルムンに驚きを隠せないチョン・ユニョン。
タルムンに会えたことに喜びご機嫌なミルプン君を前に「ここに来たのはこれ以上関わって欲しくないからです・・・特にあなたのように人間の面を被った犬とは取引しません・・・二度と人を来させないで下さい。」と言ってその場を去ろうとするタルムン。
怒ったミルプン君は剣を抜きタルムンを切り付けます。
タルムンはその剣を掴み、睨み合う2人。剣から血がしたたり落ちるのを見てチョン・ユニョンはミルプン君を必死で止めに入ります。
自分の衣を破りタルムンの手を止血するチョン・ユニョン。
うゎゎ・・・
なぜ世弟についたのかと興奮するミルプン君に泣きながら「もうお願いだからやめて下さい」と訴えるチョン・ユニョン。
「野心があった時もあった・・・ある女の為に・・・自分が与えられる以上の高い座を望む女のために・・・」と吐き捨てる様に話すタルムン。
去って行くタルムンを追いかけてきたチョン・ユニョンは「知っていたの?私がここに居ること・・・」と言って涙を流しました。
振り返ったタルムンはそのことには答えずに「よく似合っている・・・お前にはやっぱり絹の衣が」と伝え背を向けその場を去りました。
ガーン( ;∀;) チョン・ユニョンのこと、まだ好きなんですね・・・
ムンスたちは夫が死んだのに葬式を挙げない妻の事情を聞きに訪れました。
妻は夫が殺されたと主張し捕盗庁が殺人を隠蔽したと訴えます。
死体の体に捕盗庁の三本手槍の傷跡を見つけるムンスたち。
この人は銀子を見つけた巡官ですね(゚Д゚;)
吏曹正郎はウィ・ビョンジュに助けを求めます。
ムンスたちの動きは景宗とイ・グムの耳にまで入ります。
犯人の巡官をいち早く見つけ出したムンスとヨジ。
仕事が早いですね(笑)
単純な風俗事件だと思いムンスに事件を任せた房主監察に怒りをぶつけるウィ・ビョンジュ。
そこに現れたムンスを殴りつけ手を引くように言いますが既に吏曹正郎の執事を逮捕しているムンスは「この件は風俗改めから吏曹正郎が絡んだ不正および殺しの事件に切り替わりました。」と毅然とした態度で答えます。
ムンスがやりましたね~スカッとします。
ムンスが事件を解決することは、景宗や少論にとって老論が長い間独占していた座を得るチャンスでした。
イ・グムはイ・グァンジャとチョ・ヒョンミョンに策を伝えます。
ユン・ヒョクに会いに行ったイ・グムは次の吏曹正郎の座を引き受けて欲しいと言って、戸惑うユン・ヒョクに老論名門家の弟子でありながら党派にこだわりなく私利私欲のないそなたが適任だと伝えます。
「どこまで行くつもりですか?私より、主上殿下と邸下の立場が悪くなります・・・それでも最後まで貫くと仰るなら私は喜んで任務を引き受けます。」と答えるユン・ヒョク。
ミン・ジノンは吏曹正郎の座を奪われることになるかもしれないと怒り、自分の命乞いばかりする吏曹正郎を叱りつけます。
ひどい人間ばかりですね・・・
タルムンの隠れ家に集まり対策を練るイ・グムたち。ムンスの手柄を褒め老論の反発に警戒するように伝えるタルムンにミルプン君の監視を頼むイ・グム。
未だに吹っ切れていない感じのタルムンに頼んじゃダメなのに・・・
ギクシャクするヨジとイ・グム。
アボンに男がヨジを掴み、引っ張る。睨む。それは喧嘩の合図だと教えられたヨジ。
「それなのに私は邸下が自分を?とあり得ないのに勘違いしてしまって・・・」と言って「私は人間兵器だから心配はいらないです・・・宮女になって邸下を守りたい。」と伝えるヨジ。
2人の様子を見ていたムンスは複雑な気持ちになります。
ムンスもヨジを好きなんですね・・・
タルムンの前にチョン・ユニョンが現れる。
「何の真似だ」と怒るタルムンに「私に会いたかったでしょ?・・・今は幸せに暮らしている・・・私は、はじめから賤しい身分で生まれてくるべきじゃなかった」とまくしたてるチョン・ユニョン。「変わってないな・・・一つも」と言って帰るように言うタルムンに「ミルプン君にあなたを説得して連れてくると約束した・・・ミルプン君が王になるように助けて・・・私が悪い女と知りながら10年助けて守ってくれたじゃない」と泣きながら言うチョン・ユニョン。
え・・・(゚Д゚;) ないわ~( `―´)ノ
若いソンビに妓房で酒を振る舞うミルプン君は文才のある者を連れてくるようにト・ジグァンに指示を出します。
ユン・ヒョクが吏曹正郎になったことで世憲府も老論も大混乱になります。
イ・グムの前に現れたミン・ジノンは一触即発の雰囲気の中、「お許し頂けるなら一つだけ忠言させて頂きます。」と言って「少論だから何か変わると思いますか?他人と足並みをそろえて下さい。邸下・・・すぐにそれをわかることになります。」と話す。
嫌な予感しかしませんね・・・
上訴文を読み満足気なミルプン君。
王宮では上訴文を読み激高しているチョ・テグの姿が・・・
突如イ・グムの前に現れたミルプン君は「じきに王宮に邸下を吹き飛ばす逆風が吹き荒れます」と言って不気味に微笑みます。
そして、景宗もまた上訴文を読み怒りをあらわに。
それは世弟に代理聴政をと訴える内容でした。
クンテはタルムンにミルプン君の動きを報告します。
しかし、タルムンは「何もするな」と言って・・・
感想
クンテでなくても「え?」と思わず聞き返してしまうタルムンの言葉。
どんな過去があったにせよ、チョン・ユニョンの手助けをするなんて言語道断です。許せません( `―´)ノ
タルムンはこのままイ・グムを裏切ってしまうのでしょうか?
本当にモヤモヤしますね。
次々と問題が起こる中、少しずつイ・グムにも味方が増え改革が進んでいるようにも見えますが、ミルプン君の策略にまた嵐が吹き荒れ大混乱を巻き起こしそうな予感です。