優雅な友達-あらすじ-最終回(34話)-結末は!?

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クルミットです♪

前回は、色々な出来事の誤解が解け、解決に向かいました。
グンチョルはジェフンに決別の言葉を言い渡しましたが、二人は前のようには戻れないのでしょうか?そして、刺されたジェフンはどうなってしまうのか?

今回はいよいよ最終回を紹介します♪どんな結末になるのでしょうか?

【優雅な友達】ネタバレあり

優雅な友達 34話(最終回)

グンチョルの父は父親らしいことをしてあげれられなかったことを後悔しているとグンチョルに話した。グンチョルは、父親らしくなくていいからやめてくれと言った。そんなグンチョルの肩に父は手を置いた。それからトントンと優しく肩を叩いた。

男が大人になるとは老いること
死んでいくことかもしれない
人生において大事な真理ー
重ねた歳月や苦悩の数や深さから
俺たちは人生の奥深さを体得する
父さんの年になったら何を悟るだろうか
40代の知らない
誰かが作った指標ではなく
自ら人生の指標を作っていくのだ

グンチョル達の店、雄の飛上(ピサン)がオープンした。調理はグンチョル。ホールはチュンボクとチョヌが担当している。
お店には、妻達も来ていた。
ウンシル「ヘスクさんにはお世話になったわ。恩返しする機会もくれずに行ってしまって。」
ギョンジャ「だから愛より友情が偉大だ。そう言うのよ。」
ウンシルは頷いた。
ウンシル「何だか寂しいと思ったらジェフンさんがいませんね?開店日に来ないなんて何かあるのかしら?」
ギョンジャはジョンへを見つめた。

ジェフンは、ヘスクが持っていったのはただのキャリーバックよ。というモランの言葉を思い出しながら、伸びた髭を剃っていた。
そしてグンチョルが、大事なのは証拠がこの世から消えたことだ。と言っていたことを思い出していた。
グンチョルが、証拠をなくしたってことだよね。

グンチョル達は、誰も居なくなった店内で、商売は大変だな。と疲れた様子だ。チュンボクはダンスを習っているからか体が凄く軽いと言った。
チュンボク、凄く若々しくなってるよ!すごい!

そこにジェフンがやってきた。
ジェフン「お前が持っていったな。どこに隠したんだ?」
グンチョル「さあな。」
ジェフン「どういうつもりだ?何を考えている?」
グンチョル「償いたいんだろ?罪の重さは自分分で受け止めるものだ。誰にも罪の重さは決められない。数年刑務所に入っても償うことにはならない。お前のやったことを考えると殺したいほど憎いがユビンを助けてくれて死ぬほどありがたい。憎むことも感謝することもできない。俺のこの気持ちが分かるか?」
ジェフン「憎めばいい。感謝しなくていい。」
グンチョル「憎めだと?いや俺は許す。俺はお前が犯した全ての罪を許す。お前は自分自身を責めろ。お前は犯人であってもいけないし、自首してもいけない。だから一生胸に秘めて生きろ。マンシクのようにお前も苦しむべきだろう。」
ジェフン「そういうお前は忘れられるのか?ヒョヌ、チュンボク、ジョンへは?これから数十年罪悪感に苛まれるだろう。」
ジェフンは涙を流して訴えた。グンチョルは、話をやめ、ジェフンは店から出ていった。

ジェフンを黒ずくめの男が呼び止めた。そしてジェフンの腹部を刃物で2度刺した。
刺した犯人は、チュ・ガンサンと4年前1度同居していたホストで、誰かがガンサンに指示していたと警察に話したソ・ジュオンだった。
そういえば、あれから出てこなかったよね。

ジョンへは、店からの帰り黒ずくめの男を見た。そして携帯を忘れたので店に取りに戻ろうとしていた。その時に、ジェフンを見つけた。
ジェフンもジョンへを見つけたが、刺された胸の傷を隠した。
そしてユビンの話をしてジェフンは行こうとした。ジョンへは、ジェフンを呼び止め、ユビンを助けてくれてありがとう。とお礼を言った。
ジェフン「医者だからユビンじゃなくてもそうしてた。」
ジョンへ「あなたは医者よね。なのに、なぜ人を殺したの?チュ・ガンサンを殺したと自首したって?本当にあなたが殺したの?」
ジェフン「ああ、俺が殺した。」
ジョンへ「まさか。しんじられないわ。あなたが人を殺すなんて。
ジェフン「奴を殺した時は、医者ではなくチョン・ジェフンだった。もう、終わったことだ。忘れて生きろ。」
ジョンへ「私のせいであなたは人を殺した。私のせいですべてがめちゃくちゃになった。忘れられないわ。あなたと同じように私も罪悪感を抱く。あなたより苦しむ。でも、私のためにあなたが人を殺したとしてもそれでも私はあなた
を選ばない。私なんかもう忘れて分かった?」
ジェフン「ああ、そうするよ。じゃあな。」

ジョンへはジェフンの様子がおかしいのに気がついて近寄ろうとしたが、それ以上近づくなと言われてしまう。
ジェフン、刺されたのを隠してどうするのよ?

チュンボクとヒョヌは、グンチョルに証拠を隠したのか聞いた。
すると、グンチョルは何も話さずに、弾き語りを始めた。

静かに雨が降り注ぐ
思い出をものがたるように
こうして雨が降ると
あの日を思い出す
私の襟を直して
傘を差してくれた人
今日も忘れられず
雨の中を一人で行く
どこからか私を呼びながら
近づいている気がする
振り返ると誰もいない
もの悲しく降り注ぐ雨
静かに雨が降り注ぐ
こうして雨が降ると
あの日を思い出す

グンチョルは、今までのことを思い出しながら歌っているようだった・・・

ジェフンは、刺された腹を押さえながら1人マンションに帰った。そして、玄関に入った所で倒れてしまう。ソ・ジュオンはジェフンを刺した時に言った。「ガンサンの分だ。これは彼への償いだ。」と・・・
そしてジェフンはさっきグンチョルとジョンへに言われたことを思い出していた。 
「お前は犯人であってはいけないし、自首してもいけない。だから一生胸に秘めて生きろマンシクのように。お前も苦しむべきだろう。」
「でもね、私のためにあなたが人を殺したとしても私はあなたを選ばない。だから私なんかもう忘れて分かった。」
ジェフンは痛みに耐えられずうめき声をあげていた。

ジョンへは、ジェフンの様子がおかしかったので、ジェフンの部屋に向かった。そこで、廊下に血が付いていることに気がつき、驚く。それからジェフンの部屋のドアの取っ手にも大量の血が付いているのを見つける。そしてインターホンを鳴らして、ジェフンにドアを開けてと話しかけた。ジェフンは、そのまま帰れ。二度と俺のところに来るな。と言うが立ち上がれないので、ジョンへには聞こえない。

そして、そのままジェフンは意識を失った・・・
ジェフン死んじゃったの?

チュ・ガンサンの遺体を引き取った者がいた。それは、ジョンへだった。

ー三年後
グンチョル、チョヌ、チュンボクの3人はマンシクの納骨堂に来ていた。
そこに、ジェフンがやって来た。

生きてたの?ほんとに?

チュンボク「体の調子は?」
ジェフン「大丈夫だよ。あいつの熱い血が流れているからな。」
と穏やかな顔でジェフンは話している

生きてる。嬉しい。しかも、こんな穏やかな顔をしてる。泣きそう。

グンチョル「早く輸血した恩を返せ。目眩がする。」
チョヌ「驚かせやがって。あの時の事を思い出すと。O型だと言ってAB型だと。」
チュンボク「何で血液型なんかで嘘を。」
マンシクもAB型なのに嘘を言っていたと、血液型のことで盛り上がっている。

騒がしいな~。小学生か!?だけど、この感じが戻ってきて、嬉しい。

その日、グンチョルは全ての証拠品を海に捨てた・・・

俺たちはまた重荷を一生
胸に秘めたまま生きていく
その選択が間違っていたとしても
俺たちには大事なものを守る義務がある 
それが男だ
それが雄の運命だ
20代の俺たちは未熟だが堂々としていて
40代の俺たちは成熟したが危なっかしい
それでも俺たちは前に進む
俺たちが守るべき
大事なもののために
歩み続ける

優雅な友達 34話(最終回)感想

グンチョルとジョンへはやはり離婚してしまいました。それでも、ジョンへが休職し、グンチョルから料理を習ったり、ユビンと一緒に作ったり、今までよりも、もっといい新しい家族の形を築いていけると信じています。
そして、ジェフンは、刺された時にはどう見ても助からないと思いましたが、グンチョルの血を輸血したおかげで命をとりとめたようで、本当に良かったと思います。何よりも戻ってきたジェフンの穏やかな顔が嬉しかったし、昔のバカ言いあっている中年おじさんみんなの姿を最後に見れて、とても嬉しかったです。
この話では、殺人という罪を背負ってこれからも生きていくということになったけれど、年を取るということは、誰でも多かれ少なかれ、悪い経験もいい経験もそれだけ色々な経験をしてきていて、伴侶や子供もできて、責任も増えていきます。もしも、誰かから見て間違っている選択であったとしても、人は、自分自身で人生の指標を作り、生きていくのだな。そういうことを感じた作品でした。

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